血統フェスティバルメルマガGOLDplus【重賞レース+勝負レース】

★【セントウルS】過去5年の傾向
※表へのリンクはこちら⇒https://regimag.jp/charge_resource/?content_type=blog&content_id=624&type=image&resource=77004


2016年
1着ビッグアーサー：サクラバクシンオー（プリンスリーギフト）×Kingmambo（ミスプロ）
2着ネロ：ヨハネスブルグ（ストームバード）×サンデーサイレンス
3着ラヴァーズポイント：マイネルラヴ（ミスプロ）×タマモクロス（グレイソヴリン）

2015年
1着アクティブミノル：スタチューオブリバ（ストームバード）×アグネスタキオン（ＳＳ）
2着ウリウリ：ディープインパクト（ＳＳ）×フレンチデピュティ（ヴァイスリージェント）
3着バーバラ：ディープインパクト（ＳＳ）×Dixieland Band（ノーＤ）

2014年
1着リトルゲルダ：Closing Argument（マッチェム）×Buddha（ミスプロ）
2着ハクサンムーン：アドマイヤムーン（ミスプロ）×サクラバクシンオー（プリンスリーギフト）
3着エピセアローム：ダイワメジャー（ＳＳ）×Cozzene（グレイソヴリン）

☆パワースピード型ノーザンダンサー系(大系統)が活躍しています。
特に毎年のように連対馬が出ているストームバード系には要注目です。

☆ミスプロ系やスピード型ナスルーラ系(大系統)も、もちろん良いです。

☆例年はパワースピード型血統の逃げ先行馬が中心になるのですが、スローペースになった2015年はディープインパクト産駒(サンデーサイレンス系)の差し追い込み馬が2・3着に好走しました。



★阪神芝コースの傾向
※表へのリンクはこちら⇒https://regimag.jp/charge_resource/?content_type=blog&content_id=624&type=image&resource=77001


☆キングマンボ(ミスプロ系)の系統が大活躍しています。

☆ダンチヒ系・サドラーズウェルズ系も好調です。



種牡馬別コース成績は2014年～先週までのものです。(種牡馬表記のないものは期間中の該当データがないということです。)
能力：A(1着になれる能力あり)、B(馬券圏内に入れる能力あり)、C(他の面で恵まれる必要あり)、D(厳しい)
適性：A(ピッタリ。能力を最大限発揮できるはず)、B(適性内で、力は発揮できる)、C(適性からは少しずれている)、D(適性外)
適性前走比：↑(前走と比べて適性面での上積みが期待できる)、→(適性面では前走と同じくらい)、↓(前走よりは向かない条件になる)



1枠1番
アドマイヤゴッド
ハーツクライ産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
1- 0- 0-14/15 6.7% 6.7% 6.7% 29 10
---------------------------------------------------
能力：C
適性：B
適性前走比：→
阪神1200mで勝ったことがあるというのは良いのだが、時計面での不安はある。
ハーツクライにダンチヒという血統で、ダンチヒで1200mに対応出来ているが、ハーツクライのスタミナ的な持続力の方が強く出ている。
そのため、タフなコースや道悪で時計がかかる時にグイッと伸びてくるタイプ。
最後に踏ん張れるというのはセントウルステークスでも良いのだが、開幕週なのでスピードも重要で、この馬のようにスピードの足りないタイプはほとんど来ていない。
道悪になった時に少し警戒したい。


2枠2番
メラグラーナ
Fastnet Rock産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0 330
---------------------------------------------------
能力：A
適性：A
適性前走比：→
近2走は中京で惨敗。
どちらも雨にたたられた感があり、行きっぷりが良くなかった。
本来であれば中団から前の好位で流れに乗れるタイプ。
そこからしっかり伸びるし、坂も苦にしない。
能力は上位だし、良馬場なら大崩れはしないはず。
ただ、近走の走りを見ていると雨の影響以外にも、騎手の意識が脚を溜める方向に向いている感じもあり、そうだとするとこの馬の良さである、流れに乗って競馬が出来るという点が引き出しにくくなるし、開幕週でもあるので、その点は不安。


