Love Story~斉藤一 
Love Story~斉藤一 
成人向完結アフィリエイトOK
発行者:篠田みどり
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2011/05/06
最終更新日:---

アフィリエイトする
マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
Love Story~斉藤一  第25章 「京の大火」
「新撰組だと??・・・やはりお前・・・」気を失った玲奈を思い切りはたいた。彼女の体は壁に打ち付けられ、頭から血が伝って流れた。
「例の件はどれくらい進んでいる?」
「もうすでに京のまちに分かれて待機しております。二条城には孝明天皇を捕獲するため、その準備も整っております。」
「よし、その作戦実行を早めろ!ここに向かって来ている奴らは何人だ?」あわてて服を着る伊勢谷だった。
「20人程度かと・・・。」
「少人数で来たな・・なめられたもんだ・・・」そういって剣を握った。そのとたん、大きな悲鳴が聞こえてきた。門の辺りで斬り合いが始まったらしい。その声を聞いて伊勢谷は慌てて玲奈の体を、小さな引き戸の中に押し込めた。
「後でまた可愛がってやるからな・・・。都合良く眠ってくれたわい・・」ピシャっと音をたて引き戸を閉めると、伊勢谷は拷問部屋を飛び出した。
「番長、あなたはここを早く脱出してください。あなたがいないと武器の調達に支障が出ます。」そう言われ、大きく頷いた伊勢谷だった。

「新撰組、ただいま参上!!」平助は正門を抜け、そこにいた長州藩の者が向かってくるのを交わしながら、大きな声でそう叫んだ。原田は槍を振り回しながら、数人を蹴散らすと、ニヤっと笑って見せた。
「正々堂々とこうやって敵陣に乗り込めるきっかけを作ってくれて、玲奈ちゃんに感謝しねえとな!」
「本当!火消し隊に回されなくてよかったぜ!!」平助もそういって、向かってくる男を斬りつけた。斉藤は左手で剣を抜くと、静かにこういった。
「ここは頼む・・・」斉藤は短くそういうと、平助も原田も頷いた。
48
最初 前へ 45464748495051 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