Love Story~斉藤一 
Love Story~斉藤一 
成人向完結アフィリエイトOK
発行者:篠田みどり
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2011/05/06
最終更新日:---

アフィリエイトする
マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
Love Story~斉藤一  第1章 「殺人事件」
屯所に帰った沖田総司は、局長がいる部屋のふすまを開けた。
「おかえり!」元気よく挨拶をしたのは藤堂平助だった。いままで局長と何か話でもしていたのか、二人はくつろいだ雰囲気だった。遠くから新撰組の兵が剣術の稽古をしている声が聞こえてくる。
「これを山崎くんから預かってきた。」総司は、手紙を近藤勇局長の目の前に差し出した。近藤はそれを受け取ると手紙を読み始め、そして大きくため息をついた。
「近藤さん、一体何が書いてあったんです?」総司はそこに座りながらそう言うと、近藤は頭をかきながら困った様子でこう言った。
「また同じような殺しがあったそうだ。やられたのはまたもや長州藩士、それを見ていた者の話では、殺した者は一切何も喋らず、少し変わった剣術の流儀だったそうだ。多分前回と同じ者の仕業だろう・・・ああこんな事件が続いていては、これも新撰組のせいだと言われてしまうなあ・・・。」
「殺されたのが長州藩の人間だってだけで、新撰組を疑う人は多いからな。仕方のないことだって言えばそれまでだけど!」平助は楽天的な性格のせいか笑いながらそう言った。
「でも近藤さん、これ以上新撰組の悪評が高まるのは嫌でしょう。なんなら僕が斬ってきましょうか?」総司はけんかっ早い男だ。そして誰よりも近藤勇局長に忠誠を誓う男であった。近藤さんが困っているのなら、自分は何があっても助けたい。そう思っている幹部隊士だった。
2
最初 前へ 1234567 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