ワインバー エレヴァージュ、メルマガ・ベスト・セレクション。
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ワインバー エレヴァージュ、メルマガ・ベスト・セレクション。

吉田 岳史
小説  ワイン  文化  音楽  スポーツ 
324円(税込)/月額 購読する

  • 販売方式月額
  • 配信方式通常配信
  • 配信月刊4回
  • 創刊日2010/07/14
  • ジャンルグルメ・クッキング
  • 商品ID000557
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オプション
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台風が去った後の西麻布は、
ゆるやかな風と、湿気を含んだ空気が、
とても静かに流れています・・・。

そんな水曜日の夕方に、皆様いかがお過ごしでしょうか。
(武井咲の、ショートカットも気になる今日この頃)


ところで、
先週の木曜日、開店時間を遅らせ、
佐賀の日本酒を楽しむ会」に行ってきました!。
(比嘉愛未ちゃんのサイン会へは、行く寸前でガマン)


佐賀の日本酒と言えば、
「どうして、茶色い味わいがするのだろう?」と、
ずっと疑問に思っていました。


この「茶色」というのは、
実際に色が濃いわけではなく、
味わいの「イメージ」のことで、どこかに、
ザラメのような甘さや、なめらかなコクのような、
そんな色のついた味の印象を持っていたのです。


そして、実際に佐賀のおつまみを味見し、
蔵元さん(鍋島)のお話を聞いて、
「あぁ、やはりそうか」と、納得しました。


佐賀の料理は、基本的に甘く、
濃い要素を持っているようです。
(そして、ピリ辛のニュアンスも)


ですから、
冷やしてお酒を飲むというよりは、夏でも、
お燗にして飲む機会が圧倒的に多い・・・。


だから必然的に、
「茶色い要素を持った」日本酒になる。


な、なるほど・・・。


これを機会に、
また一からやり直したいと思います。
(早速、「梅ちゃん先生」を第一話から)

以上、前置きが長くてすいません・・・。


では、今週の目玉のワインのお知らせです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6月18日(月)から、
◎コルトン シャルルマーニュ 2009
 (トロ・ボー家)       70ミリ¥3200

 仏・ブルゴーニュ地方です。コルトンが本拠のトロ・
ボー家のラインナップの中でも最も入手困難なのが
この「コルトン・シャルルマーニュ」です(毎年900本
しか生産されないらしい)。そして、いつも彼のこのワ
インを飲んで感じるのは、「色彩が豊かで、派手」だ
な・・・と。白ワインを飲んで、こんなに虹色のような、
いろんな色を感じるのは、めったに経験できることが
ありません。仮に経験できるとすれば、クリュッグの
クロ デュ メニル1979年、1981年などに似たよう
なニュアンスがあるのです。これは、やはり、毎年必
ず飲まなければならないものの一つで、2009年ら
しい、もっちりした、大きい果実味という最大のアドバ
ンテージが、いかんなく発揮されています。

20日(水)から、
◎クリュッグ ヴィンテージ 1998  70ミリ¥3000

 1998年ものは、味わいが「開いて」います。個人
的には1986年に似ているのではと思っています。
タンニンがほんのりありながら、その奥の果実味が、
蜜のように甘く、ふくよかで、柔らかい触感・・・。今
飲んで、十二分に美味しくて、個人的には1996年
ものよりも、今飲むなら1998年物を勧めます。

 よく「この年は当たり年?」とか、ヴィンテージチャート
をあてにする人がいますが、本音を言えば、ヴィンテー
ジチャートは全くあてになりません。それよりも、それぞれ
のヴィンテージが織りなすワインの「形」を把握している
方がどれだけ重要かと。そして、その形によって、飲み
頃が違ってきますし、しかも、ヴィンテージの良し悪しで
はなく、そのヴィンテージの「形」が好きかどうかによって、
どんなワインを選んだらいいかが決まってくるからです。
ですから、ヴィンテージチャートが高得点だからと言っ
て、その年のワインが、それぞれの人の味覚に合致
する保証は全くありません。

 このヴィンテージ・チャートの話に関しては、近いうち
に改めて書きたいと思います。結論を言えば、どの年
がいいか悪いかなんて、意味がありません。その年の
「形」が、飲む人の味覚に合うかどうか、または、何年
後に合う可能性があるか、色合いの違いを把握する
方がでどれだけ重要か。書き出したら止まらないので、
いずれきちんと述べます。


22日(金)から、
◎クリュッグ ヴィンテージ 1989   40ミリ¥4200

 何か月か前にこの1989年ものを開けて、目玉と
して出したのですが、予想以上に味わいが「開いて」
いました。ですから、今回は金曜日の朝4時に抜栓
し(15時間前抜栓)、味わいがどれだけ広がるか、
実際に試したいと思います。前回よりも、少し遅め
に抜栓し、様子を見ます。

 1989年は本当に偉大な年なので、クリュッグの豊
かなコクがどんどん深まっているのを体感できます!
(偉大な年というのは、ヴィンテージの良し悪しだけでなく、
クリュッグにとってのポテンシャルを発揮させる素地を持っ
た年という意味です)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その日何が開いているかは、

