夏目耕四郎メルマガ 『ゴールド』#639
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【競馬のレジまぐ】
本日開催中のレース予想一覧
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【東京11R】フローラS G2(牝・芝2000m)
仮柵:Aコース1週目(野芝約6ー8cm、洋芝約12ー16cm)
印 馬名 騎 厩 速力順位
△01 バレエダンサー B C 16
▲02 ゲッカコウ C F 10
◎03 ビッシュ A B 3
△04 アグレアーブル A B 12
05 ショコラーチ C C 11
06 アウェイク C B 17
△07 ファイアクリスタル A B 8
08 シャララ D C 13
△09 フロンテアクイーン A B 6
10 ブルーオリエント C A 15
△11 パールコード S S 4
12 トウカイシェーン C E 18
13 エマノン C C 14
◯14 クィーンズベスト B S 1
15 シークザフューチャ C S 9
△16 クロコスミア C B 5
17 エルビッシュ A S 2
18 チェッキーノ S A 7
※上記簡易馬柱の見方、残り詳細データ・各馬のラップパターングラフ入り馬柱完全版は「夏目スコープ & 数式サラブレッド《本日号》」( http://www.e-shinbun.net/natsumescope/?idgt=6 )にてご覧ください
また、全国のコンビニ(ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス)のマルチコピー機から出力できる「e-プリントサービス」でも取り扱い中ですので、お近くのコンビニでもご利用いただけます。詳細はe-プリントサービスHP( http://www.e-shinbun.net/cp/saleslistdetail?gamble_code=62 )で
[フローラS レースLAP傾向]東京芝2000m
平均勝ちタイム 2.01.46
レース1F平均 12.15(追走区間1F平均 12.22)
前半36.63ー中盤49.79ー上がり35.04(前後半差:1.48秒後傾)
←遅――――――――区間ラップ――――――――速→
―――〓〓〓〓〓〓〓 12.86 ―――――――――― 2000m
↓
―――――――――― 11.81 〓〓〓〓―――――― 1800m
↓
―――――――――― 11.97 〓〓―――――――― 1600m
↓
―――――――――― 12.19 ―――――――――― 1400m
↓
――――――〓〓〓〓 12.64 ―――――――――― 1200m
↓
――――――〓〓〓〓 12.56 ―――――――――― 1000m
↓
――――――――〓〓 12.39 ―――――――――― 800m
↓
―――――――――― 11.58 〓〓〓〓〓〓―――― 600m
↓
―――――――――― 11.40 〓〓〓〓〓〓〓〓―― 400m
↓
―――――――――― 12.07 〓――――――――― 200m
※「〓〓」が1F平均との差を表します
「〓〓」が左に多いほどその区間ラップは遅い(右に多いほど速い)
3着内脚質:逃4ー先9ー差13ー追1《中だるみスローペース:急加速差し比べ》
1着:逃0ー先4ー差4ー追1
2着:逃2ー先3ー差4ー追0
3着:逃2ー先2ー差5ー追0
オークストライアルのこのレース。
施行時期が桜花賞から中1週と繰り上げられてからは、桜花賞組の出走はほぼ無く、桜花賞に間に合わなかった馬たちの文字通りトライアル戦として機能しています。
レースラップは毎年のように中盤の緩んだ上がり勝負。
しかし、この時期の3歳牝馬にとっては、芝丈がやや長く深い芝の2000mはタフな条件で、桜花賞戦線のマイル以下のレースでスピードを生かして戦ってきた馬はかなり不利です。
レースの走破時計が2分を切ることがほぼないように、スタミナの裏付けがレースラップや血統背景から欲しいところ。
