安田記念 2017 重賞レース特集

安田記念の2017年度版重賞(G1)特集ページです。
過去のレース情報から最新のニュース、開始前には出走情報から馬番、オッズまでを特集形式でお楽しみください。

2017年 安田記念 NEWS!
  • 新着
    安田記念 2017 特集ページがオープンしました。

各国のマイラーが集結する安田記念を徹底解剖

安田記念の歴史やコースの特徴について

マイル戦の権威向上でさらに重要度を増す安田記念

近年は競馬のスピード化が急速に進んでいる。例えば、欧州でも3000mのセントレジャーを目標にする一流馬が少なくなって久しいし、アメリカでも2400mのベルモントステークスは頭数が揃わない傾向にある。

日本でも近年は3200mの天皇賞(春)を回避する一流馬が後を絶たず、海外レースに活路を見出す馬も増えてきた。今年より2000mの大阪杯がG1昇格となったのはそんな流れを汲んでのものとされる。

そして注目を集めているのが1600m(1マイル)という距離である。かつて日本では中長距離路線が「王道」とされてきた。しかし、次第にマイルを得意とする馬にもスポットライトが当たり始めた。1998年、国内外でマイルG1を3勝したタイキシャトルが年度代表馬に選出されたことはエポックメイキングな事象と言えるだろう。昨年の年度代表馬、モーリスも1600mから2000mを得意とした馬だ。

安田記念はタイキシャトル、モーリスの2頭がいずれも勝利したG1である。明治・大正・昭和の時代に跨って日本競馬発展に寄与した日本競馬会初代理事長、安田伊左衛門の名を冠した安田記念は1951年「安田賞」の名で創設。東京芝1600mのハンデキャップ競走として施行された。1958年に安田氏が亡くなったため、同年から「安田記念」に改称。1984年のグレード制導入の際にG1へと格付けされ、同時に別定競走へと変更。1995年からは地方競馬所属馬も出走が可能になった。

安田記念は外国調教馬が参戦することが多いのも特徴で、1995年にはイギリスのハートレイク、2000年にはフェアリーキングプローン、2006年にはブリッシュラック(ともに香港)がこのレースを制覇している。

安田記念の特注血統はロベルト系

東京芝1600mでは3つのG1が施行されているが、安田記念はそのうちの1つである。スタート後に長く下り坂が続くので、ペースは比較的速くなることが多い。極端なトラックバイアスや展開の助けがないと逃げ切りは難しいと言えそうだ。

血統的に安田記念との相性がいいのはロベルト系。基本的に中長距離向けの馬が多い系統ではあるが、ウオッカ、ストロングリターン、モーリスなどが安田記念を勝利している。

2017年安田記念をプレイバック

少頭数ながらモーリスを始め精鋭が揃った2017年安田記念

12頭立てと安田記念にしては少ない頭数となったが、粒揃いのメンバーが揃った。中でも圧倒的な支持を集めたのは8番モーリスだ。前年のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)で重賞初制覇を果たすと、続く安田記念でG1初制覇。さらにマイルチャンピオンシップ(G1)、香港マイル(G1)、チャンピオンズマイル(G1)と国内外のG1で勝利を積み重ね、連覇を目指して再び安田記念に出走してきた。すでに「史上最強マイラー」との呼び声も高く、彼がどんな勝ち方をするかが2016年安田記念一番の焦点と言っても過言ではなかった。

打倒モーリスの最右翼と目されたのがリアルスティールだ。皐月賞(G1)2着、日本ダービー(G1)4着、菊花賞(G1)2着とクラシック競走にはあと一歩届かなかったが、初の海外遠征となったドバイターフ(G1)を見事勝利。その実力がワールドクラスであることを証明した。マイルは未経験だったが、スピードを兼ね備えたタイプであり、距離の心配はないと見られていた。

3番人気はサトノアラジン。2歳時の東京スポーツ杯2歳ステークス(G3)、ラジオNIKKEI杯(G3)でともに1番人気に推されるなど、早い時期から大物候補として期待されていたが、オープン入りを果たしたのは4歳の4月になってから。その後もマイルチャンピオンシップ4着など素質の片鱗は見せるが、なかなか勝ちきれないレースが続く。しかし5歳になって2戦目の京王杯スプリングカップ(G2)を勝利。待望の初重賞制覇を果たす。未完の大器がついに花開くか、注目が集まった。

その他、イスラボニータ、フィエロ、香港から参戦のコンテントメントなどにも注目が集まり、少数精鋭といったメンバー構成となった。

ロゴタイプ3年2ヶ月ぶりのG1勝利となった2016年安田記念

東京競馬場にファンファーレが鳴り響き、幕を開けた2016年安田記念。ロサギガンティアがやや出遅れ気味のスタートとなるが、その他各馬は一斉にゲートを飛び出す。田辺裕信騎手とロゴタイプが注文を付けハナを切ると、モーリスも掛かり気味に先団へ。ディサイファらと好位集団を形成する。テンの3ハロンは35.1秒というスローペース。

