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大阪杯全頭解説付き予想 血統フェスティバルメルマガ・完全版
2019/3/30 20:00 配信
的中しました! 以下のレース、券種で的中しました。ご購読されていた方はおめでとうございます!
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 3 | 3 | アルアイン | 2:01.0 |
2 | 4 | 6 | キセキ | クビ |
3 | 2 | 2 | ワグネリアン | クビ |
単勝 | 3 | 2,220円 | 9番人気 |
---|---|---|---|
複勝 |
3 6 2 |
450円 180円 320円 |
9番人気 2番人気 5番人気 |
枠連 | 3-4 | 1,750円 | 8番人気 |
馬連 | 3-6 | 3,680円 | 16番人気 |
ワイド |
3-6 2-3 2-6 |
1,090円 2,880円 880円 |
15番人気 36番人気 7番人気 |
馬単 | 3-6 | 10,940円 | 48番人気 |
---|---|---|---|
3連複 | 2-3-6 | 10,740円 | 43番人気 |
3連単 | 3-6-2 | 93,560円 | 336番人気 |
WIN5 | 269,810円 | 9番人気 |
該当記事での印・予想買い目・資金配分
印 | 着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | オッズ | 人気 | 斤量 | 馬齢 | 騎手 | 調教師 | 馬体重(kg) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◯ | 1着 | 3 | 3 | アルアイン | 22.2 | 9 | 57.0 | 牡5 | 北村友一 | 栗東池江泰寿 | 524.0 |
◎ | 10着 | 3 | 4 | エポカドーロ | 14.3 | 8 | 57.0 | 牡4 | 戸崎圭太 | 栗東藤原英昭 | 490.0 |
△ | 2着 | 4 | 6 | キセキ | 4.1 | 2 | 57.0 | 牡5 | 川田将雅 | 栗東角居勝彦 | 508.0 |
△ | 6着 | 5 | 7 | ブラストワンピース | 3.2 | 1 | 57.0 | 牡4 | 池添謙一 | 美浦大竹正博 | 530.0 |
△ | 12着 | 5 | 8 | サングレーザー | 13.5 | 7 | 57.0 | 牡5 | F.ミナリク | 栗東浅見秀一 | 488.0 |
△ | 5着 | 6 | 9 | エアウィンザー | 9.3 | 5 | 57.0 | 牡5 | 浜中俊 | 栗東角居勝彦 | 504.0 |
▲ | 11着 | 7 | 11 | ペルシアンナイト | 7.3 | 3 | 57.0 | 牡5 | M.デムーロ | 栗東池江泰寿 | 494.0 |
△ | 9着 | 8 | 14 | ダンビュライト | 57.6 | 11 | 57.0 | 牡5 | 松若風馬 | 栗東音無秀孝 | 482.0 |
予想買い目の収支
単勝
通常
印
1点
100円
0円
-100円
0.0%
馬/組番:◎
通常
印
1点
100円
2,220円
+2,120円
2,220.0%
馬/組番:◯
通常
印
1点
100円
0円
-100円
0.0%
馬/組番:▲
合計購入金額:300円
払戻金:2,220円
収支:+1,920円
回収率:740.0%
★【大阪杯】過去5年の傾向
※表へのリンクはこちら⇒https://regimag.jp/charge_resource/?content_type=blog&content_id=624&type=image&resource=106464
☆ディープインパクト産駒(サンデーサイレンス系)は2014~2016年に3連勝、2018年は3着。
2017年はディープインパクトの全兄ブラックタイド(サンデーサイレンス系)の産駒が勝ちました。
ディープインパクト(サンデーサイレンス系)に関係する血統には要注目です。
※今年の出走馬で父か母父がディープインパクト(サンデーサイレンス系)なのはアルアイン・キセキ・サングレーザー・マカヒキ・ワグネリアン
☆スピードの持続力が重要になりやすいレースで、ボールドルーラー系やパワースピード型ノーザンダンサー系(大系統)を持つ馬がよく走っています。
母系までチェックしたいですね。
今年の出走馬ではアルアインが母父ボールドルーラー系、サングレーザー・マカヒキの母父がパワースピード型ノーザンダンサー系(大系統)です。
☆パワーとスピードがあって中距離向きの溜めも利くキングマンボ系(ミスプロ系)にも注意したいですね。
昨年もヤマカツエースが10番人気ながら4着と健闘していました。
※今年の出走馬で父か母父がキングマンボ系(ミスプロ系)なのはエアウィンザー・キセキ・ステイフーリッシュ・ステルヴィオ・ダンビュライト・ブラストワンピース・ムイトオブリガード・ワグネリアン
★阪神芝2000mの傾向
※表へのリンクはこちら⇒https://regimag.jp/charge_resource/?content_type=blog&content_id=624&type=image&resource=106458
☆ハービンジャー産駒(ダンチヒ系)が2勝2着1回3着1回と好調です。
その他のダンチヒ系にも注目したいですね。
※大阪杯の出走馬ではブラストワンピース・ペルシアンナイトがハービンジャー産駒(ダンチヒ系)です。
☆サンデーサイレンス系ではやはり機動力のあるステイゴールド(サンデーサイレンス系)の系統がよく走っています。