3枠3番
アルティマブラッド
シンボリクリスエス産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
0- 1- 1-16/18 0.0% 5.6% 11.1% 0 32
---------------------------------------------------
能力：B
適性：B
適性前走比：↑
中山で勝っているように、右回り急坂コースは悪くない。
母はスプリントの重賞勝ち馬で、父がシンボリクリスエスの分、スピードは若干削がれているが、最後に踏ん張ることが出来る。
ここ2走のCBC賞や北九州記念はこの馬にとってはペースが速すぎた。
阪神でも開幕週のセントウルステークスは時計的には少し厳しい。
それでも北九州記念では最後までしぶとかったし、それに坂がプラスされる阪神なら相対的にもうひと伸びを見せる可能性はある。


3枠4番
ツィンクルソード
デュランダル産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
4- 1- 0-14/19 21.1% 26.3% 26.3% 211 72
---------------------------------------------------
能力：C
適性：B
適性前走比：↑
阪神と同じようにタフな部類の中京で勝っていることは評価出来る。
ただ、それは1400mでのもので、前走久しぶりの1200mになった北九州記念ではスムーズさを欠いたとはいっても、やはり忙しそうだった。
セントウルステークスは基本的にはスピード優勢、こういう最後に突っ込んでくるタイプは合わないし、もしこのタイプにチャンスが生まれるような展開になったとしても、スノードラゴンやアドマイヤゴッドなど同型がいる中からこの馬を選ぶか・・・。
デュランダル産駒のコース成績が良いので、その1点はかなりの強みなのだが。


4枠5番
プレイズエターナル
アドマイヤムーン産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
11- 9- 4-31/55 20.0% 36.4% 43.6% 121 82
---------------------------------------------------
能力：B
適性：B
適性前走比：→
急坂中山の前傾ペースになったアクアマリンSでファインニードルの3着があるので、適性としては悪くない。
ただ、後方からになりやすい馬で、前を追いかける分だけスタミナを消耗してしまうので、なかなか上手く嵌らない。
アクアマリンSでは外から上がって行ったが、スノードラゴンのようなスタミナで突っ込んでくるタイプではなく、スパッとキレる脚を使えるので、スローでも問題はないし、前が止まりにくいセントウルステークスではこちらの方がチャンスが回ってくる可能性は高いと考えられる。
馬群が固まるような展開になるなら一発の可能性は出てくる。


4枠6番
ラインミーティア
メイショウボーラー産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
0- 0- 0-20/20 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
---------------------------------------------------
能力：B
適性：B
適性前走比：↓
前走のアイビスサマーダッシュは有力3頭から少し離れた後ろで、ちょうどポケットになった良い位置。
最後も前が開いて、何もかもが上手くいった。
普通のコースの1200mでもスタートがあまり速くなく、差し追い込みの競馬になる。
スパッとキレるタイプではなく、ジワジワと伸びてくるタイプ。
こういうタイプはセントウルステークス向きではない。
ただ、アイビスサマーダッシュはその前のレースから斤量が増えたのにタイムを縮めて勝ちきるという、常識からは外れたことをやったので、一皮むけたという可能性も否定できない。


5枠7番
ファインニードル
アドマイヤムーン産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
11- 9- 4-31/55 20.0% 36.4% 43.6% 121 82
---------------------------------------------------
能力：A
適性：A
適性前走比：↑
前走の北九州記念では直線ごちゃついて脚を余した。
また、この馬はキレ味はない方なので、ラスト3ハロンの推移が11.5-11.2-12.0と、直線で加速する流れも少しマイナスだった。
それでもラスト1ハロンは12.0かかっているだけに、進路が確保できていれば際どいところまで詰めてきた可能性はあるし、実際狭いながらも差は縮めていた。
阪神、中山で勝っているように急坂での踏ん張りは得意。
先行して踏ん張るのがこの馬の持ち味で、セントウルステークスは巻き返しの可能性あり。
アドマイヤムーン産駒のコース成績も優秀。


