過去10年間でペースがスローになったのは2003年だけである。
この年は小雨が降っていた良馬場だった。
その他はすべてが良馬場でミドルペースで流れている。
もちろん逃げがら先行、差しも決まる決着になっていた。
しかし大事な傾向が見られたのは前走の道中の位置取りだ。
過去の10年間の穴馬のは全部で14頭。
そしてその8割近くが前走の位置取りに傾向が見られたのだ。
この傾向と穴馬のローテーションを組み合わせると期待値が上がる。
もちろん他にも血統の傾向やG1ならではの馬主の思惑も深く関わってくるだろう。