※大阪杯の出走馬ではエポカドーロ・スティッフェリオ・ステイフーリッシュがステイゴールド(サンデーサイレンス系)の系統です。
☆ハーツクライ(サンデーサイレンス系)の系統も好調です。
☆パワーのあるロベルト系もよく走っています。
種牡馬別コース成績は2016年~先週までのものです。(種牡馬表記のないものは期間中の該当データがないということです。)
能力:A(1着になれる能力あり)、B(馬券圏内に入れる能力あり)、C(他の面で恵まれる必要あり)、D(厳しい)
適性:A(ピッタリ。能力を最大限発揮できるはず)、B(適性内で、力は発揮できる)、C(適性からは少しずれている)、D(適性外)
適性前走比:↑(前走と比べて適性面での上積みが期待できる)、→(適性面では前走と同じくらい)、↓(前走よりは向かない条件になる)
1枠1番
マカヒキ
ディープインパクト産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
24- 22- 13- 97/156 15.4% 29.5% 37.8% 121 66
--------------------------------------------------------
能力:B
適性:B
適性前走比:→
前走の京都記念は外から差す競馬で3着。
前にいたステイフーリッシュが少しフラフラしていたことも影響したかもしれないが、外差しの決まる馬場ということを考えると反応も含めて末脚には物足りなさを感じた。
古馬になってからは母の血統が強く出たのかパワー色が強くなっており、軽いキレ味は見られなくなった。
その分、2017年の大阪杯4着、札幌記念2着と持続力とパワーが要求されるレースではそこそこの結果を出している。
ただ、パワーはあるものの、純粋な持続力タイプではないためか、あくまでもそこそこ止まりになっているのがもどかしいところ。
今回もそれなりに伸びてくるとは思うが、強力な先行馬を捕らえるほどの末脚をこのタイミングで出してこれるとは考えにくい。
2枠2番
ワグネリアン
ディープインパクト産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
24- 22- 13- 97/156 15.4% 29.5% 37.8% 121 66
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:B
適性前走比:↓
神戸新聞杯1着以来だが、そこはノーザンファームの馬なので万全の状態だろうという前提で考えた方が良さそう。
状態よりも不安は小回りコースへの対応。
これまで弥生賞、皐月賞と中山で小回り2000mを2戦しているが、どちらもコーナーでスムーズさを欠いたように小回りコースがプラスになるタイプとは思えない。
直線の長いコースで末脚を活かす競馬がやはりベスト。
小回りコースだとワンペースの持続力レースだと追走とコーナー毎のロス、スローからレース後半のスピードレースだと最終コーナーで外に膨らむロスと加速まで時間がかかることが不安点。
スローでペースが上がる前に捲りきってしまうことが出来れば問題は解消するしチャンスも出てくるのだが、鞍上がそういうタイプではないので望みにくい。
内から抜けてくるタイプでもなく、今回好走するとしたら余程展開が向くか馬の力が抜けているかで、それも少し考えにくいので様子を見たい。
3枠3番
アルアイン
ディープインパクト産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
24- 22- 13- 97/156 15.4% 29.5% 37.8% 121 66
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:B
適性前走比:↑
昨年は3着。
前走の金鯱賞は抑え気味ではあったが先団から、直線入り口で内から弾かれたこともあるがあまりスムーズではなく位置を下げた。
そこからズルズル沈まずもう一度この馬なりに伸びてきたことは評価出来る。
ダービーも直線序盤で少しもたついたように左回りコースは良くない可能性がある。
そう考えると右回りコースに替わることはプラス。
1着になった皐月賞もそうだったが、レース後半に11秒台のラップが続くようなスピードの持続力レースは得意。
消耗戦になったり、あまりにもスローになっての決め手勝負になったりすると適性からズレるので凡走の不安も出てくるが、コース的には昨年もそうだったようにスピードの持続力が要求されるレースになる可能性が高いので今年も有力。
3枠4番
エポカドーロ
オルフェーヴル産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
2- 4- 3- 23/ 32 6.3% 18.8% 28.1% 23 45
--------------------------------------------------------
能力:B
適性:A
適性前走比:→
前走の中山記念はスタートで挟まれないようにということもあってか、前半は結構押し気味にポジションを獲りに行った。
3番手で落ち着いたが、そこで前の2頭は飛ばし続けたのに対してこの馬はペースを落とした。
途中抑え気味にしたことで前半で無理した意味があまりなくなってしまった。
残り600mから仕掛けていったタイミングは悪くないのだが、その分のロスもあっただろうし、休み明けということもあってか最後は少しだけ伸びを欠いて5着。
それでもそれほど差はないし、改善できる点はあるので悲観することはない。
アルアインもこちらも持続力タイプの先行馬だが、あちらはスピード寄りのレース、こちらはスタミナ寄りのレースに合っている印象。