5枠8番
ワキノブレイブ
マイネルラヴ産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
2- 0- 2- 7/11 18.2% 18.2% 36.4% 151 151
---------------------------------------------------
能力：C
適性：B
適性前走比：→
母父がブライアンズタイムということもあり、スピードタイプではなく1400m寄りの地力タイプに出ている。
中山など坂のあるコースや、道悪など少しタフな条件の方が良いので、阪神は悪くない。
ただ、シルクロードSは開幕週ということもあり、もっとスピードのあるタイプの方が良い。
久々だし、今回は様子見か。


6枠9番
ミッキーラブソング
キングカメハメハ産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
1- 3- 1-20/25 4.0% 16.0% 20.0% 36 122
---------------------------------------------------
能力：C
適性：B
適性前走比：→
以前は最後に突っ込んでくるタイプだったが、近走では先行策もとっていて、少し中途半端になってきている感はある。
前走の北九州記念では久しぶりに控える競馬になったが、あまり伸びず。
スピードで押し切れるわけでもなく、後ろの馬が突っ込んでくる展開になったところでスノードラゴンなど同型の中でこの馬が特別秀でているわけでもない。


6枠10番
ワキノヒビキ
オンファイア産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
---------------------------------------------------
能力：C
適性：C
適性前走比：↓
スタートに不安あり。
そのため、前で押し切るようなレースはもちろん出来ないし、後方から差しきるような決め手もここではない。


7枠11番
スノードラゴン
アドマイヤコジーン産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
0- 0- 1- 6/ 7 0.0% 0.0% 14.3% 0 31
---------------------------------------------------
能力：B
適性：B
適性前走比：→
昨年のセントウルステークスでは先行したりもしたが、本質的にはスタミナを活かして突っ込んでくるタイプ。
これは全盛期から変わりない。
全盛期と比べると末脚の威力は落ちているとはいえ、前走のCBC賞の直線では前が開いたのと、ラスト1ハロンで前が止まるタイミングが重なって、最後は伸びてきていた。
それでもセントウルステークスは開幕週でスピードが重要なレースなので、届かない可能性の方が高い。


7枠12番
ラヴァーズポイント
マイネルラヴ産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
2- 0- 2- 7/11 18.2% 18.2% 36.4% 151 151
---------------------------------------------------
能力：C
適性：B
適性前走比：↑
昨年のセントウルステークスは3番手から流れ込んでそのまま3着。
昨年は先行力があったが、近走はその点に陰りが見えるのが気になる。
ただ、ここ2走のCBC賞、北九州記念ともにパッタリと止まってはいないので、先行力はともかく、能力的には少し復調してきている感じはある。
相対的に平坦コースよりも少しタフなコースの方が良いので阪神替わりも良いし、穴馬として警戒は必要。


8枠13番
ダンスディレクター
アルデバラン2産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
0- 2- 0- 6/ 8 0.0% 25.0% 25.0% 0 142
---------------------------------------------------
能力：A
適性：B
適性前走比：↓
母父がサンデーサイレンスということもあり、短距離でもスパッとキレる脚を使えるタイプ。
昨年のセントウルSは縦長を最後方からという時点でアウトだったのだが、直線でも外に持ち出せず進路が出来ずに不完全燃焼。
セントウルSはスピードタイプが優勢とはいえ、ウリウリのようなキレるタイプにもチャンスはある。
昨年よりも馬群が固まり、しっかり脚を出し切ることが出来ればこの馬にもチャンスはある。
不安点はやはり昨年のようなことになる可能性もあるし、前哨戦仕様の仕上げで出てくるかもということ。


