家の守り神、ヤドゥマーブイヤ
家の守り神、ヤドゥマーブイヤ

発行者:言葉配達人 あき
価格:1,026円(税込)
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ジャンル:ノンフィクション

公開開始日:2012/07/11
最終更新日:2012/07/02 18:26

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家の守り神、ヤドゥマーブイヤ 第1章 人間になれる?ヤモリ神社への道
そんな三匹にリーダーが言います。
「いや、出発は明日だ。今日はもう休もう」
「え~!」
ピピがリーダーに反論して言います。
「ピピ。言うことを聞きなさい」
パラがピピを叱ると、
「は~い・・」
ピピは仕方なく、返事をしました。
「サブもヤンも、今晩のうちに少し気持ちを落ち着けておいた方がいい」
「ちっ」
リーダーの言葉にヤンが舌打ちをしてしまいました。
すると、
「おい、ヤン。リーダーにそれはないだろ」
サブが言います。
「なんだとぉ」
また、ケンカの始まりです。
リーダーが止めようと、歩き出すと、ピピはチョコチョコと走ってきて止めに入ってきました。
「お父さんの言うことを聞いて、余計なケンカはしないこと!ヤモじぃが言っていたでしょ!」
ピピが大きな声でそう言うと、
「・・そうだったな。すまん」
ヤンが言います。そして、
「ごめん」
サブも謝り、ケンカを止めました。
「よし、よし。ありがとう、ピピ」
リーダーはピピの頭をなでてお礼を言いうと、乾いた目玉をひとなめして、タケに聞きます。
「タケ、バスと言う乗り物はいつ乗れるんだ?」
「え~と、確か、朝とお昼かな。今の時間はもう走ってはいないはずです」
タケは考えながら、ゆっくり言います。
時刻は人間の時間で午後十時三十分を回っていました。
「そうか。じゃぁ、やっぱり、明日の夜に出発だ」
タケの答えに、リーダーは確かめるように言うと、
「明日の夜?」
リーダーの案にヤンがまた反論してきました。
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