【思惑競馬　現場のオフレコ投資術】　毎週万馬券的中

本日のルメール＆デムーロ騎手

さて、土曜日のルメール騎手ですが1勝止まり。
昨日ピックアップした藤沢和厩舎はエンシュラウドが2着の他、
軸若菜賞のスイープセレリタスが3着と2頭共に馬券圏内を確保。

逆に同じ2頭の騎乗がある木村厩舎は共に不安報告をさせていただいていましたが、
やはりアディクションが11着、レッドエレノアが9着に終わりました。
案外であったのがルヴォワール。ハナ、ハナ差の3着とは言え、この相手ですから痛恨の壁です。

さて、本日ですがルメール騎手は東京で10鞍に騎乗。
固め打ちを期待といったところですが、その勝率、少々気になります。
現在、今年30鞍以上の騎乗がある騎手で勝率1位はデムーロ騎手の27.3％。
その後が横山典騎手で24.3％、もう今は不在のマーフィー騎手が20.2％で、
更に川田騎手、武豊騎手となり、ルメール騎手はその後で17.9％。

他の騎手との比較はともかくとして、昨年1年を通じてのルメール騎手の勝率は27.8％ですから、
明らかに低下しています。連対率は川田騎手に次いで2位、
複勝率もデムーロ騎手に次いでの2位だけに、勝ち切れていないというのが現状でしょう。

だからこそ、そろそろ上向いて来ると考えるべきでしょうが…。
その複勝率ベスト5の厩舎では2位、藤沢和厩舎、東京11Rのタワーオブロンドンに騎乗。
この馬はゴドルフィンの馬で、レイデンダを選ぶ（藤沢和厩舎は3頭出し）と思っていたのですが、
それだけタワーオブロンドンに自信があるということなのでしょうか？
馬自身はNHKマイルCで12着に大敗も、その際はスタートで躓き、
直線でも他の馬とぶつかるアクシデントがあって戦意喪失したそうですから度外視してもいいでしょう。

前走は半年ぶりの休み明け、初の年長馬とのレースでしたが、2着に好走。
それほど強い相手ではなく、6着までが大接戦の2着なので価値は？ですが、
さきほどお伝えしたように半年ぶりのレースでしたから、叩いた今回は上積みが見込めるはずです。

3位の木村厩舎、12Rのデュロスは、口向きの悪い馬で、今もそれが改善していないそうです。
条件はベストに近いとのことですので、ルメール騎手の腕の見せ所でしょう。

ただ、それで言えば、更に期待できそうなのが5位、堀厩舎の2頭で、
9レースのサトノジェネシス、10Rのイーグルバローズ。
以前に少しお伝えしましたが、堀厩舎は昨年、1年でルメール騎手の騎乗が僅かに9回しか
なかったのですが、今年は先週までにすでに8回の騎乗があり、
明日の2頭で既に昨年を上回ることになるのです。これは明らかに堀厩舎がルメール騎手への依頼を
増やしているということですから、その点も含めて2頭に大いに注目ですね。

デムーロ騎手は本日2勝。ただ5鞍の騎乗で2勝をあげて、残りの3レースも3、2、2着と
複勝率は100％でした。先ほど申し上げたようにここまで30回以上の騎乗がある
ジョッキーにて勝率27.3％と1位。昨年1年で23.9％でしたから、それを上回る数字ですね。

明日も僅かに4頭の騎乗と少数精鋭で臨みますが、
複勝率ベスト5の厩舎では4位、藤原英厩舎、きさらぎ賞のヴァンドギャルドに騎乗。
恐らくですが、この騎乗、相当に気合が入っているはず。
何故ならば、ホープフルSでは自分の乗ったサートゥルナーリアが勝ったものの、
弟のクリスチャンが乗っていたこの馬の進路を妨害したとして過怠金3万円を課されているからです。

そんな状況で今度はそのヴァンドギャルドに騎乗するのですから、
オーナーサイドや厩舎サイドに対して借りを返したいと思っているはずです。

その他ですが、注目するのは角居厩舎の2頭でしょう。
調教停止が明けた後にシャケトラで重賞を勝ったものの、先週まで
その1勝しかあげていなかったのです。以前に何度もお伝えしたように、
調教停止中、馬を預かった中竹厩舎がその角居厩舎の馬で勝ち星を量産。
それを思えばそろそろ、戻った角居厩舎でも勝ち星が増えると思っていたところ、
土曜日、武豊騎手で2勝。

明日は角居厩舎、3頭中、2頭がデムーロ騎手での出走となりますので、
こちらも2勝しても不思議ではないでしょう。
デムーロ騎手としても武騎手が本日2勝したのですから、角居厩舎の馬で
負けられないと思っていることでしょう。

5Rのクインオブザシーズ、9Rのダブルフラット、そしてメインのヴァンドギャルドと
3勝の固め打ちがあるかもしれません。


本日の予想


京都７Ｒ
４歳上500万下　ダ1200ｍ

今週複数使いのゴドルフィン　タフチョイスに白羽の矢


前走は未勝利ながら500万勝ちしたタフチョイス。多くの管理馬がいながら未勝利でも
厩舎に残していたあたりに期待の高さが窺えるとN氏。
前走後には反動が出たようで、軽い筋肉痛になり放牧へ。
今回は３ヶ月ぶりの実戦で、距離も一気に1200ｍへ短縮するが、
前走は未勝利馬だったので使うレースを選べず、長いと分かっていても
仕方なく1700ｍに使いました。スピードタイプなので距離はこれくらい短い方がいいと思いますとのこと。
ここは狙っていた一戦だけに、仕上がりも良さそうな今回は昇級でもイキナリから注目。