馬場を見極めて判断したい。
4枠5番
ムイトオブリガード
ルーラーシップ産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
5- 2- 4- 37/ 48 10.4% 14.6% 22.9% 73 43
--------------------------------------------------------
能力:C
適性:C
適性前走比:↓
前走の金鯱賞は外目を先行したが直線では伸びず。
2000mは距離的に少し短いし、広いコースの方が良いタイプなので阪神替わりも不安の方が大きい。
春に狙うとしたら目黒記念か。
4枠6番
キセキ
ルーラーシップ産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
5- 2- 4- 37/ 48 10.4% 14.6% 22.9% 73 43
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:B
適性前走比:→
先行する競馬で良さが出た。
母のスピードと前向きさ、父の持続力というバランスが上手くとれている。
前走の有馬記念は前半で少し無理をしてしまったが、それでもパッタリ止まることはなく5着。
気になるのはコーナーでのもたつき。
東京のような広いコースは間違いなく合っているタイプだが、中山の有馬記念では最終コーナーを回ってくるところで少しだけだがもたついた。
単純にラップも落ちているのでバテただけかもしれないが、日経賞や宝塚記念でも結果が出ていないし、内回りコースへの適性は気になるところ。
スピードレースの2000mになると不器用さはさらにはっきりと出てしまうかもしれない。
前残りの傾向が強そうでなければ今回は疑ってみたい。
5枠7番
ブラストワンピース
ハービンジャー産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
12- 12- 17- 53/ 94 12.8% 25.5% 43.6% 89 90
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:B
適性前走比:↓
有馬記念の勝ち馬。有馬記念では前半から行きっぷりも良かったし、ペース+馬場でスタミナレースになったことも良かったが、総合力の高さを証明した。
この馬は距離短縮での成績が良いのだが、休み明けで2000mの新潟記念は行きっぷりが悪かった。
今回も休み明けで2000mへの距離短縮となるのでそういう面が出る可能性はあるし、G1のしかも内回りコースでそうなってしまうとかなり厳しい。
非根幹距離やローカル重賞に強いことからハービンジャー産駒らしさがあると思えば今回の2000mG1というのは割引き条件。
ただ、今阪神開催の2000mは先々週、先週とハービンジャー産駒が連勝中でそこからは気になる存在。
それでもその連勝した2頭は1600mでの勝利実績があった馬なのでスピードの裏付けは合った方が良さそう。最も短い距離でも1800mのブラストワンピースはその点は当てはまらない。
5枠8番
サングレーザー
ディープインパクト産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
24- 22- 13- 97/156 15.4% 29.5% 37.8% 121 66
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:A
適性前走比:↑
前走の香港はさすがに時計が遅すぎたか。
札幌記念でタフなレースへの対応ができることも証明したが、どちらかといえばスピードレースの方が合っているタイプだし、香港の馬場はこの馬には遅すぎた感じでそこで4着ならそれほど悲観する必要はない。
母系はパワーとスピードの持続力に優れており、機動力もある。
過去の馬で言えば2017年の大阪杯2着だったステファノスのようなタイプ。
本番は安田記念かもしれないが、休み明けでも走れるタイプ。
前残りになればそれはやはりきつくはなるだろうが、それでも最後に勝負圏内に加わってこられるだけのスピードはある。
差しが決まるようであればもちろんさらにチャンスはある。
6枠9番
エアウィンザー
キングカメハメハ産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
11- 7- 9- 64/ 91 12.1% 19.8% 29.7% 112 62
--------------------------------------------------------
能力:B
適性:A
適性前走比:↑
前走の金鯱賞では中団から進め、内を回って勝ったダノンプレミアムの後ろをついて行くような形になったが、差を詰めることは出来ず3着、
ダノンプレミアムとの差は感じたが、今回も一緒に走るペルシアンナイトやアルアインなどには先着しており、あちらはステップレースとはいっても一線級相手にやれることを示した。
兄のエアスピネルもそうだが、直線の長いコースでグイグイ伸びるタイプではない。
そのため直線の長い中京から直線の短い阪神内回りコースに替わることは良い。
外々を回って最後まで踏ん張れるタイプではないので、道中はできるだけロスを少なくしたい。
6枠10番
ステイフーリッシュ
ステイゴールド産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
7- 4- 7- 48/ 66 10.6% 16.7% 27.3% 82 88
--------------------------------------------------------
