伝説のナンパ師が明かす「人生を変えた超ナンパ術の全て」
第4章 0%から1%へ
出来る限りリアルに想像してください。
ある金曜日の夜、会社の飲み会がありました。あなたは普段から仕事が忙しく、貴重なプライベートの時間を費やした飲み会でした。店内の別の席では楽しそうに合コンをしている男女のグループや、デートをしているカップルがいます。一方あなたは、上司の仕事のグチを聞いたりお酌したりと、まったく楽しくない典型的な会社の飲み会に拘束されています。
飲み会が終わりかけ、部長が一本締めをしました。別の席の女子グループが蔑んだ目でこっちを見ています。「サラリーマンてダサいね」そんなことを話していそうです。あなたはとても恥ずかしい気持ちになりました。
そして会費の5000円を払い、ようやく飲み会から解放された後、「オレが一緒に飲みたいのは、会社の50歳近いオッサンじゃなく、エビちゃんみたいなカワイイ子なんだよな。なんでオレのまわりはいつも男ばっかりでイイ女がいないんだろう…」そんなことを考えながら、金曜の夜の繁華街を駅に向かって歩いています。
そのときです。エビちゃんにそっくりのカワイイ子が、いままさにあなたのそばを通り過ぎようとしています。そんなとき、あなたはどうしますか?
通り過ぎるのをただ眺めているだけですか?
あなたがナンパという手段を持たないがために、ただ眺めていることしかできなければ、そのカワイイ子とセックスする可能性は、その子が風俗嬢でもない限り0%です。あなたにできることといえば、家に帰った後、そのカワイイ子を想像してオナニーすることくらいでしょう。
しかし、もしそこであなたが勇気を振り絞りその子に声をかけることができれば、もしかしたらセックスできるかもしれません。ナンパによってオナニーをセックスに変えることができるかもしれないのです。
ナンパを始めた頃は、そのカワイイ子とセックスに至る可能性は低いかもしれません。しかしどんなに可能性が小さくても、セックスに至る可能性が0%から1%になることは大きな進歩です。可能性が低くても声をかければかけるほど、セックスできる確率は上がるからです。つまり、声をかけ続ければ、いつかはセックスに至るのです。
それにセックスに至る確率が1%なんてことはありません。経験上、女子だって誰かに愛されたいし、出会いがなくて困っているのです。あなたが思っている以上にナンパに成功する確率は高いのです。
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