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着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 3 | 4 | モズアトラクション | 1:41.9 |
2 | 8 | 13 | ハイランドピーク | 11/2 |
3 | 4 | 6 | サトノティターン | 11/4 |
単勝 | 4 | 610円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 |
4 13 6 |
190円 660円 370円 |
2番人気 9番人気 5番人気 |
枠連 | 3-8 | 1,120円 | 4番人気 |
馬連 | 4-13 | 9,220円 | 28番人気 |
ワイド |
4-13 4-6 6-13 |
2,430円 880円 3,520円 |
28番人気 9番人気 36番人気 |
馬単 | 4-13 | 14,490円 | 45番人気 |
---|---|---|---|
3連複 | 4-6-13 | 21,140円 | 62番人気 |
3連単 | 4-13-6 | 143,000円 | 377番人気 |
WIN5 | 157,320円 | 2番人気 |
印 | 着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | オッズ | 人気 | 斤量 | 馬齢 | 騎手 | 調教師 | 馬体重(kg) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
△ | 8着 | 2 | 2 | テーオーエナジー | 14.1 | 6 | 57.0 | 牡4 | 岩田康誠 | 栗東宮徹 | 510.0 |
◎ | 1着 | 3 | 4 | モズアトラクション | 6.1 | 2 | 56.0 | 牡5 | 藤岡康太 | 栗東松下武士 | 492.0 |
◯ | 3着 | 4 | 6 | サトノティターン | 10.0 | 4 | 57.0 | 牡6 | 藤岡佑介 | 美浦堀宣行 | 580.0 |
▲ | 6着 | 5 | 7 | タイムフライヤー | 12.2 | 5 | 56.0 | 牡4 | 池添謙一 | 栗東松田国英 | 484.0 |
△ | 4着 | 7 | 11 | レッドアトゥ | 15.5 | 7 | 54.0 | 牝5 | 福永祐一 | 栗東松田国英 | 454.0 |
△ | 7着 | 7 | 12 | グリム | 2.1 | 1 | 57.0 | 牡4 | 武豊 | 栗東野中賢二 | 506.0 |
△ | 5着 | 8 | 14 | リアンヴェリテ | 6.6 | 3 | 56.0 | 牡5 | 国分恭介 | 栗東中竹和也 | 488.0 |
※表へのリンクはこちら⇒https://regimag.jp/charge_resource/?content_type=blog&content_id=624&type=image&resource=113512
☆ヴァイスリージェント系・ストームバード系といったパワースピード型ノーザンダンサー系(大系統)を持つ馬が活躍しています。
☆特にヴァイスリージェント系には要注目!
2年連続で好走馬を出しているカネヒキリ(サンデーサイレンス系)は自身の母父がヴァイスリージェント系です。
父の母父や、母母父あたりまで注意したいですね。
※今年の出走馬で3代以内にヴァイスリージェント系の血統を持っているのはサトノティターン・テーオーエナジー・レッドアトゥ
☆スピードのある血統が重要になってはいますが、勝ち馬は溜めの利くターントゥ系(大系統)やスタミナ型ノーザンダンサー系(大系統)をあわせ持っていることが多いですね。
☆先行力の高い馬が中心になっていて、穴馬もそういうタイプから出ています。
★札幌D1700mの傾向
※表へのリンクはこちら⇒https://regimag.jp/charge_resource/?content_type=blog&content_id=624&type=image&resource=113510
☆ストームバード系が父・母父あわせて5勝しています。
土曜日のレースでも勝っており要注目です。
※エルムSの出走馬ではサングラス・ドリームキラリ・マルターズアポジーが父ストームバード系です。
☆ヴァイスリージェント系もよく走っており、パワースピード型ノーザンダンサー系(大系統)には注意した方が良さそうです。
