Love Story~斉藤一 
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発行者:篠田みどり
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2011/05/06
最終更新日:---

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Love Story~斉藤一  第11章 「斉藤の決意」
「その伊勢谷って男、長州の人間でしかも武器商人だって言うのなら、新撰組が代わりに斬っちゃってもいいんじゃない?」相変わらず沖田はそんな話を愉快そうに話した。
「我々が彼を斬ることもできますが、彼女自身は自分の手で復讐を遂げたい、そう思っているわけですね。」山南さんは、斉藤が言いたいことを察して代弁してくれた。
「やり方としては間違っちゃいない。無防備な夜の営みの真最中になら、簡単に奴を殺すことはできるだろう。しかしその復讐が果たせても、腕利きの護衛に彼女は殺されるのが落ちだ。」土方はそうきっぱり言った。

「玲奈は外国人です。伊勢谷を殺せば、自分がその取り巻きに殺されることも解っていない。だから彼女に剣術を教えてやる必要があります。そのためには新鮮組に迷惑がかからぬよう・・・」
「尊皇攘夷を掲げた我々が、外国人を助けていることが公になれば、上様にどのような申し開きができるか・・そういうことですね?」
そこにいた全員から、ため息が漏れた。斉藤が隊務服を返上した理由がわかったからだ。新撰組としても伊勢谷を斬ることに異論はない。しかしそれでは玲奈の気持ちが無視されることになる。外国人である玲奈を新撰組が擁護したとしたら、それはある意味、掲げる理念に矛盾が生じてしまうことになる。斉藤はこう話を続けた。
「大阪から彼女の国に向かう、次の船の出港は12月。ですから・・・・。」
「ごほん!」近藤は大きく咳をした。そして大きく息を吸って話をし出した。
「斉藤くん、実は俺は昔、外国人を助けたことがある。」そう言うと、土方は少し体裁が悪いのかうつむいてしまった。その話を聞いて、永倉新八が膝を叩いて大声を上げた。
「そうだ!!その事件がきっかけで、この永倉新八、近藤さんについていこうと決めた!」
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