そして、最後の直線へと向かうと、逃げたロゴタイプが後続との差を広げに掛かる。モーリスはいつもの脚が使えず、その他各馬も伸びあぐねている。

結局、後続に1馬身1/4差を付け、ロゴタイプがまんまの逃げ切り。2013年皐月賞以来、およそ3年2ヶ月ぶりのG1制覇となった。

モーリスは辛うじて2着を確保。前年の若潮賞から続いていた連勝は6でストップした。3着には外から追い込んだフィエロが入り、サトノアラジン、イスラボニータがそれに続いた。2番人気リアルスティールは見せ場なく11着に惨敗。

田辺裕信騎手「まるで単走の追いきりのようだった」

先述のとおり、2017年安田記念が久々のG1勝利となったロゴタイプだが、鞍上の田辺裕信騎手も2014年フェブラリーステークス以来、およそ2年4ヶ月ぶりのG1勝ち。その田辺騎手はレース後「作戦の1つとして逃げることも頭にあった。ハナを主張したら周りが控えてくれたし、馬もリラックスして走ってくれて、まるで単走の追いきりのようだった。僕自身も久しぶりにG1を勝つことができて本当に気持ちいい」と喜びのコメントを口にした。

2着と人気を裏切る格好となったモーリスのトミー・ベリー騎手は「全体的にペースが遅くなってしまったし、前に馬を置けなくて引っ掛かってしまった。その中でよく粘ってくれたと思う」と展開面を敗因に挙げた。

4着に終わったサトノアラジンの川田将雅騎手も「これだけペースが遅くなってしまっては…。スローで進路もスパッと開かなかったし、もっと流れてほしかった」と展開を嘆くコメントを残した。

モーリスらの引退で混戦模様となりそうな2017年安田記念

2016年安田記念勝ち馬ロゴタイプは基本的に安定した成績を残すタイプではなく、昨年の安田記念以降は成績を残せていない。ツボにハマれば大駆けのあるタイプだが、同馬も今年でもう7歳。陰りが見られてもおかしくない。さらにモーリスやミッキーアイルも昨年末をもって引退し、マイル路線は混戦模様だ。

飛躍の期待が掛かるのはエアスピネルだろう。昨年は皆勤賞でクラシック3冠に出走し、4着、4着、3着に好走。2017年からはマイル路線に殴り込み。早速正月の京都金杯(G3)を制覇した。続く東京新聞杯(G3)こそ超スローの展開に泣き3着に終わったが、現在の手薄なマイル路線では主役級の活躍が期待できそうだ。

マイル界の安定勢力イスラボニータにも注目したい。2014年の皐月賞以降、長らくG1勝利からは遠ざかっている同馬だが、昨年のマイルチャンピオンシップではミッキーアイルとタイム差なしの2着に好走するなど、力の衰えは見られない。今年で6歳になる同馬だが、息の長い活躍を見せることの多いフジキセキ産駒だけに久しぶりのG1勝利となっても驚けない。

その他、東京新聞杯でエアスピネルを破ったブラックスピネル、同レース2着のプロディガルサン、さらに若い3歳勢が参戦してくる可能性もあり、まだまだ目の離せないマイル路線。安田記念は6月4日、初夏の府中を舞台に熱き戦いが繰り広げられる。

凄腕の予想家たちによる各種予想は、馬番確定後に順次表示されます。
会員登録(無料)すると、競馬予想やオッズ、結果速報などの最新情報が無料で受け取れます。

予想配信開始まで楽しみにお待ちください。

会員登録(無料)して最新情報を受け取る ※メールアドレスのご登録のみでご利用いただけます

2016年 安田記念のレース結果


東京11R
第66回 安田記念GI
2016/06/05() 15:40 出走

安田記念 出馬表

8 7 6 5 4 3 2 1 枠番
12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 馬番
エリモピクシー レッドアリオン アグネスタキオン
鹿
ラヴズオンリーミー リアルスティール ディープインパクト
鹿
ルビー フィエロ ディープインパクト
青鹿
イスラコジーン イスラボニータ フジキセキ
黒鹿
メジロフランシス モーリス スクリーンヒーロー
鹿
マジックストーム サトノアラジン ディープインパクト
鹿
ステレオタイプ ロゴタイプ ローエングリン
黒鹿
Jemison コンテントメント Hussonet
ミズナ ディサイファ ディープインパクト
鹿
ターフローズ ロサギガンティア フジキセキ
カーラパワー ダノンシャーク ディープインパクト
鹿
エリモピクシー クラレント ダンスインザダーク
母馬名 馬名 父馬名
毛色
58.0牡6 58.0牡4 58.0牡7 58.0牡5 58.0牡5 58.0牡5 58.0牡6 58.0せん6 58.0牡7 58.0牡5 58.0牡8 58.0牡7 斤量
馬齢
川須栄彦 福永祐一 内田博幸 蛯名正義 T.ベリー 川田将雅 田辺裕信 B.プレブル 武豊 M.デムーロ 岩田康誠 小牧太 騎手
美浦橋口慎介 栗東矢作芳人 栗東藤原英昭 美浦栗田博憲 美浦堀宣行 栗東池江泰寿 美浦田中剛 -J.サイズ 美浦小島太 美浦藤沢和雄 栗東大久保龍志 栗東橋口慎介 調教師
484.0(-6) 498.0(前計不) 500.0(-8) 476.0(0) 514.0(-4) 526.0(0) 496.0(-2) 500.0(-21) 500.0(-6) 536.0(+6) 454.0(-4) 502.0(-8) 馬体重
単位: kg
166.412人気 4.52人気 29.56人気 11.64人気 1.71人気 5.53人気 36.98人気 48.59人気 31.17人気 19.75人気 64.511人気 53.610人気 オッズ