☆全体的にはフジキセキ(サンデーサイレンス系)の系統やネオユニヴァース(サンデーサイレンス系)の系統、ロベルト系といったパワー型ターントゥ系(大系統)が中心です。
種牡馬別コース成績は2016年~先週までのものです。(種牡馬表記のないものは期間中の該当データがないということです。)
能力:A(1着になれる能力あり)、B(馬券圏内に入れる能力あり)、C(他の面で恵まれる必要あり)、D(厳しい)
適性:A(ピッタリ。能力を最大限発揮できるはず)、B(適性内で、力は発揮できる)、C(適性からは少しずれている)、D(適性外)
適性前走比:↑(前走と比べて適性面での上積みが期待できる)、→(適性面では前走と同じくらい)、↓(前走よりは向かない条件になる)
1枠1番
マルターズアポジー
ゴスホークケン産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
---------------------------------------------------
☆能力:C
☆適性:B
☆適性前走比:→
☆タイプ:中距離でスピードを活かすタイプ
☆今回の好走条件:スピード馬場、絡まれすぎないこと
☆前走内容:七夕賞。ハイペースで逃げる、4コーナーで並ばれるが、残り200mくらいまではこの馬なりに粘ってはいた。
☆2走前内容:ダービー卿CT。ハイペースで逃げる、直線入り口では交されたが残り100mまではパッタリ止まったわけでもなかった。
☆最近のベストレースorワーストレース:
☆短評:スピードはまだあるが、粘りがなくなっている。
また、近走は少しハイペース過ぎるかなという印象もある。
血統的にはダートで走っても不思議はないし、ダートでもこのスピードを活かせるし、芝と比べて周りの馬のキレ味もなくなる分だけ粘り込める可能性もある。
普通であれば初ダートが重賞という馬は軽視だが、この馬の場合はスピードで圧倒出来るかどうかというだけで、砂を被って嫌がるか?ということなどは考慮しなくても良いので、狙っていっても良いタイミングだとは思う。
2枠2番
テーオーエナジー
カネヒキリ産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
3- 7- 1-22/33 9.1% 30.3% 33.3% 78 85
---------------------------------------------------
☆能力:B
☆適性:B
☆適性前走比:→
☆タイプ:スピード寄りの総合力タイプ
☆今回の好走条件:早めの競馬
☆前走内容:アンタレスS。離れた2番手から、直線失速12着。
☆2走前内容:マーチS。内先行、仕掛けて行って前壁で待ち、直線でも立ち上がりかける不利あり。
☆最近のベストレースorワーストレース:ベストレースは4走前のポルックスS
☆短評:カネヒキリ産駒は2年連続好走中。カネヒキリの母父がエルムステークスの好走血統ヴァイスリージェント系となっています。
中山D1800mのポルックスSがベストレース。
このレースでは2番手から早め先頭で直線でも突き放した。
もうひと伸びできるところもあるのだが、待って良いタイプではない。
ここ2走はマーチSは前が壁で待たされたし、アンタレスSではグリム等に来られて後手に回ってしまった。
先行力はエルムステークスでは大きな武器だし、血統も良い。
後手に回らず早めの競馬が出来れば変わってくる可能性も十分にあるはず。
3枠3番
ドリームキラリ
Giant's Causeway産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
2- 1- 2- 1/ 6 33.3% 50.0% 83.3% 248 293
---------------------------------------------------
☆能力:B
☆適性:A
☆適性前走比:→
☆タイプ:スピードタイプ
☆今回の好走条件:スピード馬場、スムーズに先手を取れること
☆前走内容:東京D1400mの欅S。逃げて直線でも踏ん張って2着。
☆2走前内容:かしわ記念。逃げたがインティに早めに来られて最後苦しくなった。
☆最近のベストレースorワーストレース:ワーストレースはかしわ記念
☆短評:昨年の2着馬。その昨年は逃げてハイランドピークに早めに並ばれても踏ん張った。
馬場の助けなどがあったことは確かだが、先行力があることが大きな武器。
先手を主張していくので他の馬もこの馬には競りかけないことが多く、上手く印象づけ出来ている。
