オショーと過ごしたジェットコースターの日々 下巻
第1章 目次
注記
本書に表現された見解は著者独自のものであり、インド人神秘家オショーに関連したいかなる組織、財団、機関の見解をも代弁する意図はない。
オショーとバグワン
かつてバグワン・シュリ・ラジニーシと呼ばれた神秘家は、本人の意思により、20年以上オショーとして知られている。死をわずか前にした1989年、自ら改名した。私が彼を指す時は、この名前を用いている。それゆえ、本書の執筆にあたり、昔の名前を持ちだすことはいささか憚られた。それでもやはり、そうする必要があったと思う。インドと米国での幾多もの状況がこの名前と結びついている。とりわけ、ランチョ・ラジニーシ、ラジニーシプーラム市、ラジニーシ・バイブル、ラジニーシ・タイムスなどは。
加えて、私の話はおおかた彼が世界中に「バグワン」として名をはせていた時代のものだ。よって、不本意ながらこの名を用いることとした。彼の新しい名前にこだわりのある方々も、この逸脱をご容赦願いたい。
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