能力:B
適性:B
適性前走比:→
近走はG3、G2で安定。
ただ、あと一押しが足りず勝ち切れていない。
決め手が鋭いタイプでもないし、機動力もそれほど優れているわけでもない。
途中で上がって行く競馬は出来るが、それをやると最後に影響は出るし、G1だとそのまま押し切ることはなおさら難しい。
7枠11番
ペルシアンナイト
ハービンジャー産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
12- 12- 17- 53/ 94 12.8% 25.5% 43.6% 89 90
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:B
適性前走比:→
昨年の2着馬。
特に器用さを前面に出しているタイプではないのだが、内回りコースの持続力レースは得意。
前走の金鯱賞は道中スローを我慢させて、直線では外に持ち出して伸びたがキレ負けした。
この馬は前哨戦はいまいち→本番でパフォーマンスアップということが多く、今回もそのパターンという可能性は高い。
今阪神開催の2000mは先々週、先週とハービンジャー産駒が連勝中で、その勝った2頭は1600mでの勝利実績があった。ペルシアンナイトは1600mのG1マイルチャンピオンシップを勝っている馬だし、この点はバッチリ。
鞍上がいまいち調子に乗り切れていないことは気になるが、好走できる条件は今回かなり揃っている。
7枠12番
ステルヴィオ
ロードカナロア産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
1- 1- 0- 7/ 9 11.1% 22.2% 22.2% 50 57
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:B
適性前走比:↓
前走の中山記念はスタート直後に少し躓きそうになったが、すぐに立て直して縦長の5番手、ウインブライトの後ろから進めた。
上がって行くコーナーでは少しもたつき、直線では伸びたが最後はウインブライトと脚色が同じくらいになってしまい3着まで。
血統的に距離は1600mがベストか。
ただ、脚を溜める競馬をすれば直線の長いコースなら2000mくらいなら対応可能。
逆にコーナーの多いコースはそこでもたついてロスが生じると、スタミナ面でもギリギリなので末脚も鈍ることになる。
能力的にはここでも通用するものはもちろんあるが、距離と阪神内回りコースへの適性から信頼はしにくい。
8枠13番
スティッフェリオ
ステイゴールド産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
7- 4- 7- 48/ 66 10.6% 16.7% 27.3% 82 88
--------------------------------------------------------
能力:B
適性:A
適性前走比:→
福島記念、小倉大賞典とローカル中距離重賞を連勝。
どちらも持続力レースになったが、福島記念はスタミナ寄り、小倉大賞典はレース後半のスピードと、異なる流れでも結果を出せたことは偉い。
今回は一気に相手強化となるが、充実している今なら立ち回り次第で馬券圏内くらいなら十分可能だし、コース適性も問題ない。
その立ち回りも上手なタイプなので外々を回るより馬群でロスなく進めたい。
8枠14番
ダンビュライト
ルーラーシップ産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
5- 2- 4- 37/ 48 10.4% 14.6% 22.9% 73 43
--------------------------------------------------------
能力:B
適性:B
適性前走比:↓
前走の京都記念はスローを先行、目標になってくれる馬がいてレースはしやすかったはず。
近走あまりスッと先行出来ていなかったので、先行出来たことは良かった。
ただ、2000mに距離が短くなって先行勢も強くなる今回は前に行けるかはわからない。
決め手には欠けるので、位置取りが悪くなると仕掛けのタイミングなどが難しくなる。
中山内回りコースの皐月賞3着があるが、内回りコースが得意と言えるほどの器用さはないので阪神内回りコースの今回はコース適性的にも前走より落ちると思われる。
◎はオルフェーヴル産駒(サンデーサイレンス系)のエポカドーロ。
昨年の皐月賞を勝っているように小回りコースコーナー4回の持続力レースは得意。
もちろんスピードレースも対応できるが、スタミナ寄りのレースになればさらに良いタイプ。
土曜日の雨は残らないでしょうが、それでもこの馬にとってはパンパン良馬場よりは良く恵みの雨。
当日は直線向かい風で上がりがかかるレースになる可能性もある状況。
こうなればこの馬の先行力としぶとさが活きてくる。
○アルアイン
父ディープインパクト(サンデーサイレンス系)×母父ボールドルーラー系。
こちらも持続力レースが得意でどちらかといえばスピード寄り。
ただ、直線向かい風なら520kg以上ある馬格が強みになる。
前走左回りコース→今回右回りコース替わりも良く、巻き返して来る可能性が十分にあります。
▲ペルシアンナイト
ハービンジャー産駒(ダンチヒ系)は今開催の阪神芝2000mで好調。
なかでも1600m実績のあるスピードタイプが活躍しており、マイルチャンピオンシップやアーリントンCなど1600m重賞を2勝しているこの馬はピッタリ。
昨年2着の実績もありますし、前哨戦よりも本番でパフォーマンスを上げてくるタイプで、今年も侮れません。
△ブラストワンピース