ただ、騎手もスタートを決めようという気持ちが強いのでかしわ記念のようにちょっと前のめり気味になる危険性もある。
先行有利のレースだし、スムーズに逃げることが出来れば余程荒れた展開にならなければ今年も好走のチャンスはある。
3枠4番
モズアトラクション
ジャングルポケット産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
0- 1- 2-17/20 0.0% 5.0% 15.0% 0 105
---------------------------------------------------
☆能力:A
☆適性:B
☆適性前走比:↓
☆タイプ:スタミナを活かした差し追い込み馬
☆今回の好走条件:時計が速くなりすぎないこと
☆前走内容:函館D1700mのマリーンS。中団から外上がってリアンヴェリテに並びかけるところまで行く2着。
☆2走前内容:函館D1700mの大沼S。後方から内を回って最後良い脚を使うが勝ち馬リアンヴェリテには離された5着。
☆最近のベストレースorワーストレース:ベストレースはマリーンSと平安S
☆短評:大沼SがダメでマリーンSが2着。この2つのレースの違いは大沼Sが道悪のスピードレースだったのに対してマリーンSが良馬場で大沼Sより時計がかかったこと、大沼Sはスタートで下がりすぎたのに対してマリーンSは中団から進めることが出来たこと、大沼Sは内を回って脚を出し切れなかったのに対してマリーンSは外から脚を出し切れたことなどがある。
つまりスピードレースになりすぎず脚を出し切ればチャンスはある。
エルムステークスは良馬場でも上がりが37秒台前半くらいに収ること、札幌で外々を回ると厳しいことなどから函館よりも条件は若干きつくなる。
それでも前に行きたい馬が多いのでその馬たちが消耗すればチャンスはあるし、今のこの馬の充実度は侮れない。
道悪で評価を下げ、良馬場なら要警戒。
4枠5番
モルトベーネ
ディープスカイ産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
0- 4- 4-24/32 0.0% 12.5% 25.0% 0 93
---------------------------------------------------
☆能力:D
☆適性:C
☆適性前走比:↓
☆タイプ:総合力タイプ。
☆今回の好走条件:
☆前走内容:東海S。外先行、3コーナー辺りからついて行けなくなり最下位。
☆2走前内容:武蔵野S。先団外目から直線伸びず。
☆最近のベストレースorワーストレース:
☆短評:母父アフリートの割りには馬群で揉まれるようなレースでも問題なく走れていた馬。
近走は前には行けているが、エルムステークスのように先行争いも激しくなるようなレースでも前に行けるかとなると疑問。
粘りもなくなっており厳しいか。
4枠6番
サトノティターン
シンボリクリスエス産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
0- 3- 6-35/44 0.0% 6.8% 20.5% 0 89
---------------------------------------------------
☆能力:B
☆適性:B
☆適性前走比:→
☆タイプ:スタミナコースでしっかりした末脚を使うタイプ。
☆今回の好走条件:前残りにならないこと、札幌に対応すること。
☆前走内容:平安S。行きっぷり良く先団後ろから進めるも、外差し決着になってしまい9着。ペースアップされて厳しくなったが最後までこの馬なりには伸びていた。
☆2走前内容:マーチS。後方から外進出、直線でもしっかり伸びて勝利。
☆最近のベストレースorワーストレース:ベストレースは3走前東京D2100mの金蹄S。内先行、直線馬なりで先頭に並び追い出すと突き放して圧勝。
☆短評:マーチSでは中山をこなしたので右回りが悪いわけではないのだろうが、器用なタイプではないので札幌を上手く走れるかは気になるところ。
前走の平安Sは行きっぷりが良く前に行ったが、それで良さが出たわけでもないし、ペースアップされたところで苦しくなったことはレース後半に11秒台後半から12秒台前半の速いラップが刻まれやすいエルムステークスでも不安。
母父のヴァイスリージェント系はエルムステークスの好走血統だし、先行さえすれば何とかなるレースでもあるので前走の行きっぷりの良さが布石になっていそうで不気味ではあるが、本来のキャラからすれば適性があるとは言いにくい。
5枠7番
タイムフライヤー
