松川村ペンション殺人事件
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発行者:やまだ なおゆき
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ジャンル:ミステリー・推理

公開開始日:2011/08/25
最終更新日:2014/02/12 02:05

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松川村ペンション殺人事件 第2章 魅花と麗子
「ね? みんなで行こうよ」

「……」

追いかけっこはすんだようである。
我を失い周りが見えなくなって魅花だが、我を取り戻した時、周りの視線が痛かった。

顔をぷくーっと膨らませている魅花。夏樹と一緒に旅行へ出かけようと考えていたのに
麗子の策略で台無しになってしまった。

先ほど、魅花に追いかけられている間に、麗子は自分の携帯で友人である鈴原章吾に連絡を入れ、夏樹と魅花がペンションに泊まりに行くことを告げしまった。
ノリが良い鈴原が断るわけがない。

「みんなで行ったほうが楽しいって! ね!」

「(麗子の奴、絶対邪魔してる……麗子も夏樹のこと好きなのよね……嫌だなぁ……夏樹をとられたくない……)」

「(……ごめんね魅花……私も夏樹のことが……)」

「ん? 何か言った麗子」

「ううん何でも無いわよ」

「(どっちが夏樹を手に入れるか……勝負しようじゃない魅花)」

「はぁー……じゃあ私予約しておくから、後で連絡するね」

「うん! サンキュー魅花ちゃん!」








「え…?」


辺りをキョロキョロと見回す麗子。


「……どうしたの?」


「……い、いや……何か……」


「え……何?」


「……何だか誰かに見られてるような……」
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