レース結果

着順 馬番 馬名 タイム
1 5 6 ロゴタイプ 1:33.0
2 6 8 モーリス 1 1/4
3 7 10 フィエロ ハナ
4 6 7 サトノアラジン クビ
5 7 9 イスラボニータ 1/2
6 4 4 ディサイファ ハナ
7 2 2 ダノンシャーク 1/2
8 1 1 クラレント 1/2
9 3 3 ロサギガンティア クビ
10 8 12 レッドアリオン 1 1/4
11 8 11 リアルスティール 1 1/4
12 5 5 コンテントメント 2

払戻金

単勝 6 3,690円 8番人気
複勝 6
8
10
520円
130円
450円
7番人気
1番人気
6番人気
枠連 5-6 1,200円 4番人気
馬連 6-8 3,230円 10番人気
ワイド 6-8
6-10
8-10
1,130円
4,820円
840円
11番人気
39番人気
8番人気
馬単 6-8 11,580円 28番人気
3連複 6-8-10 14,990円 42番人気
3連単 6-8-10 153,560円 312番人気

過去10年間の安田記念のレース結果

第66回 安田記念
2016年6月5日() 東京競馬場
馬番 勝ち馬 騎手 オッズ(人気) タイム 2着 3着
5 6 ロゴタイプ 田辺裕信 36.9倍(8番人気) 1:33.0 モーリス フィエロ
第65回 安田記念
2015年6月7日() 東京競馬場
馬番 勝ち馬 騎手 オッズ(人気) タイム 2着 3着
3 6 モーリス 川田将雅 3.7倍(1番人気) 1:32.0 ヴァンセンヌ クラレント
第64回 安田記念
2014年6月8日() 東京競馬場
馬番 勝ち馬 騎手 オッズ(人気) タイム 2着 3着
5 10 ジャスタウェイ 柴田善臣 1.7倍(1番人気) 1:36.8 グランプリボス ショウナンマイティ
第63回 安田記念
2013年6月2日() 東京競馬場
馬番 勝ち馬 騎手 オッズ(人気) タイム 2着 3着
5 10 ロードカナロア 岩田康誠 4.0倍(1番人気) 1:31.5 ショウナンマイティ ダノンシャーク
第62回 安田記念
2012年6月3日() 東京競馬場
馬番 勝ち馬 騎手 オッズ(人気) タイム 2着 3着
2 4 ストロングリターン 福永祐一 6.7倍(2番人気) 1:31.3 グランプリボス コスモセンサー
第61回 安田記念
2011年6月5日() 東京競馬場
馬番 勝ち馬 騎手 オッズ(人気) タイム 2着 3着
7 14 リアルインパクト 戸崎圭太 29.3倍(9番人気) 1:32.0 ストロングリターン スマイルジャック
第60回 安田記念
2010年6月6日() 東京競馬場
馬番 勝ち馬 騎手 オッズ(人気) タイム 2着 3着
8 17 ショウワモダン 後藤浩輝 13.9倍(8番人気) 1:31.7 スーパーホーネット スマイルジャック
第59回 安田記念
2009年6月7日() 東京競馬場
馬番 勝ち馬 騎手 オッズ(人気) タイム 2着 3着
2 3 ウオッカ 武豊 1.8倍(1番人気) 1:33.5 ディープスカイ ファリダット
第58回 安田記念
2008年6月8日() 東京競馬場
馬番 勝ち馬 騎手 オッズ(人気) タイム 2着 3着
3 5 ウオッカ 岩田康誠 4.1倍(2番人気) 1:32.7 アルマダ エイシンドーバー
第57回 安田記念
2007年6月3日() 東京競馬場
馬番 勝ち馬 騎手 オッズ(人気) タイム 2着 3着
1 2 ダイワメジャー 安藤勝己 4.4倍(2番人気) 1:32.3 コンゴウリキシオー ジョリーダンス

2017年 重賞レース特集

リンクを貼って安田記念をみんなで盛り上げよう!!

ページの先頭へ