転生者が国を奪い返すようです
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発行者:戸井万
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ジャンル:SF

公開開始日:2011/06/01
最終更新日:2011/06/01 20:28

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転生者が国を奪い返すようです 第1章 プロローグ:千葉県銚子軍港にて
 ある林の中に僕は身を隠していた、息を潜めてギリースーツを身に纏い双眼鏡を手に持ち、背中にはドラグノフと呼ばれるスナイパーライフルを担いで…
 今日でもう三日になる、虫にたかられて体中水ぶくれを起こし満足に動く事も出来ず、また痕跡を残す事も許されない為糞尿はズボンの中に垂れ流しだ、尻やふともも、股間は真っ赤に爛れているのか水っぽくなって痒みと痛みを醸し出している。
 もっとも痛くも痒くない所なんて今の僕の体には存在しないのだから…双眼鏡から見える世界にこの三日間待ち侘びた物が見えた。
「こちらコースケ、薪が見えた、火をつけて燃え上がらせよう、僕たちの火を」
 通信機に向かって囁いた後双眼鏡をポシェットに戻しドラグノフを構える、狙撃用スコープから見える景色には軍港の入口フェンスの前に立つ三人の警備兵、暇そうに欠伸をしている奴もいればタバコを吸っている奴もいる…中国人め、腹の立つ奴らだ。
『いいぜコースケ、思う存分ぶちかましてやれ』
耳につけたイヤホンから返事が帰ってきた、僕はニヤリと笑うと大きく息を吸い込み、引き金に指をかける。
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