ブログまたは、ツイッターでご確認下さい~。
http://twitter.com/#!/ElevageAzabu
http://plaza.rakuten.co.jp/elevage1/



では、今日の目玉の見どころを・・・。

「クリュッグ ヴィンテージ 1998年」

『いくつかのブランドの名前がある、ロールス・ロイス、
ゲラン、カルティエ、それらは、最高品質と同義語
だ。ファッションは、流行り、そして廃れていく、しかし
ある特定のブランドは、消えずに続いていく。この種
の認識を得るためには、単なる献身さや、熟練さ
以上のものが必要になり、巨額な広告費をかける
以上の何か特別なものなのだ。優越さという哲学
が必要で、歴史上を駆け上がり、そして岩のよう
にがっしりとして、揺るぎのないものなのだ。誰かに
聞いてみるがいい、”誰が最も優れたシャンパンを
作っているのか?”。誰もが、クリュッグ家を、リスト
に載せるだろう。』

CLIVE COATES
『THE GREAT WINE OF FRANCE』P.78
P/B MITCHELL BEAZELEY


シャンパンの中でも、
「最高峰の一つ」と言われるクリュッグは、
理解するのが難しいワインだと思います。


というのは、
ズドーン!という、立体的な構造が、
ガッシリしすぎて、特に熟成の若い段階では、
とても飲みづらいからです。


タンニンは渋く、酸味がキューンと鋭く、
「尖って」いて、まるで長方形のような堅さ。
(英語でよく、Foursquareと書かれます)


こんなに強くて、
いびつな構造のシャンパンが、
なぜ「最も偉大」と言われるのか。


これには、
もう少し説明が必要です。


日本人の味覚の中で、
「上質なもの」とは、柔らかく、丸みがあって、
「角のなく丸い、自然な味わい」が
最高の味わいとされる場合が多いのです。


その結果、
「熟成した、まろやかな味わい」、
つまり、「調和が取れていること」が、
最も大切とされています。


その一方で、
「尖っている」、「酸っぱい」、
「刺激が強い」などという言葉は、
日本人の概念では、マイナスでしかありません。


でもそれは違います。


フランス人の概念では、
「刺激のないワイン」は、
生命力がない、覇気のない味わいとみなされ、
ほとんど評価の対象にはなりません。


さてここで、
どうしても細かい説明が必要です。


これは、エレヴァージュのメルマガで、
何度も何度も引用していますが、
本当に大切なことなので、
敢えて引用させていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2008年8月6日号より)

(中略)

まず第一に、
フランス人と、日本人の嗜好の差。


フランス人の嗜好について、
非常にわかりやすく、
言い当てていると思われる表現がここにあります。


指揮者のダニエル・バレンボイムさんが、
フランス人の奏でる音色について、語った言葉です。


「いろいろな意味で、ドイツ音楽はフランス音楽の
対極にある。ドイツ音楽において、ダイナミックスと
いう観点から大きな問題となるのは、ドイツ音楽の
スコアにしばしば見られる増強、つまり、ドイツ語の
「シュタイゲルング Steigerung(増強)」の遅さ、
すなわち「アルメーリヒ・シュタイゲルン allmahich
steigern(漸次、増強していく)」という概念である。
これを翻訳するのは難しい。おおよそ、「増強」とか、
「徐々に強まっていく」というような意味になる。このド
イツ音楽特有の困難は、ほとんど構造上の困難と
言うことができるだろう。ドビュッシーやラベルのような
フランス音楽には、まさにこれとは逆の困難があるーー
ーフランス音楽において非常に難しいのは、ダイナミッ
クスの進展の速さである。まるで、突然、一瞬のうち
にきらめく閃光のようである。わずか一つの音のうちに
クレッシェンドやディミヌエンドがあり、そのダイナミックス
をできるだけ素早く演奏しなければならない。フランス
語では、これを非常にうまくいい表す言葉が使われて
いる。

etincelle, つまり火花、あるいは、きらめきという意味
である。このようなことは、言語に基づく基本的な特徴
であり、奏者の国籍の違いに応じてその演奏の中に聞
きとれる。フランスの奏者は、堅固なリズム、堅固なサウ
ンドに対しては、本質的な困難を抱えているが、非常
に想像力豊かな音色や敏捷な軽やかさという点では実
にすばらしい能力を持っている。ドイツの奏者の方が、一
般にリズム感の点ですぐれているが、おそらくサウンドの
イマジネーションという点では、フランスの奏者には及ば
ないと思われる。」

ダニエル・バレンボイム『ダニエル バレンボイム自伝』P.328
蓑田 洋子訳、 音楽之友社 2003


(以下、省略します・・・)

(そして、その後、膨大な試飲ノートを)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◎クリュッグ 1973年