◎11タフチョイス

〇5ナムラムート
休養明けでハイペースを追走し５着。使われたことで良化しており
詰めて使えるのは好状態と言える状況と陣営。
スピード的にはクラスで上位なので好勝負が期待されるとN氏

▲10ダブルスプリット
ここ数戦は堅実に末脚を伸ばして安定の競馬。現状なかなかタフな京都のダート
なので勝ちきるには展開の助けが必要だが、メンバー的には上位のレベル

☆8センショウユウト

△2メイショウアワジ

△12アカツキジョー

△3メイショウテツワン

馬連
11-5 11-10 10-5

11-8 11-2 11-12 11-3

三連複◎〇フォーメーション


東京７Ｒ
４歳上500万下　芝1800ｍ

戸田厩舎＝福永コンビのアストラサンタンに期待の矢


先行力があって手堅い反面決め手を欠き、近走は３戦連続で３着という結果になっている
状態は前走より上だし今回も崩れる崩れることはないと思いますが、
東京だと上がり勝負になりそうなのでと厩舎サイドも何となく歯切れが悪かったが、
この相手だったら押し切らないといけませんと、最後は勝ち負けへの手応えを強めていたとT氏。
この厩舎の馬で鞍上が福永祐一になるのは勝負。軸としては信頼度が高そうだ。

◎10アストラサンタン

〇11エリティエール
今回が明け５歳の初戦ながら、僅かキャリア５戦目というエリティエール。
体質が弱くてデビュー以来休みつつでしかレースに使えず、
前走後はトモを痛めたため半年間の休養を挟んでいる。
それでもルージュバックの半妹としてのポテンシャルは確かで、
この状態でもレースに行けば結果を出せるのは能力があるから。去年の同じレースで
２着に走っていますが、その時と同等のデキにはありますと陣営は前向きであるとT氏。
距離が１ハロン長く相手も揃っていた前走で４着なら、今回は前進濃厚。

▲4リープフラウミルヒ
同型ウインとのグループが出来るかだが1800で縦長になれば展開利が
生じそうだとT氏。輸送で大きく体を減らした前回は、仕方なし。放牧を経て
立て直しており、先行策から上位に巻き返しに期待と陣営


☆5グレナフィン

△1ローザフェリーチェ

△13ウインハイライト

爆12クィーンビー
ゲート難を含めてなかなか成績が安定してこないが、現級でハナ、ハナの３着があるとおり
能力そのものは足りている馬だとT氏。今回は転厩・放牧明けを３戦して
また２ヶ月ほど間隔があいたが、急ピッチの調整でひと追いごと動きが良化。
細身に映る体にも張りがあり、フックラとした見栄えで気配がよく見えたとのこと。

三連複◎〇フォーメーション

馬連
10-11 10-4 11-4

10-5 10-1 10-13 10-12

中京８Ｒ
４歳上500万下　ダ1800ｍ

期待の矢はプエルタデルソル


前走は距離が1900ｍで、この馬には100ｍ長かった分で４着まで。
中京の1800ｍというのはこの馬にベストの条件。前走後も疲れはないし、
この中京開催のうちに何とかしたいところです。以前よりも体がシッカリしてきて、
成長しているので、崩れる事はないでしょうと、適条件で何とか決めたい関係者。

◎7プエルタデルソル

〇10グーテンターク
ハクサンペリーから的中をお届けした前走、前残りの展開の中で
最後追い込んで勝ち馬から0.6差の４着まで追い上げた。
スタートが良くなかったので中団からになりましたが、もう少し前で流れに乗れていたら
際どかったでしょう。上がって来てすぐに息が入り、全力を出していない感じだったし、
まだまだ伸びる要素があるので楽しみですと前進期待の陣営とN氏。

▲8ライデンバローズ
現状では左回りがベストと言える成績。先行出来る点とタフな良馬場の中京と
今回は好走の条件が全て揃う段取り。稽古で絞れているので粘りが増すと陣営

☆3オールイズフェア

△6リョウランヒーロー

△1フォルツァエフ

△9スズノアリュール

押さえ11

馬連
7-10 7-8 8-10

7-3 7-6 7-1 7-9
三連複◎〇フォーメーション



京都８Ｒ
４歳上500万下　ダ1800ｍ

かなり相手が楽になるサザンブリーズに期待

ここ数戦、展開面で不運なレースが続くサザンブリーズ。
前走も逃げ馬が思ったよりも早くバテて、ウチの馬が抜け出す形になって
ソラを使ってしまいました。さらに離れたところから一気に来られてしまったと陣営。
今回は坂路でも凄い行きっぷりだし、これ以上はないというくらいに仕上げています。
次はさすがにデキも落ちると思うので何とかここで決めて欲しいですと状態はピークにあるようだとN氏。

前回掲示板内がこの馬以外３頭しかいない手薄な相手であれば好勝負が必定

◎12サザンブリーズ

〇8テイエムギフテッド
コース巧者で坂のあるコースは苦手。タフな馬場でどうかだが川田騎手との相性もよく
◎が強気の競馬をするであれば展開もプラスに転じるであろうとN氏
中間の気配も前回以上と陣営。

▲7ディープスピリッツ
久々のダートに転じた前回、先行して〇と0.3なら及第点とN氏
芝では500万で上位のレベルであり能力的に慣れが見込めるダートで前進は期待

☆9ブルベアラクーン

△2アドバンスマルス

△6フィールドドウサン

△3センスオブワンダー


三連複◎〇フォーメーション

馬連
12-8 12-7 7-8

12-9 12-2 12-6 12-3


※買い目は注釈がない場合、馬連、３連複◎○のフォーメション
となります。

omowaku.keiba@gmail.com