また、牡馬混合戦を戦ってきている馬は、追走ラップがより厳しいレースの経験があるということで、大きくアドバンテージとなります。
近年でも、ディアマイダーリン、サングレアル、アイスフォーリス、マイネソルシエール、サンテミリオン、ワイドサファイア、レッドアゲートと前3走以内に牡馬混合戦を走っていた馬が毎年連対しています。
◎ビッシュ
単勝5倍前後とはいえ、前売り1番人気はさすがに過剰人気ですが。
2戦2勝の内容が良すぎて、さすがに「この馬は強い」という部分が多くのファンにバレちゃってるということでしょう。
このレースは前走1600mという臨戦過程の馬がとにかく不利で、近年では連対はゼロ。
逆に前走1800m組が、複勝率、回収率ともに高く、最初から中距離路線でオークスを目指して使われてきている馬にアドバンテージがあるというレースです。
そして上がり3ハロン(年によっては2ハロン勝負)の急加速力も2戦続けてマークしていて、適性面でも不安はありません。
鞍上の横山典騎手が、2週前の落馬後からちょっとおかしい(休まずに騎乗していますが、3着以内に入ったのはほとんど追わずに勝った1鞍だけ)のが気にはなっているのですが。
僕の思い過ごしならばいいのですが、どうも肩か背中が痛いんじゃないか?というのが、騎乗しているレースからみてとれるので、ひょっとして右半身に何かトラブルがあるのだとしたら、東京で騎乗する今日は心配ですね。
東京だと右ムチを必ず使うので。(先週も昨日も右回りコースで左ムチがメイン)
◯クィーンズベスト
前走はチューリップ賞で1600m組ですが、そもそもデビューから2000m、1800mばかりを使われていように、前走だけ無理矢理桜花賞に出たいという使われ方をしたというだけです。
そもそも連闘でトライアルを使ってハイレベル決着のなか4着に来たわけですから、この世代のセカンドクラスくらいのレベルの馬であることは明らかです。
サトノダイヤモンド、ナムラシングン、マイネルハニーと勝負になっていたほどの馬で、牡馬対戦歴からも高評価。
まずよほどのことがない限りは、優先出走権は取れると見ています。
▲ゲッカコウ
このレースへ向けて毎年注目となるステップ戦が、フラワーC(中山芝1800m)。
このレースを勝てばギリギリ桜花賞へ向かえるというレースですが、このフローラSではフラワーCを惜しくも負けてきた馬の負け方(ラップ内容)に注目。
中山芝1800mという舞台は、上がりの持続力、ロングスパート上がりを問われる舞台でもあり、後半1000mを60.7秒以内、800mを48.1秒以内のレースの上位入線馬はすべて次走でフローラSを連対しています。
[該当例]
08年
フラワーC 2着 レッドアゲート →フローラS1着
後半5F:59.8 後半4F:48.1
10年
フラワーC 3着 サンテミリオン →フローラS1着
後半5F:60.7 後半4F:47.8
13年
フラワーC 2着 エバーブロッサム →フローラS2着
後半5F:60.5 後半4F:48.0
15年
フラワーC 3着 ディアマイダーリン →フローラS2着
後半5F:60.0 後半4F:47.7
今年は、後半5F:60.0 後半4F:47.8と昨年とほぼ同じだったので、フラワーCから唯一の出走のこの馬も当然圏内。
対牡馬戦の若竹賞を含む2、3走前にクィーンズベストと接戦の勝負を演じているので、この2頭がまとめて好走してくる確率は高いんじゃないでしょうか。
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[推奨買い目と参考資金配分]
【馬連】《2点》
◎3 ー ◯14(22%)
◎3 ー ▲2(15%)
【ワイド】《1点》
◎3 ー △1(5%)
【3連複】
フォーメーション《29点》
◎3,◯14 ー ◯14,▲2,△1 ー ▲2,△1,4,7,9,11,16(58%)
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【京都11R】マイラーズC G2(芝1600m外)
仮柵:Cコース1週目(野芝約6ー8cm、洋芝約14ー18cm)
印 馬名 騎 厩 速力順位
01 ダノンシャーク S S 1
