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ジャンル:競馬


公開開始日:2015/11/07
最終更新日:2024/03/30 21:01

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2018年10月20日の記事一覧です。
豪州G1コーフィールドC
No.367 2018年10月20日 11:30   カテゴリー: スポーツ

★コーフィールド8R

コーフィールドC G1 芝2400
3歳上 ハンデ14:40スタート

コックスプレート、メルボルンCの前哨戦に位置付けられるが、
このレース自身、140年近い歴史を持つレースである。

その1回目のレースは1879年に行われており、競馬場も一貫してコーフィールド競馬場で行われるなど、
施行条件に変りはない。

コーフィールド競馬場はオーストラリア州メルボルン郊外にあり、
その開場はコーフィールドC設立から20年前に遡る1859年。
日本の歴史上の出来事で言えば江戸幕府の行った安政の大獄の時期であり、
それを思えば遥か昔の話であるが、これは日本において初めて
西洋式の競馬が行われたとされる時期でもある。

もちろんその当時は100年以上の時が過ぎた後、そのコーフィールドC競馬場で、
まさか日本の馬が走るとは誰も思っていなかっただろうが、
これまでこのコーフィールドCには日本調教馬が7頭参戦している。

2005年にはアイポッパーが2着、2006年にはデルタブルース、ポップロックの2頭が挑戦して3、7着。
2010年にはトウカイトリックが12着、2014年にはアドマイヤラクティが優勝、
そして2015年にはフェイムゲーム、ホッコーブレーヴが6着、10着。
また余談にはなるが、デルタブルースとポップロックは次走、メルボルンCに出走して
1、2着独占の快挙を成し遂げた一方で、アドマイヤラクティは同じくメルボルンCで
最下位となった後、馬房で死亡するという悲劇に見舞われている。


またジャパンCに参戦したことがあるレッツイローブ(1992年7着)、
ドゥーナデン(2013年5着)、ブームタイム(2017年12着同着)らも
過去のコーフィールドC優勝馬に名を連ねている。


レースが行われるコーフィールド競馬場だが、上から見ると変形した五角形をしており、
1周は2080mで直線は367m。全てのレースは芝の左回りにて行われているが、
1コーフィールドCが行われる2400mはホームストレッチ上にスタート地点があり、
1周してもう一度ホームストレッチを走ったところがゴール。
スタートしてから最初のカーブを迎えるまでは一度目のホームストレッチを走ることから、
十分に距離があるので、枠順の有利、不利はそれほど気にする必要はない。

トップハンデ57.5キロを背負うのがBest Solution(ベストソリューション)。
同馬はイギリス調教馬で、ここまでG1を2勝。それが理由でトップハンデになっているのだろうが、
その勝利しているG1戦2勝は共にドイツのレースで、ベルリン大賞とバーデン大賞。

ドイツのG1だけにその取捨は難しいが、他にも過去2016年にはフランスのG1戦、
クリテリウムドサンクルーで2着や、今年のドバイシーマクラシックで5着、
先日の凱旋門賞で3着だったクロスオブスターズとは2馬身程の差であったことを思えば、
このメンバーなら力は通用するはず。ただし、この後のメルボルンCも視野に入れた上での
オーストラリア初戦となる点と、他の馬とのハンデ差がどうでるかが鍵とM氏

ベストソリューションよりも現在ブックメーカーが高い評価をしているのが、
アイルランドのThe Cliffsofmoher(ザクリフスオブモハー)。
こちらは昨年、英ダービーに出走して2着。その後を期待されたが、
結局3歳時にはG1戦を6戦使われて未勝利。

今年も愛のG1戦、タタソールズゴールドCで2着、エクリプスSで3着などしているが、
G1を勝てていない。しかしながら、ベストソリューションとは異なり、
既にオーストラリアで一度レースを使われているのは強み。
そのレースはG1のラドブロークスSで、今回は同じレースに出走していた馬たちも出走するが
4着は最上位。日本でもお馴染みのボウマン騎手が鞍上を務めるともなれば
勝ち負けになって不思議でない。

欧州から他に、Duretto(ドゥレット)、Red Verdon(レッドヴァードン)が出走するが
前者は2016年にG3戦を1度勝っているだけであり、後者は重賞未勝利と、
実績的にはベストソリューションやザクリフスオブモハーに劣る。善戦までか?

