家の守り神、ヤドゥマーブイヤ
家の守り神、ヤドゥマーブイヤ

発行者:言葉配達人 あき
価格:1,026円(税込)
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ジャンル:ノンフィクション

公開開始日:2012/07/11
最終更新日:2012/07/02 18:26

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家の守り神、ヤドゥマーブイヤ 第1章 人間になれる?ヤモリ神社への道
「パラ」
ヤモじぃがパラに目線を移し、言います。
「はい」
パラもすぐに返事をします。
「旅の途中でも、ピピにはきちんとご飯をあげなさい。ピピはまだ吸盤のくっつきが弱い。油断していると、さっきみたいなことがあり得る。外では今以上に気を付けなさい」
「はい。ありがとうございます」
パラが言い終わると、最後にヤモじぃはサブとヤンに言います。
「サブ、ヤン」
「はい」(サブ)
「はい」(ヤン)
「お前たちは、余計なケンカをするな」
「それだけかよ」
真面目な言葉を期待していたヤンは、思わずいつもの口調で突っ込んでしまいました。
そんなヤンに、ヤモじぃは少し笑いながら言います。
「それだけだ」
「あははははは!」
ピピはお腹を抱えながら、ヤンを笑います。
「ピピ、お前は笑いすぎなんだよ」
ヤンがピピの頭を捕まえ、からかいます。
「そうだ、笑いすぎだ」
サブも一緒になってピピをあやしながら言います。
「あはははは!はははははっ!くすぐったいよ、やめろよ。あははははは」
その様子を見て、ヤモじぃがサブとヤンに言います。
「サブもヤンも強いんだ。セイの言うことを聞いて、みんなでピピを守ってあげなさい」
「はい」
二人は手を止め、声を揃えてしっかり返事をしました。
「守ってあげなさい」
ピピがヤモじぃの口調を真似て、サブとヤンに言います。
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