奇跡の絆
奇跡の絆

発行者:神谷 陵人
価格:324円(税込)
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2012/08/09
最終更新日:2012/07/31 18:42

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奇跡の絆 第1章 第一章 唐突な出会い
「俺、人間総合学部二年の黒崎 崇。」

『私は商業学部二年の倉石 七海。ってもう知ってるんだよね?誰に聞いたの?』

「友達にすげー情報網を持ってるのがいてさ。そいつに聞いたんだ。」

『そっか。あのさ、もしよかったら今度ゆっくり話せないかな?こうやって人とお喋りするの久しぶりっていうか、ほとんど初めてみたいなもんだから・・。』

ちょっと照れくさそうにしている七海が無性に可愛く見えた。思わず抱き締めてしまいそうになったほど。

「あぁ。もちろんいいよ!俺もいろいろ話してみたいから。」

『本当!?嬉しい!!』

笑顔がこれまた最高に可愛い。崇は思わず見とれてしまった。

『どうしたの??』

言葉を失っていた崇に今度は心配そうな表情を見せる七海。我に返った崇は急に恥ずかしくなったが、すぐにいつもの自分を取り戻した。

「俺このあと試験なんだ。よかったらアドレス交換しないか?」

『うん!いいよ!』

二人はアドレスを交換し、崇は試験に向かうことにした。

「じゃあ、あとでメールするから。」

『うん!試験頑張ってね!』

「サンキュ!」

崇は七海と分かれると、勝手にこぼれてくる笑顔を必死に抑えながら、急いで教室に向かった。

これが二人の唐突な出会いであり、運命の歯車が回り始めた瞬間だった。
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