~忘れられないクリュッグでした。

1973年というヴィンテージは、素晴らしい年で、
カカオや、モカのようなニュアンスがあって、甘さが
はっきり感じられます。1971年のように、酸味が
鮮やかというわけではありません。しかし、茶色い
カラメルのようなニュアンスを帯びて、奥底からジワ
ジワと、複雑な甘さが湧いてくるという印象を持って
います。

さて、クリュッグの1973年は、開けたてはちょっと物
足りないというか、「あれっ、そんなに香りも味わいも、
迫力がないな」と思ったのですが、2日目、3日目
と時間が経つにしたがって、甘みの重層感が増して
きて、素晴らしい状態になったのです。

そして、開けて1週間で飲みきったのですが、瓶の中
から薫る甘い匂い、ブーケのかぐわしさは、もう忘れる
ことができません。


◎クリュッグ 1979年
 
~葡萄がとても熟したヴィンテージで、しっかり糖度が
あるために、ジワっと、カカオのような茶色いニュアンス
があります。ただし、過熟ではなく、果実味のコア(内
部)に酸味がしっかり備わっていて、本当にポテンシャ
ルの高い味わいとなっています。

クリュッグの場合も、例外ではありません。ふくよかで、
柔らかくてでも、小粒(に感じられる)の葡萄が、口
の中でジュワっと弾けて、モザイクのように、甘さと酸味
とタンニンが、立体的に広がるのです。この様式美は、
まさにクリュッグそのもので、本当に感動しました。

1979年は、クリュッグ・コレクションも、クリュッグ クロ 
デュ メニルも味見していますが、凝縮した葡萄が本
当に素晴らしくて、感動的な味わい。


◎クリュッグ 1982年

「果汁溢れる葡萄」を感じるのが、1982年ヴィンテ
ージの特徴で、キーン!とミネラルの堅さが特徴の
「サロン」でさえ、とても柔らかくて、蜜のような甘さが
溶けて、素直に出ています。

さて、クリュッグの1982年、「ガシッと」したクリュッグ
の個性はもちろんあるのですが、それ以上に、カカオ
のような柔らかさ、蜜のような甘さがギュっと内部から
感じられ、立体感がありながら、ガウディの建築のよ
うに「溶けた」甘さ、その有り様が素晴らしいのです。

1998年のように、少し平面的な要素がありますが、
だからこそ、クリュッグが本来持っている、立体的な構
造が、平凡さから脱却して、複雑な様式美を成して
います。


◎1985年、1988年、1989年、1990年、
1995年、1996年、1998年は割愛します。

(注・実際のメルマガでは載せています)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで、話はかな~り変わりますが、
武井咲ちゃんのドラマ「Wの悲劇」が、
終わってしまいました~あぁ・・・。


これから、
何を楽しみに生きていけばいいのでしょうか・・・。


あの福田沙紀ちゃんの苛める姿も、
「売り」をする、陰りのある武井咲ちゃんの「あの」表情も、
み、見ることができなくなってしまいます・・・あぁ。


と思っていたら、
助手の一人が「リーガル・ハイ」いいですよ。
と、教えてくれました・・・。


すかさず(3秒で)ネットで調べたら、
な、なんと、新垣結衣が、ショ、ショートカット!・・・。


こ、これは、見るしかありません・・・。
(挑まれたケンカは、買うのが男)


すかさず仕事中に、
コッソリ、チラ見したいと思います・・・。
(そして、自宅の愛猫にすかさず言葉責め)


以上、
オチが脈絡なくて、すいません・・・。
(来週は、期待に応えてタップリと)


では、よい水曜日をお過ごし下さい。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


ワインバー エレヴァージュ 吉田 岳史
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西麻布のワインバー エレヴァージュ、
おそらく、日本一お酒の種類が多いお店
のひとつではないでしょうか(約900種)。

そこで、
毎週流しているメールマガジンの、
バックナンバーを、選りすぐったものです。

「高級ワインの魅力はどこにあるの?」、
そういう疑問が、これを読むことによって、
少しずつ、わかっていくのではないかと
思います。

どういうワインが状態が良くて、悪いものは何か。
「どうすれば本来の味わいを引き出せて、美味しく
飲めるようになるか」、
ワインの温度管理や詳しい飲み方も記しています。

また、
文化的に理解を深めることによって、
そのワインの本質が徐々に見えてくる・・・。

開店以来6年間にもわたって、文化的背景から、
その時々の話題になった本を、さまざまな角度
から述べていきます。

クラシック音楽、文化、映画、スポーツの話など、
毎週多肢にわたって、自由に語っています。

そして、寄り道をしながら、いつの間にかワインを
理解していくはず・・・。

毎回のメルマガの最後に、膨大な試飲ノートを
載せています。誰の、何年の、どの畑のと。詳細
に書いていますので、きっと参考になるのではない
でしょうか。

特に、ワインの味は覚えるというよりも、生産者の
スタイル、ヴィンテージの特徴、畑の個性。これら
の3つの要素が、3次元で成り立っているのです。
ですから、ワインを理解するための「コツ」が、ここ
にあると、私は信じています。

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