シリコンバレーエンジニア KENTO
< 2024年12月 > | ||||||
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AIに関するプロフェッショナルが、競艇データをAIで解析した結果を公開します!
≪自己紹介≫
大手IT企業7年目。米国シリコンバレーで3年間の勤務の後、日本に帰国し今に至る。
シリコンバレーで培った最新技術をもとに、様々な解析を行っています。
≪背景≫ 使いやすい競艇解析ツールの探索
私自身、今まで様々なテーマを題材に解析を行ってきました。
競艇、競馬、FX、株など多種多様な解析を実施しましたが、競艇に関して言えば有用なツールが少なく、インターネットで結果を探しても怪しいサイトや商品が非常に多いと感じており、今回の予測支援のための解析結果販売に至った次第です。
≪実施内容≫ 最新AI/機械学習を用いた解析
ある1日で開催される各競艇場各艇の強さを捉え、各選手ごとのパワーバランスを捉えるためのビジュアライズを行いました。
オッズの歪みを見つけ、それに対する投資を行うことを戦略として、各選手ごとのパワーバランスのビジュアライズまで行っています。
【オッズの歪みとは】
『オッズの歪み』とは、実力とオッズが見合っていない舟券です。
つまり、実際に舟券が当選する確率と、大衆が考えた確率(=オッズ)に乖離がある場合、それは『オッズの歪み』があると言えます。
≪データ活用事例≫
断言します。
競艇は一般大衆と同じ考え方で賭けていては、勝てません。
なぜなら、控除率が25%あるため、残りの75%を参加者同士で取り合うためです。
利益を出すためには、一般大衆の動向を見極め、
回収率が100%以上となる舟券(期待値1以上)を購入しなくてはなりません。
では、どのようにして
期待値が1以上ある舟券を探せば良いのでしょうか。
注意すべきは、当たる舟券を予測するだけでは意味がないということです。
例え、3連単のオッズが『2倍』だったとしても、
『50%以上』の確率で発現しなければ、勝てないのですから。
つまり、実際に起こる≪発現確率≫を予測することで、
オッズとの乖離を見つけることができるのです。
そこで考え付いたのが、パワーバランスのビジュアル化です。
過去10年間の全レースを学習データとして、
シリコンバレー在住のエンジニアが本気を出してモデリングしました。
モデリングした結果をもとに、
当日の各選手のパワーバランスを客観的に見ることができます。
これらのパワーバランスを俯瞰的に見ることで、
「狙うべきレースを絞る」ことが出来るのです。
ここで、1例を示します。
2022年10月4日の桐生競艇場の事例をもとに、使い方について解説します。
(10月4日分も当日の朝1時に投稿しておりますので、先に予想してます。)
予測していたパワーバランスはこちらです。
レースの絞り方の例として、
1着/2着/3着のパワーバランスがそれぞれ明確に離れているレースを狙ってみます。
具体的には、1着/2着/3着のパワーバランスがそれぞれ「10パワー」ずつ離れているときのレースを狙います。
結果、狙い目のレースはこちらの4レースになりました。
1着/2着/3着がそれぞれ明確に差があるということは、
それだけ当選の確度が高いことを意味します。
実際に賭ける時は、オッズを見てから狙うべきかを判断するところですが、
ここでは全レースに賭けたとします。
結果はこちらです。
この日は運が良かったということもありますが、
4レース中、2レースが当選していました。
400円の投資に対して2,190円なので回収率547%です。
このようにして、狙い目のレースを絞ることで勝つ確率を上げることが出来ます。
ちなみに5レース目もパワーバランス通りで当選でしたが、
私であれば、このレースはオッズ次第で決めると思います。
15倍であれば悩みどころですね。
ここまでは、パワーバランス通りに賭けている場合を想定していますが、
本ツールの使い方はそのような使い方に留まりません。
例えば、この日の12レースをご覧ください。
12レースは1号艇のパワーが『少しだけ』抜きんでており、
続く6号艇/2号艇/3号艇はパワーが均一に離れてます。
かつ、4号艇と5号艇については、さらにその下です。
なんだか、1号艇が外れたら、
『6-2-3』と来そうじゃないですか?
この時にチェックすべきはオッズです。
12レースの『1-6-2』のオッズは22.5倍です。
それでも悪くはないのですが、このパワーバランスの離れ方で22.5倍です。
筆者の感想だと、ん-あんまりだなあ、という感想です。
私だったら買わないと思います。
しかし、1号艇が外れた時のオッズを見てみると、
『6-2-3』は≪318倍≫です。
このパワーバランスであれば、1号艇が外れる確率は他のレースに比べると高いと言えますし、
かつ『6-2-3』が来た時のリターン≪318倍≫を考えると、十分に狙い目であると考えられます。
このように、パワーバランス通りに賭けるだけではなくて、
実際に起きうるであろう≪発現確率≫を自分の中で導き出し、
導き出した≪発現確率≫とオッズを比較することで狙いのレースを絞ることが出来ます。
先ほどの例だと、オッズが『318倍』ということは、
発現確率が『0.32%』以上であれば期待値は1を超えます。
そのようにして、パワーバランス解析を活用していただけると幸いです。
ぜひ、ご感想など、お気軽にコメントしてくださると嬉しいです。
ビジュアル面の改良や、もっとこのようにしてほしい!などの
ご意見についても、積極的にいただけますと幸いです。
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