こんにちは、FX手法研究所の堤です😊
今回の検証動画は「 RSIを機械学習で進化させたら凄かった ダイバージェンス・トレンド回帰・Failure Swing をAIが選別する手法 」です。
RSIのダイバージェンスは、皆さまもよくご存知の代表的な逆張りシグナルですね。「価格は安値を更新したのにRSIは切り上がっている」あの形です。考案者は、RSIやATR、ADXなど、現代テクニカルの礎を築かれたあのJ.W.ワイルダー氏。長く愛されてきた手法ですが、実戦で使われた方なら共感いただけるかと思いますが、「ダマしが本当に多い」のが正直なところではないでしょうか。
「ダイバージェンスが出たから入ったのに、ズルズルと逆行されて損切り…」
「結局、決まる場面と決まらない場面の見極めが難しくて手が出しづらい」
そんな経験、私も裁量で随分とやられてきました…💦
そこで今回は、RSIのダイバージェンス+RSI系のメジャーシグナル(計3種類)を全部洗い出した上で、AI(機械学習)に "勝てる場面だけ" を選んでもらうというアプローチで検証してみました。
結果から先にお伝えすると、2020年〜2026年3月の約6年強の "未来検証" 期間において、すべての年度でプラスという、想像以上に手堅い結果になりました。最大ドローダウンも10%前後におさまっており、長く付き合えそうなEAに仕上がったかなと思います😊
動画では、ダイバージェンスのおさらいから、なぜダマしが多いのか、AIをどう絡めて精度を上げたか、そしてバックテスト結果まで、25分ほどでじっくり解説しておりますので、お時間のあるときに、ぜひ最後までご覧いただけたら嬉しいです。
RSIを機械学習で進化させたら凄かった ダイバージェンス・トレンド回帰・Failure Swing をAIが選別する手法
今回検証した「RSI Machine Learning 手法」の概要
- 通貨ペア:USDJPY(ドル円)
- 時間足:1時間足
- 使用するインジケーター:RSI(21), RSI(14), ATR(14/50/200), EMA(80/200)
- シグナル種別:3種類(ダイバージェンス/トレンド回帰/フェイラースイング)
- 選別エンジン:ランダムフォレスト(10,000本の決定木)
--- エントリー条件(3種類のシグナル) ---
■ ①
ダイバージェンス(Regular/Hidden)
RSI(21)のスイング高値・安値と価格の動きを比較し、Regular(逆行)と Hidden(順行)の両方を検出します。
■ ②
トレンド回帰(RSI-SMA乖離)
RSI(21)がその20期間SMAから大きく乖離した瞬間を狙う、ミーンリバーサルのシグナルです。EMA(80) と EMA(200) の関係でトレンド方向に沿うように制御しています。
■ ③
フェイラースイング(Failure Swing)
ワイルダー氏の原典に沿った「2番底が1番底より高い/2番天井が1番天井より低い」を検出。RSIが30/70を抜けた後の反転パターンを拾います。
--- 決済条件(3種類とも共通) ---
- 損切り:エントリー価格 ± ATR(14) × 2.0
- 利確:RSI(14) が 55 まで戻ったら決済(指値TPは置かない)
- 保有上限:100バー(H1で約4日)で強制決済
※手法の詳細とAI(機械学習)の役割については、動画内で図解しながら詳しくご説明しております。
■ 今回のキモは、AIに "勝てる場面だけ" を選んでもらうこと
「AIを組み込んだEA」と聞くと、AIがイチからシグナルを生成しているようなイメージを持たれるかもしれませんが、今回のEAは少し発想が違っていて、
- まずはルールベースで、ダイバージェンス/トレンド/フェイラースイングのシグナルを全部拾う(ダマしも込み)
- そのシグナルが出た瞬間の市況(特徴量)を計算し、ランダムフォレストに渡す
- AIが「このサイン、過去の似た状況だと勝率◯%でしたよ」と確率を返す
- 確率が閾値を超えたサインだけ、実際にエントリーする
という、"AIをフィルター" として使う設計です😊
AIに渡す特徴量は、ダイバージェンスのモデルだと35項目(RSIのスロープ、ATR比、EMA距離、H4/D1のRSI、出来高の変化、時間帯、曜日など)。「同じダイバージェンスでも、こういう市況のときは勝ちやすい/負けやすい」という細かいパターンを、AIがブレずに見極めてくれます。
結果として、サインの数は減りますが、1つひとつの精度がぐっと上がるので、ルールベース単体のときより資産曲線がきれいに伸びる、というのが今回の核心です。
■ 検証結果(ウォークフォワード検証で全年度プラス)
機械学習でモデルを作るときは、"見たことのない期間で、ちゃんと勝てるのか?" という確認がとても大切になります。これをウォークフォワード検証と呼びまして、過去のある期間でAIを学習させ、その先のまだ見せていない期間でテストする、という流れを期間をずらしながら4回繰り返しました。
結果は以下のとおりで、4ウィンドウすべてでプラスとなり、未来検証期間(2020年〜2026年3月の約6年3ヶ月)についてどの年度を切り取ってもプラスという、想像以上に手堅い数字になりました。
