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馬体優先主義【1コイン版】

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発行者:武虎
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ジャンル:競馬


公開開始日:2014/08/21
最終更新日:2024/04/14 11:35

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2019年4月14日の記事一覧です。
No.791 2019年04月14日 07:14   カテゴリー: 馬体の基本解説 G1

  • 04/14(日)
    中山11R
    皐月賞(G1)
    レース結果・払戻金を見る


  • レース結果
    着順 馬番 馬名 タイム
    1 6 12 サートゥルナーリア 1:58.1
    2 4 7 ヴェロックス アタマ
    3 2 4 ダノンキングリー ハナ
    払戻金
    単勝 12 170円 1番人気
    複勝 12
    7
    4
    110円
    200円
    160円
    1番人気
    4番人気
    2番人気
    枠連 4-6 670円 3番人気
    馬連 7-12 950円 3番人気
    ワイド 7-12
    4-12
    4-7
    360円
    270円
    660円
    3番人気
    2番人気
    5番人気
    馬単 12-7 1,140円 3番人気
    3連複 4-7-12 1,480円 2番人気
    3連単 12-7-4 4,390円 5番人気
    WIN5 3,940,840円 1番人気
▼舞台適性

【クラス】G1
【コース】中山
【距 離】2000m 芝・右
【適 性】A/T型-I(加速/根幹-中距離)


▼馬体レーティング ※プレミア記事完全公開
―――――――――――――――――
113|1頭
111|アドマイヤマーズ、サトノルークス、他4頭
110|ダノンキングリー、他4頭
―――――――――――――――――


▼予想印 ※プレミア記事完全公開
―――――――――――――――――
◎1頭
○1頭
★2頭
☆サトノルークス、他2頭
▲アドマイヤマーズ、他2頭
―――――――――――――――――


▼馬体結論 ※プレミア記事完全公開

今回、<馬体データ>の公開は

アドマイヤマーズ
ヴェロックス
サートゥルナーリア

以上の三頭。

残りの馬は、いつも通り【今走】評価などを綴る。


▽<馬体データ>の見方説明
----------------------------------
【適 性】大きく「加速A型~万能(中立)N型~持続C型」3タイプに分類。細かく「T(根幹)、N(中立)、L(淡泊)」3タイプにも分類。他、距離レンジ。
【脚 質】馬体から適した乗り方
【一 言】馬体の特徴や構造の強み
【特 徴】馬体の詳細解説
[全体]…全体的なシルエット、軸位置(相互バランス比)
[上体]…前駆、中駆、後駆(上半身)の特徴
[末端]…振り子となる前末端、土台末端(下半身)の特徴
----------------------------------
【今 走】出走レースへの評価解説


▽<馬体写真>参照元
馬体フォーカス



今回[馬体写真あり]
─────────────────
アドマイヤマーズ
----------------------------------
【適 性】NT型-MI(万能-マイル中距離)
【脚 質】中立
【一 言】父産駒の軽量ツアラーモデル
----------------------------------
【特 徴】
[全体]シルエットは、正方形気味の長躯短背。軸位置は、[上体]標準~高、[下]低め。
[上体]前は、可動(肩口)角標準。中間は、腹回り薄め~標準。後は、可動(尻トモ)の角斜尻気味、尺は標準。
[末端]首差し軽量、小ぶり。四肢は、前後とも管尺比重が短めで軸低め。飛節は、量適度で折浅め(直飛気味)。
----------------------------------
【今 走】初見。その「首差し、前肩口角、
上体の軸位置、四肢尺長などが軽量で高長気
味」というのが本馬の特徴であり、父ダイワ
メジャー産駒ではあまりお目にかからない。

故に、父の標準素材よりも、「ギア数、持続
性能、燃費効率が良い」モデルと言える。そ
れが文句なしに父の馬体好素材と評価してい
る理由だ。バイクで言えば、父産駒の標準が
カブだとして、本馬は、そのツアラーモデル
のハンターカブと言ったところかな。

ただ、今回のライバル比では、それらの特徴
からの強み適性全て、特筆すべきにはなく、
今回、距離延長など問題なく、適性高いとは
言え、本線評価までにはもう一つかな。



サトノルークス
初見。この手の馬体、見たことがある。が
、どの馬かは思い出せない。ただ、全姉が
あのタッチングスピーチらしいが、姉(と
同タイプ)というわけでもない。