ハーツクライ産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
5- 3- 3-26/37 13.5% 21.6% 29.7% 71 75
---------------------------------------------------
☆能力:B
☆適性:B
☆適性前走比:↓
☆タイプ:スタミナ的な持続力に優れたタイプ
☆今回の好走条件:ダートに対応すること
☆前走内容:京都記念。スローで逃げるが直線伸びず。
☆2走前内容:中山金杯。後方から早めに動くが直線はジワジワで5着。結果的に仕掛けが早かった。
☆最近のベストレースorワーストレース:
☆短評:ここ2走は仕掛けが早かったり、外差し有利の馬場でいきなり逃げてしまったりと、結果的にではあるが上手く噛み合っていないレースになっている。
ハーツクライ×母父ブライアンズタイムというスタミナに寄った血統で、それをレース後半に爆発させるのが良いタイプ。
今回のポイントはダート適性になるが、母父ブライアンズタイムなので適性を秘めている可能性はある。
ただ、いきなり重賞というのはやはりきついし、後ろから行くと好走は難しいレース、逆に京都記念のように前に行っても血統とは噛み合わず、難しい条件だと感じる。
5枠8番
メイショウスミトモ
ゴールドアリュール産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
4- 7- 3-58/72 5.6% 15.3% 19.4% 13 35
---------------------------------------------------
☆能力:D
☆適性:C
☆適性前走比:→
☆タイプ:スタミナを活かしてグイッと伸びてくるタイプ
☆今回の好走条件:
☆前走内容:函館D1700mのマリーンS。先団後ろ内からこの馬なりに粘って5着。
☆2走前内容:平安S。行きっぷり良く先団後ろから、3コーナー辺りから手応え悪くなり15着。
☆最近のベストレースorワーストレース:
☆短評:近走はある程度前の方から競馬をしているが、スピード・決め手ともに特筆するものはない。
前走のように内々を立ち回って掲示板くらいならあるかもしれないが、能力や適性から上位好走は計算しにくい。
6枠9番
サングラス
スタチューオブリバティ産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
---------------------------------------------------
☆能力:C
☆適性:B
☆適性前走比:→
☆タイプ:スピードのある血統だがそれを活かせていない
☆今回の好走条件:先行すること
☆前走内容:函館D1700mのマリーンS。中団後ろから伸びるも離された5着。
☆2走前内容:東京D1600mのオアシスS。最後方から伸びるも離された5着。
☆最近のベストレースorワーストレース:ワーストレースはマリーンS
☆短評:マリーンS、オアシスSともスタートが良くなく後ろから。
ストームバード系なので前で血統のスピードを活かした方が良いタイプだが、それが出来ていない。
それなりの末脚は使うが、血統と脚質が噛み合っていないのでそれなり止まり。
先行出来れば面白いが、スタートが悪いのでそれも難しいか。
6枠10番
リーゼントロック
ダイワメジャー産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
3- 0- 1-31/35 8.6% 8.6% 11.4% 46 22
---------------------------------------------------
☆能力:C
☆適性:B
☆適性前走比:→
☆タイプ:スタミナ的な流れをしぶとく粘るタイプ
☆今回の好走条件:非スピードレース
☆前走内容:函館D1700mのマリーンS。先団後ろから4コーナー手前くらいまでは食らいついていったが直線失速。
☆2走前内容:アンタレスS。先団から動いて4コーナー先頭に並びかけるも直線失速。
☆最近のベストレースorワーストレース:
☆短評:近走は前に行くスピードも少し落ちているし、そこから盛り返す粘りもない。
スピードレースになると分が悪いし、スタミナレースになってもこの馬以上にグイッと伸びてくるタイプはいるので・・・・・・。
7枠11番
レッドアトゥ
カジノドライヴ産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
