Love Story~斉藤一 
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発行者:篠田みどり
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2011/05/06
最終更新日:---

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Love Story~斉藤一  第18章 「捕らわれた玲奈」
玲奈はふてくされて布団に潜ったまま何も言わなかった。
「ねえ、どうして君はそんなに無口なの?」沖田は、樽に入った水で布巾を洗い、それをきつく絞ると、汗をかいた体を拭き始めた。そしてなにやらすっきりした表情でそう玲奈に問いかけた。
「あたりまえでしょ!私にこんなことをしておいて!!!ホントに日本の男は乱暴者ばかりだわ!!」玲奈は上半身をガバッと起すと、乱れた衣服をそのままに、沖田に向けて罵声を放った。
「で、どうだった?僕?・・よかった?」沖田は玲奈に向かってそう言った。
「な・・・」玲奈は、沖田の鍛え上げられた上半身から顔を背けた。
「屯所では剣の修行をさせてもらえないんだ。今日は練習できて良かった・・・これが天然理心流っていうんだ。」
「・・そ・・そうなの・・・・・」
「言っておくけど、僕は何にもしてないからね。君をそんなにして縛って出かけちゃったのは一くんだ。ほんと、けっこうああ見えてやることすごいよね。」そう笑ったとたん、玲奈の胸元がはだけそうになった。
「おっと・・・玲奈ちゃん、その乱れた服、何とかならないかなあ。見えちゃいそうだよ。」そう言って沖田は目をそらした。
「まったく!私をこんな目にあわせて・・・あのむっつり男!むっつりなのにこういう事するときは・・・」
「どんな事?」沖田は笑った。玲奈は右腕と左腕を思い切り上げ、そこにつながれたチェーンを見せた。ガチャリと音がした。
「いきなり私を押さえ込んだかと思ったら、力尽くで縛ったのよ!信じられる?まだ私は朝寝ていたところに、いきなり被さってきたのよ!しかもこれじゃ、・・・服も直せないじゃない・・・」両腕のチェーンが、それぞれ方向が違う場所につなぎ止められているため、乱れた薄い着物を直そうにも直せなかった。
「僕が直してあげてもいいんだけど、一くんに、君に近づいたら殺すって言われてるんだよね。もしかしたら彼、君に惚れてるんじゃない?で、君もおとなしく縛られちゃったって事は、抵抗しなかったってことだ。」
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