02 クルーガー A B 9
03 テイエムイナズマ C C 10
04 クラレント B C 6
05 ケイティープライド C C 15
▲06 エキストラエンド B S 5
◯07 フィエロ D S 2
08 アルマワイオリ C B 8
09 ネオスターダム B A 13
10 マーティンボロ A S 7
11 レッドアリオン C C 11
12 アルバートドック C B 12
13 ケントオー B F 14
14 ダノンリバティ B S 4
◎15 サンライズメジャー B B 3
※上記簡易馬柱の見方、残り詳細データ・各馬のラップパターングラフ入り馬柱完全版は「夏目スコープ & 数式サラブレッド《本日号》」( http://www.e-shinbun.net/natsumescope/?idgt=6 )にてご覧ください
また、全国のコンビニ(ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス)のマルチコピー機から出力できる「e-プリントサービス」でも取り扱い中ですので、お近くのコンビニでもご利用いただけます。詳細はe-プリントサービスHP( http://www.e-shinbun.net/cp/saleslistdetail?gamble_code=62 )で
[マイラーズC レースLAP傾向]京都芝1600m外
平均勝ちタイム 1.32.45
レース1F平均 11.56(追走区間1F平均 11.43)
前半34.65ー中盤23.35ー上がり34.45(前後半差:0.70秒後傾)
←遅――――――――区間ラップ――――――――速→
―――〓〓〓〓〓〓〓 12.30 ―――――――――― 1600m
↓
―――――――――― 10.90 〓〓〓〓〓〓〓――― 1400m
↓
―――――――――― 11.45 〓――――――――― 1200m
↓
―――――――〓〓〓 11.93 ―――――――――― 1000m
↓
―――――――――― 11.43 〓〓―――――――― 800m
↓
―――――――――― 11.45 〓――――――――― 600m
↓
―――――――――― 11.25 〓〓〓――――――― 400m
↓
――――――――〓〓 11.75 ―――――――――― 200m
※「〓〓」が1F平均との差を表します
「〓〓」が左に多いほどその区間ラップは遅い(右に多いほど速い)
3着内脚質:逃2ー先3ー差7ー追0《持続ややスロー:高速上がり勝負》
1着:逃1ー先2ー差1ー追0
2着:逃1ー先0ー差3ー追0
3着:逃1ー先0ー差3ー追0
このレースは毎年超高速上がりになるレースで、いかにも速い上がりを使える馬を狙えばいいように考えがちですが。
実は、上がり1、2位をマークした馬が1頭も連対したことがないという、「上がり上位馬を買ってはいけないレース」です。
買えるのは「上がり3ー9位」で「自身の上がりが33秒台をマークできるタイプ」。
そして位置取りも重要で、京都コース施行になった過去4回のうち、3コーナーで4番手以内にいた馬が3勝を挙げているように、先行して上がり33秒で上がれるという「高速決着に強い1400mも走れるマイラー」を狙うレースです。
◎サンライズメジャー
ほとんど予想で言ってることが昨年と同じなのですが。
その昨年のレースで「穴ならこの馬」と評価して的中させたのがこの馬でした。
出走メンバーが昨年より弱化していることや、またまた逃げ先行勢が手薄ということを考えると、この馬の前残りの可能性がかなり高いとみています。
高速馬場の適性や、上がりのスイートスポットがこのレースにドンピシャというのは、昨年も高評価した通り。
そして今回は鞍上も魅力。
四位騎手はまず自分から逃げることが絶対にないと言っていいほど前に行かない騎手ですが、逆に言うと四位騎手が逃げや先行になるレースというのは、他に行く馬がいなさすぎるということなのでほぼ確実に超スロー。
今回は昨年のこのレース以来の騎乗ですが、他の騎手が乗っても先行するスタイルが定着している現状を考えると、昨年以上に楽にレースを運ぶと考えて良いのでは?