こちらもハービンジャー産駒(ダンチヒ系)ですが、1600m実績はない。
ただ、母・祖母ともに短距離で走っていたので潜在的なスピードはある。
出走馬中1番の馬格も評価して△
△キセキ
△ダンビュライト
ルーラーシップ産駒(ミスプロ系)で先行力のある2頭。
どちらもそれほど器用ではないので阪神芝2000mがベストだとは思えないのですが、前残りの展開予想となったので軽視は出来ない。
どちらもしぶとい持続力を持っていますし、キセキは展開に恵まれる可能性あり、ダンビュライトは外枠で揉まれず走れることが良いとそれぞれ好材料もあります。
△サングレーザー
△エアウィンザー
キレる脚を使えるタイプからはこの2頭。
小回りコースでスパッとキレる脚を使えますし、馬群を割ってくること出来る。
適性・能力ともに高く評価していますが、前残りでもっとパワー寄りの馬が押し切るのではないかという展開予想になったので、その分評価を下げました。
それでも消せないくらい魅力はある、ということです。
【予想印】
◎4.エポカドーロ
○3.アルアイン
▲11.ペルシアンナイト
△7.ブラストワンピース
△6.キセキ
△14.ダンビュライト
△8.サングレーザー
△9.エアウィンザー
買い目:基本は◎○▲の単勝、◎と○からワイド
余裕がある場合は◎から3連単マルチ、○から3連複
※レース番号、馬名、枠、馬番については万全を期していますが、
主催者発表のものと照らし合わせてご確認ください。
買い目に入っている馬が、出走取り消しや競走除外になった場合は
その馬を除いた買い目となります。
馬券の購入は自己責任でお願いいたします。
※表へのリンクはこちら⇒https://regimag.jp/charge_resource/?content_type=blog&content_id=624&type=image&resource=106464
☆ディープインパクト産駒(サンデーサイレンス系)は2014~2016年に3連勝、2018年は3着。
2017年はディープインパクトの全兄ブラックタイド(サンデーサイレンス系)の産駒が勝ちました。
ディープインパクト(サンデーサイレンス系)に関係する血統には要注目です。
※今年の出走馬で父か母父がディープインパクト(サンデーサイレンス系)なのはアルアイン・キセキ・サングレーザー・マカヒキ・ワグネリアン
☆スピードの持続力が重要になりやすいレースで、ボールドルーラー系やパワースピード型ノーザンダンサー系(大系統)を持つ馬がよく走っています。
母系までチェックしたいですね。
今年の出走馬ではアルアインが母父ボールドルーラー系、サングレーザー・マカヒキの母父がパワースピード型ノーザンダンサー系(大系統)です。
☆パワーとスピードがあって中距離向きの溜めも利くキングマンボ系(ミスプロ系)にも注意したいですね。
昨年もヤマカツエースが10番人気ながら4着と健闘していました。
※今年の出走馬で父か母父がキングマンボ系(ミスプロ系)なのはエアウィンザー・キセキ・ステイフーリッシュ・ステルヴィオ・ダンビュライト・ブラストワンピース・ムイトオブリガード・ワグネリアン
★阪神芝2000mの傾向
※表へのリンクはこちら⇒https://regimag.jp/charge_resource/?content_type=blog&content_id=624&type=image&resource=106458
☆ハービンジャー産駒(ダンチヒ系)が2勝2着1回3着1回と好調です。
その他のダンチヒ系にも注目したいですね。
※大阪杯の出走馬ではブラストワンピース・ペルシアンナイトがハービンジャー産駒(ダンチヒ系)です。
☆サンデーサイレンス系ではやはり機動力のあるステイゴールド(サンデーサイレンス系)の系統がよく走っています。
※大阪杯の出走馬ではエポカドーロ・スティッフェリオ・ステイフーリッシュがステイゴールド(サンデーサイレンス系)の系統です。
☆ハーツクライ(サンデーサイレンス系)の系統も好調です。
☆パワーのあるロベルト系もよく走っています。
種牡馬別コース成績は2016年~先週までのものです。(種牡馬表記のないものは期間中の該当データがないということです。)
能力:A(1着になれる能力あり)、B(馬券圏内に入れる能力あり)、C(他の面で恵まれる必要あり)、D(厳しい)
適性:A(ピッタリ。能力を最大限発揮できるはず)、B(適性内で、力は発揮できる)、C(適性からは少しずれている)、D(適性外)
適性前走比:↑(前走と比べて適性面での上積みが期待できる)、→(適性面では前走と同じくらい)、↓(前走よりは向かない条件になる)
1枠1番
マカヒキ
ディープインパクト産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
24- 22- 13- 97/156 15.4% 29.5% 37.8% 121 66
--------------------------------------------------------
能力:B
適性:B
適性前走比:→
前走の京都記念は外から差す競馬で3着。
前にいたステイフーリッシュが少しフラフラしていたことも影響したかもしれないが、外差しの決まる馬場ということを考えると反応も含めて末脚には物足りなさを感じた。
古馬になってからは母の血統が強く出たのかパワー色が強くなっており、軽いキレ味は見られなくなった。
その分、2017年の大阪杯4着、札幌記念2着と持続力とパワーが要求されるレースではそこそこの結果を出している。
ただ、パワーはあるものの、純粋な持続力タイプではないためか、あくまでもそこそこ止まりになっているのがもどかしいところ。
今回もそれなりに伸びてくるとは思うが、強力な先行馬を捕らえるほどの末脚をこのタイミングで出してこれるとは考えにくい。