ズバリ、父ディープインパクト産駒でも、
中山&中距離向きの要素があり、今走適性
は最上位。素材も上々で、人気がなければ
押えておきたい馬体だ。先行がよろし。

ちなみに、毎度の≪馬体写真参照元サイト
≫の見解に、本馬の馬体は、「イメージ的
には全姉タッチングスピーチに近い印象」
とある。

確かに、その「毛色や前後長めの大枠シル
エット」など、馬体の”漠然とした印象”
に限れば、まぁ近いと言えるのかな。

が、無論、私のように、馬体を”骨格の構
造で見て適性で判断”する側からすれば、
本馬の馬体には、その上体の可動や軸位置
、末端土台の造りなどに、姉とは逆の適性
を生む特徴がチラホラ見られるため、決し
て「姉と近い構造」とは診断できない。

以上、姉は生粋の【持続C型】差しベター
の構造で、一方の本馬は、万能でより中距
離レンジの先行ベターな構造にある。



ダノンキングリー
前後バランス良く、首差しからの上体背線
のアウトラインにやわらかみがあり、他、
トモも斜尻、飛節も下曲飛という造りなど
、全体としても、収縮振動の良さが見てと
れ、追い応えもありそうだ。

ただ、前後とも、そのき甲や仙骨からの傾
斜角の割りには、前肩口遊びやトモ容量も
標準。また、少し四肢軸低めで軽さももう
一つかな。

以上、バランス上々で万能融通性もあり、
前回からの仕上がり良化も顕著と、これな
ら距離延長も問題ないだろう。

また、前走速い上がりを計測しているが、
むしろ、スローに強いSP絶対値や伝達が
傑出した造りでもなく、根幹G1での追い
比べも悪くない構造。

とは言え、タフな流れでは、心肺や長め距
離適性の面で傑出してもおらず、評価とし
ては、消しも難しいが本線評価もしづらい
といった押え▲が無難といったところ。

「相馬眼」=「適性の見極め」は全く別物
----------------------------------
先週の<桜花賞>時に、馬体写真参照元の
サイトで再三出てきた

>「仙骨でSPの質を見極める」という定義について、

それだけではNG。それには、仙骨よりも
「後駆自体を形作る骨」こそ、まずは見極
めるべきだ

と解説した。

ところが今週、今度は本馬の解説で、

>仙骨の角度が傾斜している「斜尻」でトモは横幅も広い。恐らく長い<腸骨、大腿骨>が折り曲がる形で構成されているのだろう。2つの骨が長ければ”可動域も広くなり”、よりスピードの乗りが良くなる。

との解説があった。

こんな細々とやっている私の馬体解説内の
NG指摘を知ってか知らずかはわからない
が、今度は、指摘したとおり、仙骨だけで
なくトモ本体、そこにある骨格にもきちん
と言及してきた。

確かに、解説の途中<見るべき骨格部位>
までは正しい。まぁ、主要な骨は、それら
しかないから間違い様がないわけだが。

が、残念ながら、そこから”適性”までも
言及している箇所に大きな間違いがある。

ズバリ、訂正する。

>腸骨、大腿骨の二つの骨が長ければ”可動域も広く”なり…

否、”可動域は広く”ならない。

むしろ、この腸骨、大腿骨の二つ共長くな
れば、可動域は逆に”狭くなる”傾向にあ
る。

以上、馬や動物全般など、キチンと骨格構
造の本質そのものを少しでも学べば、そん
な安易な定義づけはしないと思うのだが。

この「二つの骨が長い=可動域も広い」と
いう定義は、よくダメだと指摘する「胴長
=長距離」など同じ。

そもそも、馬体から「適性」を見極めるに
は、馬体の「特徴」を見抜く相馬眼とは、
全く別物、違う分野の知識が必要だ。

・馬体の「特徴」が見抜ける
・馬体の「適性」もわかる

これは、似て全く異なる。それをあたかも
同じだと勘違いしているのではないか。

その二つの知識に、明確な線引きがなされ
ていない…そんな馬体ノウハウが、やはり、

昔も今も大手メディアなどを旋回蔓延する

これも世の常と言えば、そうかもしれない
が、勿体なく悲しい限りだ。
----------------------------------


以上、かなりの馬体ハイレベルな一戦。

馬体写真がある馬では、明確に一強構図。
が、それでも伏兵多彩なメンバー構成であ
り、混戦模様。

かつ、馬体写真がない馬に、素材に限れば
、今回三強とも言える。馬体的に、興味深
い一戦だ。


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