外枠なのでオッズがオイシイことになっているように思うのですが、本来2番人気でもおかしくないほどの馬ですからね、ここは勝負でしょう。
◯フィエロ
未だに重賞未勝利なのが不思議なくらいの馬ですが。
ツメが甘いというより勝ち運がなさすぎる、悲運の馬ですねぇ…今回も。
京都が得意で高速馬場も得意、とさすがに今回は勝てそうだったのですが、予定されていたミルコ騎手が騎乗停止で、しかも今週は東京や香港に有力騎手が遠征してしまっているので代役が見つからず、鮫島良騎手に。
普段から追い切りに乗っているということで代役が回ってきたわけですが、水曜まで鞍上が決まらなかったように、本当は他の騎手で行きたかったというのが本音でしょう。
日曜にミルコの騎乗停止が決まったあと、3日間騎手が決まっていなかったわけですから。(他の騎手を探していなかったのなら、すぐに今回は鮫島良で行く、と発表されたはず)
一応、重賞勝ちの経験はありますし、通算でも250勝以上している騎手ではありますが、近年は年間10勝レベルですからね。
ちなみに今年は現時点で2勝です。
これだけ勝ち運に見放された馬を勝たせることが出来るのか、違う意味でかなり楽しみに注目しています。
▲エキストラエンド
一昨年の3着馬で、昨年の4着馬。
今気づきましたが、昨年のこのレースで◎◯▲という印だった馬を、今年は◯◎▲とほとんど同じ予想印ですね、これ。
言うまでもなく京都巧者で、高速馬場のイン突きが得意パターン。
…のわりに今年は人気がないのですが、鞍上が松田大作騎手だからですかね。
巧いんですけどね、松田騎手。
重賞とかしか見ない一般のファンのかたには、知名度が低いということなんでしょうか。
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[推奨買い目と参考資金配分]
【単勝】《1点》
◎15(15%)
【複勝】《1点》
◎15(40%)
【ワイド】《2点》
◎15 ー ◯7(30%)
◎15 ー ▲6(15%)
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【京都9R】あずさ賞(芝2400m外)
仮柵:Cコース1週目(野芝約6ー8cm、洋芝約14ー18cm)
印 馬名 騎 厩 速力順位
01 ウインシンフォニア A B 3
◎02 ジュンヴァルカン S S 1
▲03 マテンロウゴースト B S 5
◯04 シンゼンドリーム C D 2
05 ファスナハト B B 7
06 スノーマン C C 4
△07 ディスピュート B B 6
△08 マルカベッカム B C 8
※上記簡易馬柱の見方、残り詳細データ・各馬のラップパターングラフ入り馬柱完全版は「夏目スコープ & 数式サラブレッド《本日号》」( http://www.e-shinbun.net/natsumescope/?idgt=6 )にてご覧ください
また、全国のコンビニ(ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス)のマルチコピー機から出力できる「e-プリントサービス」でも取り扱い中ですので、お近くのコンビニでもご利用いただけます。詳細はe-プリントサービスHP( http://www.e-shinbun.net/cp/saleslistdetail?gamble_code=62 )で
今週開幕した京都は、エアレーション作業が昨年より効いているのか、極端な超高速馬場でもなく外からの差しも効く馬場状態。
とは言っても通常の馬場よりは当然速いので、少頭数でスロー濃厚なこのレースは、上がりの決め手比べと楽逃げの前残りに注意でしょう。
◎ジュンヴァルカン
これまでに戦ってきた相手がオープン、重賞級のメンバーであるうえに、距離を伸ばしつつの上がり勝負でキッチリと崩れずに走れていることから、さすがにこの相手では負けられないというところ。
前走叩き合いのマッチレースとなったヴァンキッシュランは、次週の青葉賞でも上位人気必至の実力馬。
3着以下には0.6秒差をつけての2着は、勝負付けが終わったといっていい内容でした。
◯シンゼンドリーム
前走は、そのジュンヴァルカンが2着したアザレア賞で5着。
勝負付けがあったという内容だっただけに逆転は考えづらいものの、スローからの決め手勝負なら上位評価。
前付け出来る脚質というのも強みでしょう。
▲マテンロウゴースト
走りはパワータイプだけに、開幕週の京都では危ないか…と考えていたのですが、土曜日の馬場を見て昨年ほどの超高速馬場ではなかったので、走れる範疇と見て実力通りの評価を。
ただ、これまでに長く速いラップで後半を走るというレースをしていないだけに、上位人気3頭のなかでは最も不安点のある馬ではあります。
以下、前残りと距離延長適性で△マルカベッカム。
前走がシンゼンドリームと大差なく、位置取り次第で逆転が見込める△ディスピュートの一発に警戒。
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[推奨買い目と参考資金配分]
【3連単】
1着1頭軸流し《12点》
◎2(軸)→ ◯4,▲3,△7,8(72%)
1着1頭軸流し《2点》
◎2(軸)→ ◯4,▲3(28%)
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