2枠2番
ワグネリアン
ディープインパクト産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
24- 22- 13- 97/156 15.4% 29.5% 37.8% 121 66
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:B
適性前走比:↓
神戸新聞杯1着以来だが、そこはノーザンファームの馬なので万全の状態だろうという前提で考えた方が良さそう。
状態よりも不安は小回りコースへの対応。
これまで弥生賞、皐月賞と中山で小回り2000mを2戦しているが、どちらもコーナーでスムーズさを欠いたように小回りコースがプラスになるタイプとは思えない。
直線の長いコースで末脚を活かす競馬がやはりベスト。
小回りコースだとワンペースの持続力レースだと追走とコーナー毎のロス、スローからレース後半のスピードレースだと最終コーナーで外に膨らむロスと加速まで時間がかかることが不安点。
スローでペースが上がる前に捲りきってしまうことが出来れば問題は解消するしチャンスも出てくるのだが、鞍上がそういうタイプではないので望みにくい。
内から抜けてくるタイプでもなく、今回好走するとしたら余程展開が向くか馬の力が抜けているかで、それも少し考えにくいので様子を見たい。
3枠3番
アルアイン
ディープインパクト産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
24- 22- 13- 97/156 15.4% 29.5% 37.8% 121 66
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:B
適性前走比:↑
昨年は3着。
前走の金鯱賞は抑え気味ではあったが先団から、直線入り口で内から弾かれたこともあるがあまりスムーズではなく位置を下げた。
そこからズルズル沈まずもう一度この馬なりに伸びてきたことは評価出来る。
ダービーも直線序盤で少しもたついたように左回りコースは良くない可能性がある。
そう考えると右回りコースに替わることはプラス。
1着になった皐月賞もそうだったが、レース後半に11秒台のラップが続くようなスピードの持続力レースは得意。
消耗戦になったり、あまりにもスローになっての決め手勝負になったりすると適性からズレるので凡走の不安も出てくるが、コース的には昨年もそうだったようにスピードの持続力が要求されるレースになる可能性が高いので今年も有力。
3枠4番
エポカドーロ
オルフェーヴル産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
2- 4- 3- 23/ 32 6.3% 18.8% 28.1% 23 45
--------------------------------------------------------
能力:B
適性:A
適性前走比:→
前走の中山記念はスタートで挟まれないようにということもあってか、前半は結構押し気味にポジションを獲りに行った。
3番手で落ち着いたが、そこで前の2頭は飛ばし続けたのに対してこの馬はペースを落とした。
途中抑え気味にしたことで前半で無理した意味があまりなくなってしまった。
残り600mから仕掛けていったタイミングは悪くないのだが、その分のロスもあっただろうし、休み明けということもあってか最後は少しだけ伸びを欠いて5着。
それでもそれほど差はないし、改善できる点はあるので悲観することはない。
アルアインもこちらも持続力タイプの先行馬だが、あちらはスピード寄りのレース、こちらはスタミナ寄りのレースに合っている印象。
馬場を見極めて判断したい。
4枠5番
ムイトオブリガード
ルーラーシップ産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
5- 2- 4- 37/ 48 10.4% 14.6% 22.9% 73 43
--------------------------------------------------------
能力:C
適性:C
適性前走比:↓
前走の金鯱賞は外目を先行したが直線では伸びず。
2000mは距離的に少し短いし、広いコースの方が良いタイプなので阪神替わりも不安の方が大きい。
春に狙うとしたら目黒記念か。
4枠6番
キセキ
ルーラーシップ産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
5- 2- 4- 37/ 48 10.4% 14.6% 22.9% 73 43
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:B
適性前走比:→
先行する競馬で良さが出た。
母のスピードと前向きさ、父の持続力というバランスが上手くとれている。
前走の有馬記念は前半で少し無理をしてしまったが、それでもパッタリ止まることはなく5着。
気になるのはコーナーでのもたつき。
東京のような広いコースは間違いなく合っているタイプだが、中山の有馬記念では最終コーナーを回ってくるところで少しだけだがもたついた。
単純にラップも落ちているのでバテただけかもしれないが、日経賞や宝塚記念でも結果が出ていないし、内回りコースへの適性は気になるところ。
スピードレースの2000mになると不器用さはさらにはっきりと出てしまうかもしれない。
前残りの傾向が強そうでなければ今回は疑ってみたい。
5枠7番
ブラストワンピース
ハービンジャー産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
