Love Story~斉藤一 
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発行者:篠田みどり
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2011/05/06
最終更新日:---

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Love Story~斉藤一  第17章 「現れだした陰謀」
「平助、原田・・・どうしてここに?」斉藤は急に現れた二人に驚いた。
「やばい話を持ってきた。清水屋に運び込まれたものは、大量の外国産の武器らしい。潜り込んだ長州の奴ら、来週にでも二条城を攻撃するそうだ。来週の風の強い日を狙っているんだとよ。」原田は持っていた槍を、どんと地面を突き刺しながらそう言った。
「伊勢谷がいる屋敷とは場所が違うな・・・。大方屋敷の方が武器を隠すには安全だと思うのだが・・・。」
「私を連れて行って!」玲奈は懇願した。原田は玲奈の方を見て、優しく語りかけた。
「やめておいた方がいい。清水屋に必ず伊勢谷がいるとは限らないよ・・・。今はとりあえず、武器を取り押さえることの方が先決だ。京都の町を焼かれては大変だからね。」
「ああ、武器さえ奪ってしまえば、何とかなるはず!でもサノさん、斉藤さんも加わるんだったら、その間、玲奈ちゃんの見張りだれがやるの?」
「そうだよなあ・・・今は一人でも人数が欲しいところ・・・。新撰組の屯所に来てもらうとありがたいねえ」原田がそう言うと、玲奈は立ち上がってよろこんだ。そこに行けばモット情報が入るかも知れないからだ。
「軍議が明日行われる。どうだ?今日からでも彼女を屯所で見張ってもいいんじゃないか?」斉藤はしばらく考えた後、きっぱりとこういった。

「いや、それは止めておこう・・・・彼女が武器密売に関わった外国人の娘であることが知れれば、各藩は新撰組にあらぬ疑いを抱くだろう。会津藩でさえまだ外国からの武器を手にしていないのに、新撰組が我先に買い占めたという噂が広まれば、会津藩からも不評を得ることになる。あらぬ噂話であっても、力の均衡は保たれかねない。」

そこまでの話を聞き、玲奈はふくれ面をして小屋に戻って行ってしまった。
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