| ウィンドウ |
学習期間 |
未来検証期間 |
PF(金額) |
最大DD |
マイナス年 |
| W1 |
2016〜2019 |
2020〜2021 |
1.78 |
12.4% |
0 |
| W2 |
2018〜2021 |
2022〜2023 |
1.54 |
10.4% |
0 |
| W3 |
2020〜2023 |
2024〜2025 |
1.80 |
6.2% |
0 |
| W4 |
2022〜2025 |
2026 Q1 |
2.18 |
5.2% |
0 |
※ロットサイジングは口座残高に対して1トレードあたり2%リスクの複利運用、TDS(Tick Data Suite) のリアルティック+リアルスプレッドで計測しています。
ダイバージェンスというと「決まれば気持ちいいけど、当たり外れの大きい手法」という印象を持たれる方が多いと思いますが、AIで場面を選別するだけで、ここまで安定した資産曲線が描けるのか、と私自身も驚きの結果でした😊
各ウィンドウの資産曲線、年別のPnL、トレード分布、AIの確信度ごとの勝率推移など、より詳細な検証データは動画内でじっくりご紹介しておりますので、ぜひ動画の方もご覧いただければ幸いです。
■ 4世代のAIモデルを同梱・少なくとも2028年頃までは、ゆとりを持って有効にご利用いただけます
機械学習を使ったEAでよく聞かれるのが、「AIって時間が経つと使えなくなるんじゃない?」というご質問です。市況は少しずつ変わっていきますので、何年も前のデータだけで学習させたAIをずっと使い続けるのは、確かに無理があります。
そこで本EAでは、学習期間をずらしたW1〜W4の4世代のAIモデルをすべて同梱しており、パラメータの「使用するMLモデル」プルダウンを切り替えるだけで、お好きな世代に切り替えていただける設計にしてあります。最新世代の W4 は2022〜2025年の直近4年間のデータで学習しており、少なくとも2028年頃までは現行モデルのまま有効にご利用いただけると見込んでおります。
その先について、もしご好評をいただけているようであれば、2年後(2028年頃)を目処に、その時点での直近4年分のデータで再学習した新モデルを搭載した、新しいEAをリリースしていきたいと考えております。今回のEAで2年間しっかりと元を取っていただいた上で、新しいEAも改めて検討いただけるようであれば、これに勝る喜びはありません😊
※AIモデル単体の追加販売や、購入後のモデル無償アップデートは、金融商品取引法上の「投資助言業」に該当するため行うことが法律上許されておりません。新モデルは、改めて新しいEAとしてリリースさせていただく形になりますこと、予めご了承ください。
■ 検証で使用したEAについて
今回の検証用に制作したEAについて、もし、ご興味のある方がいらっしゃりましたら、比較的安価にてお譲りをしております。AIモデルの学習には、ヒストリカルデータの整備、特徴量エンジニアリング、4世代分のウォークフォワード学習と、開発にもそれなりにコストをかけておりますので、応援の意味も込めてお求めいただけるようであれば、とても嬉しいです😌
もちろん、そのまま実弾運用でお使いいただける形に仕上げてあります。リアル運用で使いやすいよう、口座残高に対するリスク管理機能、6つのモデルそれぞれの確率閾値の調整、ATRボラフィルターのpips調整など、すべての判断ロジックをパラメータで触れるようにしてありますので、最適化を回してご自身の運用スタイルに合わせていただくことも可能です。
ご自身のお好みのパラメータでバックテストを取って、勝てるラインを探してみる、という使い方も面白いかもしれませんね😊
▼ EAの詳細はこちらからどうぞ ▼
RSI Machine Learning 手法
パラメータの設定で何ができるか、購入後のサポート内容(ファイル提供方法、AIモデルの設置場所、バックテスト手順、注意事項)など、詳細はすべて販売ページで公開しております。お求めの前にぜひご確認ください😊
■ 最後に
RSIのダイバージェンスは古くからある王道の手法ですが、AIをひと噛ませするだけで、ここまで安定した資産曲線が引けるんだ、というのは、私自身も検証していて何度も「お〜!」と声が出てしまった部分でした😊 機械学習を使ったEAは敷居が高そうに見えますが、実際の運用は、これまでのEAと変わらずチャートにポンっと貼り付けるだけです。AIモデルもバイナリで同梱しておりますので、購入後すぐにバックテスト・実運用を開始いただけます。
これからも様々なFX手法、さらには、AI(機械学習)を活用した手法も積極的に検証していく予定ですので、もし、検証してほしい神手法や、聖杯と呼ばれている手法、AIで化ける可能性がありそうな手法などがございましたら、メッセージにて、お気軽にリクエストをいただければ嬉しいです^^
最後までお読みくださり、ありがとうございました。それでは、また次回の検証動画でお会いしましょう😊
▼ EAの詳細はこちらからどうぞ ▼
RSI Machine Learning 手法