12- 12- 17- 53/ 94 12.8% 25.5% 43.6% 89 90
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:B
適性前走比:↓
有馬記念の勝ち馬。有馬記念では前半から行きっぷりも良かったし、ペース+馬場でスタミナレースになったことも良かったが、総合力の高さを証明した。
この馬は距離短縮での成績が良いのだが、休み明けで2000mの新潟記念は行きっぷりが悪かった。
今回も休み明けで2000mへの距離短縮となるのでそういう面が出る可能性はあるし、G1のしかも内回りコースでそうなってしまうとかなり厳しい。
非根幹距離やローカル重賞に強いことからハービンジャー産駒らしさがあると思えば今回の2000mG1というのは割引き条件。
ただ、今阪神開催の2000mは先々週、先週とハービンジャー産駒が連勝中でそこからは気になる存在。
それでもその連勝した2頭は1600mでの勝利実績があった馬なのでスピードの裏付けは合った方が良さそう。最も短い距離でも1800mのブラストワンピースはその点は当てはまらない。
5枠8番
サングレーザー
ディープインパクト産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
24- 22- 13- 97/156 15.4% 29.5% 37.8% 121 66
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:A
適性前走比:↑
前走の香港はさすがに時計が遅すぎたか。
札幌記念でタフなレースへの対応ができることも証明したが、どちらかといえばスピードレースの方が合っているタイプだし、香港の馬場はこの馬には遅すぎた感じでそこで4着ならそれほど悲観する必要はない。
母系はパワーとスピードの持続力に優れており、機動力もある。
過去の馬で言えば2017年の大阪杯2着だったステファノスのようなタイプ。
本番は安田記念かもしれないが、休み明けでも走れるタイプ。
前残りになればそれはやはりきつくはなるだろうが、それでも最後に勝負圏内に加わってこられるだけのスピードはある。
差しが決まるようであればもちろんさらにチャンスはある。
6枠9番
エアウィンザー
キングカメハメハ産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
11- 7- 9- 64/ 91 12.1% 19.8% 29.7% 112 62
--------------------------------------------------------
能力:B
適性:A
適性前走比:↑
前走の金鯱賞では中団から進め、内を回って勝ったダノンプレミアムの後ろをついて行くような形になったが、差を詰めることは出来ず3着、
ダノンプレミアムとの差は感じたが、今回も一緒に走るペルシアンナイトやアルアインなどには先着しており、あちらはステップレースとはいっても一線級相手にやれることを示した。
兄のエアスピネルもそうだが、直線の長いコースでグイグイ伸びるタイプではない。
そのため直線の長い中京から直線の短い阪神内回りコースに替わることは良い。
外々を回って最後まで踏ん張れるタイプではないので、道中はできるだけロスを少なくしたい。
6枠10番
ステイフーリッシュ
ステイゴールド産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
7- 4- 7- 48/ 66 10.6% 16.7% 27.3% 82 88
--------------------------------------------------------
能力:B
適性:B
適性前走比:→
近走はG3、G2で安定。
ただ、あと一押しが足りず勝ち切れていない。
決め手が鋭いタイプでもないし、機動力もそれほど優れているわけでもない。
途中で上がって行く競馬は出来るが、それをやると最後に影響は出るし、G1だとそのまま押し切ることはなおさら難しい。
7枠11番
ペルシアンナイト
ハービンジャー産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
12- 12- 17- 53/ 94 12.8% 25.5% 43.6% 89 90
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:B
適性前走比:→
昨年の2着馬。
特に器用さを前面に出しているタイプではないのだが、内回りコースの持続力レースは得意。
前走の金鯱賞は道中スローを我慢させて、直線では外に持ち出して伸びたがキレ負けした。
この馬は前哨戦はいまいち→本番でパフォーマンスアップということが多く、今回もそのパターンという可能性は高い。
今阪神開催の2000mは先々週、先週とハービンジャー産駒が連勝中で、その勝った2頭は1600mでの勝利実績があった。ペルシアンナイトは1600mのG1マイルチャンピオンシップを勝っている馬だし、この点はバッチリ。
鞍上がいまいち調子に乗り切れていないことは気になるが、好走できる条件は今回かなり揃っている。
7枠12番
ステルヴィオ
ロードカナロア産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
1- 1- 0- 7/ 9 11.1% 22.2% 22.2% 50 57
--------------------------------------------------------
能力:A
適性:B
適性前走比:↓
