数名のご利用者さまより、「損切り機能をOFFにして利用しており、ナンピンが最大ポジション数に行った後は、ヘッジをするために、同数のロットを両建てしたり、ある程度価格が進んだところで、追加のナンピンを入れたりと、裁量で対応したいのだが、資金にゆとりを持たせるために、口座残高を増やすと、他の通貨ペアのロット数が自動で上がってしまい、うまく対応ができない。証拠金にゆとりを持たせた運用にしたいため、ロット数を推奨の半分程度で運用をすることができないか」といった同種のご相談をいただきました。
確かに裁量で対応されたいという場合には、現状の資金管理機能(複利運用)では、裁量分の証拠金が不足してしまいますので、そういったニーズにお応えするために、証拠金2倍モードで運用ができるよう、基幹システムをバージョンアップいたしました。
こちらは、各EAのパラメータ等で設定を行うわけではなく、ご希望をいただいたEAに対し、当方の基幹システム側で設定を変更することで、稼働中のEAへは、通信にて自動的に反映する形となります。お申し込み方法につきましては、後述いたします。
こちらを適応すると、ワイズマルチシステムの必要証拠金は100万→200万、レイズマルチシステムは120万万→240万円となり、通常の倍となりますが、万が一損切りが発生した場合は、全体に対して約15%ですむことになり、最大ポジション数を保有した状態であっても、証拠金には非常に大きなゆとりがございますので、上述の通り、このタミングにおいては、裁量で対応されたいという場合にはとても適しているのではないかと思われます。(運用ロット数が半分になりますので期待運用利回りも半分となります。)
各通貨ペア毎に設定されている最低証拠金額については、以下のページに記載されている金額の2倍になることとなります。
ワイズマルチシステム - 各通貨ペア毎の最低証拠金額
レイズマルチシステム - 各通貨ペア毎の最低証拠金額
※損切りをOFFにされ、裁量でご対応されます際は、相場動向にご注意いただきつつ、慎重にご対応いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
ご利用者
氏名(漢字):
設定するEA名
ワイズマルチシステムのみ or レイズマルチシステムのみ or すべて
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※複数台ご利用で、1部のEAのみ変更を希望されます場合は、該当EAが稼働している「口座番号」を合わせてご連絡くださりますようお願いいたします。
※複数台ご利用で、口座指定がない場合は、すべてに適応する形で進めさせていただきます。
※稼働中のシステム(EA)への反映には、当方の作業完了から、最大で2時間程度かかりますので、リアルタイムで頻繁に変更をいただくことはできませんのであらかじめご了承ください。
EAに情報が反映されますと、該当通貨ペアにおいて、ポジションを保有している場合は、現在のロット数のまま、ナンピンから利確まで通常どおり稼働し、ポジションがスクエアになったのち、次の新規エントリー(1ポジション目)から、最低証拠金が2倍で計算されたロット数(通常の半分のロット数)でエントリーを開始する形となります。切り替えに際し、ポジションを保有中であっても動作に影響等はございませんので、ご安心をいただければ幸いでございます。
いつもご利用をくださり、誠にありがとうございます。
引き続き、どうぞ、よろしくお願いいたします。