3- 1- 2-16/22 13.6% 18.2% 27.3% 387 109
---------------------------------------------------
☆能力:B
☆適性:B
☆適性前走比:↓
☆タイプ:血統的にはスピードの持続力タイプ、現状は非スタミナコースだけどスタミナが要求される流れで好走しているタイプ
☆今回の好走条件:前が止まること
☆前走内容:京都D1800mの東大路S。中団後ろから直線すごい脚で突き抜ける。
☆2走前内容:東京D2100の春光S。先団外から手応え良く直線向いて2番手まで上がるが、残り200m辺りから失速。
☆最近のベストレースorワーストレース:ワーストレースは春光S、ベストレースは東大路S
☆短評:春光Sはキレ負けもそうだが、2100mはこの馬にはきつかったか。
本質的にはスタミナタイプではなく、スピードの持続力を活かしたい血統。
ただ、後ろからの競馬が多く、現状は「非スタミナコースでのスタミナレース」で好結果を出している。
これがスタミナコースでのスタミナレース(春光Sなど)や、オープンクラスでのスタミナレースなど、本格的なスタミナレースになるときつくなるタイプか。
これからは血統の良さを活かすために前での競馬が出来るようになりたい。
今回も前が止まるようなレースになれば展開的には出番はあるかもしれないが、広い京都コースから札幌替わりはプラスになるとは思えず、重賞での好走はまだ先か。
7枠12番
グリム
ゼンノロブロイ産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
6- 0- 1-17/24 25.0% 25.0% 29.2% 225 69
---------------------------------------------------
☆能力:A
☆適性:A
☆適性前走比:→
☆タイプ:先行力の高い総合力タイプ
☆今回の好走条件:不利なく落ち着いたレース運び
☆前走内容:マーキュリーC。先頭集団の1つ後ろから、直線しっかり伸びて抜け出し勝利。
☆2走前内容:アンタレスS。ハイペースの前半は控えめに進めるが、早めに位置を上げて直線入り口先行、勝ち馬に交されるも崩れず2着。
☆最近のベストレースorワーストレース:ベストレースは3走前の名古屋大賞典
☆短評:名古屋大賞典は2番手から直線先頭、そこからしっかり反応して後続を抑えての勝利。
もちろん末脚タイプではないが、先行力がありながら直線でもう一脚使えるところがこの馬の良さ。
父が溜めの利くサンデーサイレンス系、母系がスピード血統というバランスはエルムステークスの勝ち馬のパターンに合っている。
力を出し切ることが出来ればここも有力。
8枠13番
ハイランドピーク
トーセンブライト産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
1- 0- 2- 3/ 6 16.7% 16.7% 50.0% 68 115
---------------------------------------------------
☆能力:C
☆適性:B
☆適性前走比:↑
☆タイプ:先行力・スピード・踏ん張りを備えているタイプ
☆今回の好走条件:状態が戻っていること
☆前走内容:函館D1700mの大沼S。先団からジワジワとしか伸びず。
☆2走前内容:平安S。中団から道中の仕掛けには反応したが4コーナーでは手応えなくなり直線失速。
☆最近のベストレースorワーストレース:ベストレコードは昨年のエルムステークス
☆短評:昨年の勝ち馬。3番手先行から早めに先頭に並んでいってねじ伏せる感じのレース。
充実していた昨年と比べると今年は厳しそう。
早い段階で手応えがなくなっているレースが続いており、馬が止めてしまっている可能性がある。
8枠14番
リアンヴェリテ
ゴールドアリュール産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
4- 7- 3-58/72 5.6% 15.3% 19.4% 13 35
---------------------------------------------------
☆能力:A
☆適性:A
☆適性前走比:→
☆タイプ:総合力タイプ
☆今回の好走条件:スムーズに前に行けること。
☆前走内容:函館D1700mのマリーンS。逃げて勝利。
☆2走前内容:函館D1700mの大沼S。逃げて直線でも脚色衰えず後続を突き放しての勝利。