前走の中山記念はスタート直後に少し躓きそうになったが、すぐに立て直して縦長の5番手、ウインブライトの後ろから進めた。
上がって行くコーナーでは少しもたつき、直線では伸びたが最後はウインブライトと脚色が同じくらいになってしまい3着まで。
血統的に距離は1600mがベストか。
ただ、脚を溜める競馬をすれば直線の長いコースなら2000mくらいなら対応可能。
逆にコーナーの多いコースはそこでもたついてロスが生じると、スタミナ面でもギリギリなので末脚も鈍ることになる。
能力的にはここでも通用するものはもちろんあるが、距離と阪神内回りコースへの適性から信頼はしにくい。
8枠13番
スティッフェリオ
ステイゴールド産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
7- 4- 7- 48/ 66 10.6% 16.7% 27.3% 82 88
--------------------------------------------------------
能力:B
適性:A
適性前走比:→
福島記念、小倉大賞典とローカル中距離重賞を連勝。
どちらも持続力レースになったが、福島記念はスタミナ寄り、小倉大賞典はレース後半のスピードと、異なる流れでも結果を出せたことは偉い。
今回は一気に相手強化となるが、充実している今なら立ち回り次第で馬券圏内くらいなら十分可能だし、コース適性も問題ない。
その立ち回りも上手なタイプなので外々を回るより馬群でロスなく進めたい。
8枠14番
ダンビュライト
ルーラーシップ産駒のコース成績は以下の通り
--------------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------
5- 2- 4- 37/ 48 10.4% 14.6% 22.9% 73 43
--------------------------------------------------------
能力:B
適性:B
適性前走比:↓
前走の京都記念はスローを先行、目標になってくれる馬がいてレースはしやすかったはず。
近走あまりスッと先行出来ていなかったので、先行出来たことは良かった。
ただ、2000mに距離が短くなって先行勢も強くなる今回は前に行けるかはわからない。
決め手には欠けるので、位置取りが悪くなると仕掛けのタイミングなどが難しくなる。
中山内回りコースの皐月賞3着があるが、内回りコースが得意と言えるほどの器用さはないので阪神内回りコースの今回はコース適性的にも前走より落ちると思われる。
◎はオルフェーヴル産駒(サンデーサイレンス系)のエポカドーロ。
昨年の皐月賞を勝っているように小回りコースコーナー4回の持続力レースは得意。
もちろんスピードレースも対応できるが、スタミナ寄りのレースになればさらに良いタイプ。
土曜日の雨は残らないでしょうが、それでもこの馬にとってはパンパン良馬場よりは良く恵みの雨。
当日は直線向かい風で上がりがかかるレースになる可能性もある状況。
こうなればこの馬の先行力としぶとさが活きてくる。
○アルアイン
父ディープインパクト(サンデーサイレンス系)×母父ボールドルーラー系。
こちらも持続力レースが得意でどちらかといえばスピード寄り。
ただ、直線向かい風なら520kg以上ある馬格が強みになる。
前走左回りコース→今回右回りコース替わりも良く、巻き返して来る可能性が十分にあります。
▲ペルシアンナイト
ハービンジャー産駒(ダンチヒ系)は今開催の阪神芝2000mで好調。
なかでも1600m実績のあるスピードタイプが活躍しており、マイルチャンピオンシップやアーリントンCなど1600m重賞を2勝しているこの馬はピッタリ。
昨年2着の実績もありますし、前哨戦よりも本番でパフォーマンスを上げてくるタイプで、今年も侮れません。
△ブラストワンピース
こちらもハービンジャー産駒(ダンチヒ系)ですが、1600m実績はない。
ただ、母・祖母ともに短距離で走っていたので潜在的なスピードはある。
出走馬中1番の馬格も評価して△
△キセキ
△ダンビュライト
ルーラーシップ産駒(ミスプロ系)で先行力のある2頭。
どちらもそれほど器用ではないので阪神芝2000mがベストだとは思えないのですが、前残りの展開予想となったので軽視は出来ない。
どちらもしぶとい持続力を持っていますし、キセキは展開に恵まれる可能性あり、ダンビュライトは外枠で揉まれず走れることが良いとそれぞれ好材料もあります。
△サングレーザー
△エアウィンザー
キレる脚を使えるタイプからはこの2頭。
小回りコースでスパッとキレる脚を使えますし、馬群を割ってくること出来る。
適性・能力ともに高く評価していますが、前残りでもっとパワー寄りの馬が押し切るのではないかという展開予想になったので、その分評価を下げました。
それでも消せないくらい魅力はある、ということです。
【予想印】
◎4.エポカドーロ
○3.アルアイン
▲11.ペルシアンナイト
△7.ブラストワンピース
△6.キセキ
△14.ダンビュライト
△8.サングレーザー
△9.エアウィンザー
買い目:基本は◎○▲の単勝、◎と○からワイド
余裕がある場合は◎から3連単マルチ、○から3連複
※レース番号、馬名、枠、馬番については万全を期していますが、
主催者発表のものと照らし合わせてご確認ください。
買い目に入っている馬が、出走取り消しや競走除外になった場合は
その馬を除いた買い目となります。
馬券の購入は自己責任でお願いいたします。
※この記事は、2019/3/30 20:00 に、血統フェスティバルメルマガ・完全版(メルマガ 30日間4,290円)より配信された有料情報です。
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