一方、地元のオーストラリア勢だが、ブックメーカーの評価では
Kings Will Dream(キングズウィルドリーム)、Youngstar(ヤングスター)の2頭の評価が高く、
欧州勢を差し置いて1番人気の評価となっている。
キングズウィルドリームはこれまで通算12戦6勝の馬だが、
元はイギリスでデビューして3戦1勝の成績を残してオーストラリアに移籍。
移籍後は条件戦、準重賞ばかりであったが、今年の1月から3月にかけて5連勝している。

その後、オーストラリアでは無敗のまま、今年の8月にG2戦のローレンスSに挑戦して4着ではあったが
その後のG1戦メムジーSで3着、マカイビーディーヴァSで2着、
そして前走のターンブルSでは3着とまだ重賞勝ちこそないが、G1戦で上位を賑わしている。
重賞戦では2000mまでしか走っていないが、今年3月の準重賞戦では2400mのレースで
5馬身差の圧勝をしていることから、むしろ今回距離が延びて更に良さそうだ。
鞍上は日本でも活躍したC.ウィリアムズ騎手。

そのキングズウィルドリームが前走で3着したターンブルSで人気薄ながら2着に好走したのが
ヤングスター。今年の8月に4歳となったばかりの牝馬ではあるが、
3歳時にはクイーンズランドオークスを制し、中1週で挑んだクイーンズランドダービーでも
牡馬相手に3着と好走している。

その後、休養を挟み、今シーズン距離不足の感が強い1400、1500mのG2戦で
6、3着も、前走、2000mに距離が延びたターンブルSでは、あの女傑ウィンクスに1馬身差の2着。
同馬には完敗も、3着だった前出キングズウィルドリームには4分の3馬身程先着。
斤量51.5キロの軽ハンデで出走となるのだから、ブックメーカーの評価がこちらも
53キロのキングズウィルドリームと共に高いのも頷ける話だ。

これら2頭に続くのがNight's Watch(ナイツウォッチ)、 Homesman(ホームズマン)、 
The Taj Mahal(ザタージマハル)。
ナイツウォッチはここまで18戦8勝で重賞勝ちはG3の1勝のみだが、
これまでコーフィールド競馬場は前走のラドブロークスSを除けば3戦3勝と得意としており、
その前走のラドブロークスSではザクリフスオブモハーに先着を許しているものの、
その差は1馬身。当時は共に59キロの斤量であったが、今回はザクリフスオブモハーが
56.5キロに対してこちらは52キロだから卓上の計算では逆転が可能となる。

ホームズマンもそのラドブロークスSに出走して7着と
ザクリフスオブモハー、ナイツウォッチに先着を許しているが、こちらも53キロでの出走となるため、
斤量面ではザクリフスオブモハーに対して優位に立つ。
このホームズマン、実は元々、ザクリフスオブモハーを管理するA.オブライエン厩舎に
在籍していた馬で同期にあたる。過去の僚馬に前走は負けたものの、
今回はこれまで3回の騎乗で1、2、1着と相性の良いB.メルハム騎手で逆転を狙う。

ザタージマハルも、元はオブライエン厩舎に在籍していた馬で、
2歳時はG1のクリテリウムドサンクルーで5着の実績を持つ馬。
その際の1着馬が先日の凱旋門賞で4着のヴァルトガイスト、
3着馬が同じく凱旋門賞で5着のカプリで、2着馬が今回このコーフィールドCに出走する
前出のベストソリューションだから、ザタージマハルもなかなかの素質の持ち主。

オーストラリアに移籍後、G1戦こそ8、9着と結果は出ていないが、G2、G3戦をそれぞれ1勝。
そのG1戦の2回が59キロ、58.5キロだったのに対して、今回は55キロだけに
変わり身を期待してもいいだろう。

最後に日本の2頭だが、当初、出走が危ぶまれていたソールインパクトも
回避馬が多数出たことで無事に18頭の枠に入ることができた。
そのソールインパクトは日本で重賞勝ちがないこともあって53キロのハンデとなったが、
2着だった昨年のアルゼンチン共和国杯や3着に入った七夕賞での斤量が共に
53キロだったことを思うと無視はできない。

一方、55.5キロを背負うチェスナットコートだが、こちらも日本で重賞戦を勝っていないことを思うと、
ソールインパクトに比べて少々、背負わされた感がある。
ただし、2014年のコーフィールドCで58キロを背負って勝利したアドマイヤラクティは、
その前年の2013年の天皇賞・春で4着に入った実績があった。
それを思えば、チェスナットコートは今年の同レースで5着に入っているのだから、
55.5キロなら十分通用してもいいだろうとM氏。


モロニー厩舎が2頭 ハウリー厩舎が2頭 ウィアー厩舎が3頭出しと
海外G1の先導役が如実

さらにターンブルSからのローテがここ最近は顕著であれば豪州勢は警戒だ




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