☆最近のベストレースorワーストレース:ベストレースは大沼S
☆短評:父がサンデーサイレンス系、母系はスピード血統ということで近年のエルムステークスの勝ち馬の傾向に当てはまっている血統。
大沼Sでは5馬身差の圧勝。
マリーンSはモズアトラクションにクビ差まで迫られたが3着には5馬身差をつけている。
マリーンSの方が良馬場+モズアトラクションが脚を出し切れたということで差は縮まったが、この馬自身の走りは悪くない。
ただ、今回は前に行きたい馬が多いのでここ2走よりも消耗することが考えられる。
血統的には2番手3番手で進めることが出来ればもっと良いのだが、そういう競馬をやっていないし、前半のスピードだけならこの馬以上の馬もいるので少しきつくなるか。
道悪のスピード馬場ならそれでも前有利かなとは思うが、良馬場だとモズアトラクションに逆転される可能性はある。
◎モズアトラクション
ジャングルポケット産駒(グレイソヴリン系)。
追い切りは函館ダート 72.3-56.5-41.2-12.4 単走
エルムステークスは先行有利のレースなので、本来であればこういうタイプは嫌うべきだとは思うのですが、今年は前に行きたい馬が多く揃って前が総崩れになる展開も考えられますし、天気予報からは3コーナー過ぎから追い風になるはずで外から進出した馬たちに有利になる可能性がある。
この2つが重なればモズアトラクションにはチャンスあり。
スタミナを活かして突っ込んで来るスタイルが血統とも噛み合っていますし、そういう展開になれば確実に伸びてきていることも好感。
○サトノティターン
父シンボリクリスエス(ロベルト系)×母父Deputy Minister(ヴァイスリージェント系)。
追い切りは札幌ダート 67.8-52.8-38.2-12.1 併せ同入
軽い動きで良い追い切りだったと思います。
母父のヴァイスリージェント系はパワーとスピードがあり、エルムステークスで活躍している血統。
中山のマーチSを勝っているとはいえ、東京コース以外では不安があることは否定できない。
それでも展開さえ向けば中山でも勝てるポテンシャルはあるわけですし、今回は展開や状況からもマーチSのような走りが再現できる可能性ありだと思います。
▲タイムフライヤー
父ハーツクライ(サンデーサイレンス系)×母父ブライアンズタイム(ロベルト系)。
追い切りは函館W 66.2-51.1-37.4-12.2 単走
意欲的な追い切りでした。
伯父にタイムパラドックスがいる血統、パワーを感じさせる走りからも高いダート適性を秘めている可能性は十分にある。
ただ、初ダートが重賞レースというのはやはり厳しいことが多い。
それでも今回予想通りに前が止まる展開になれば、ホープフルSのようにこの馬の良さであるスタミナ的な持続力を発揮しやすくなりますし、初ダートでも関係なく突き抜けてしまっても不思議はない。
△グリム
ゼンノロブロイ産駒(サンデーサイレンス系)。
追い切りは函館W 71.5-55.5-40.5-13.0 単走
高い先行力を持っている馬ですが、前が速いようであればアンタレスSのように控えることも出来る。
流れに沿った落ち着いたレース運びが出来れば崩れることはないと思います。
△レッドアトゥ
カジノドライヴ産駒(ボールドルーラー系)。
追い切りは函館W 70.6-55.2-40.5-12.3 単走
上がりがかかった前走の東大路Sをすごい脚で突き抜けた。
京都→札幌替わりはマイナス、血統的に本来はもう少し前での競馬の方が持ち味が出せそうという課題もあるのですが、今回前が潰れるような展開になるなら今のスタイルでも侮れない。
△テーオーエナジー
△リアンヴェリテ
先行馬からはこの2頭。
テーオーエナジーは内で前の争いに巻き込まれずに進めることが出来そう。
リアンヴェリテの連勝は決して楽なペースでのものではないので評価出来ますし、血統的にはいくらか抑えも利くはずなので、前半ジワッと入って3コーナー辺りから前の2頭なり3頭を飲み込んでいくようなレース運びも良いかもしれません。
【予想印】
◎4.モズアトラクション
○6.サトノティターン
▲7.タイムフライヤー
△12.グリム
△11.レッドアトゥ
△2.テーオーエナジー
△14.リアンヴェリテ
買い目:基本は◎○▲の単勝、◎と○からワイド
余裕がある場合は◎から3連単マルチ、○から3連複
※レース番号、馬名、枠、馬番については万全を期していますが、
主催者発表のものと照らし合わせてご確認ください。
買い目に入っている馬が、出走取り消しや競走除外になった場合は
その馬を除いた買い目となります。
馬券の購入は自己責任でお願いいたします