8枠14番
フィドゥーシア
Medaglia d'Oro産駒のコース成績は以下の通り
---------------------------------------------------
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
---------------------------------------------------
1- 0- 1- 2/ 4 25.0% 25.0% 50.0% 62 102
---------------------------------------------------
能力：A
適性：B
適性前走比：↓
母のビリーヴは2002年のセントウルステークス勝ち馬。
前走のアイビスサマーダッシュではこの馬を含めた有力3頭がやり合う形になってしまい、例年よりも少し速いペースになった。
それでもこの馬はそこから抜け出したのだが、ゴール前で伏兵のラインミーティアに交された。
結果は残念も、内容的には悲観不要。
スタートが速く、テンのスピードもある。
今は充実期。
ただ、不安があるとすれば、1200mでハイペース実績がないことか。
中山や中京で勝っているように阪神の坂も問題はないと思うが、どちらもスローペースだったことから、ハイペースになった時に踏ん張れるかはわからない。
新潟直線コースでの走りを見ていると、むしろハイペースのレースの方が合っていそうな気もするし、能力的に押し切っても不思議はないが、立場的には不安の方が大きい。




◎はアドマイヤムーン産駒(ミスプロ系)のファインニードル。
アドマイヤムーン産駒の阪神芝1200m成績は優秀で、連対率は40%以上。
セントウルステークスでも2013年と2014年にハクサンムーンが好走。
前走の北九州記念はペースが少し速かったことと、後手に回ってしまい脚を出し切れなかったことが大きな敗因。
また、この馬は急坂のある阪神や中山コースで勝っているように、平坦の小倉よりも阪神でパワーを活かすことのできる今回の方が良いと思います。


○フィドゥーシア。
Medaglia d'Oro産駒(サドラーズウェルズ系)。
母のビリーヴは2002年のセントウルS勝ち馬。
1200mでのハイペース実績が無いことと、新潟直線コースで強い競馬を続けてからの普通のコース戻りというのは少し気になりますが、今の充実度なら克服可能か。


▲アルティマブラッド。
シンボリクリスエス産駒(ロベルト系)。
こちらの母は2009年のセントウルSを勝ったアルティマトゥーレ。
この馬も踏ん張れるタイプなので、平坦の小倉から坂のある阪神に替ることはプラス。


△メラグラーナ。
Fastnet Rock産駒(ダンチヒ系)。
能力的にはここでも最上位。
近走は雨の影響もあったかもしれませんが、差す競馬への意識が強くなっているように見えることは気になる。
流れに乗って最後までしっかり走れるタイプなので、そういう競馬をまたしてほしいですし、開幕週ということを考えればそうなる可能性も高いのではないでしょうか。

×ダンスディレクター。
アルデバラン2産駒(ミスプロ系)。
昨年は位置取りもコース取りも上手くいかず不完全燃焼でしたが、セントウルSでチャンスのある差し馬はこういうスパッとキレるタイプのはずで、スムーズに走ることが出来ればやはり有力だと思います。

×プレイズエターナル。
本命馬と同じアドマイヤムーン産駒。
この馬も決め手はあるので、展開と位置取り次第で好走のチャンスあり。

×ラヴァーズポイント。
マイネルラヴ産駒(ミスプロ系)。
昨年の3着馬。
昨年と比べると前に行けなくなっているのは気になりますが、内容からは複勝気配を感じので、要警戒。


【予想印】
◎7.ファインニードル
○14.フィドゥーシア
▲3.アルティマブラッド
△2.メラグラーナ
×13.ダンスディレクター
×5.プレイズエターナル
×12.ラヴァーズポイント

買い目
◎の単勝と複勝
◎から馬連・3連複
◎○▲△から3連複2頭軸流し




※レース番号、馬名、枠、馬番については万全を期していますが、
主催者発表のものと照らし合わせてご確認ください。

買い目に入っている馬が、出走取り消しや競走除外になった場合は
その馬を除いた買い目となります。

馬券の購入は自己責任でお願いいたします。