Love Story~斉藤一 
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発行者:篠田みどり
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2011/05/06
最終更新日:---

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Love Story~斉藤一  第7章 「彼女の理由」
「伊勢谷隆介を探しているらしいが、何故だ?」玲奈は齋藤を無視して川の水をくみ、持っていた手ぬぐいで体を拭き始めた。
「伊勢谷は長州の・・・・」斉藤がそう言いかけたとき、玲奈は振り返って言った。
「とっとと私を抱きに来たのなら、早くしてよね!ははん・・・昨晩の行為が頭から離れなくって仕方がなかったわけね。それに、レディに何か頼み事があるときは、自己紹介くらいしなさいよ。」体を拭いていた玲奈は、斉藤の目的が体だと思い込み、白いバスローブを少し肩から降ろし誘って見せた。思えば、彼女の姿はほとんど裸に近い・・・。齋藤はそんな玲奈から目をそらし、静かにこう言った。
「レディ?それはなんだ?」
「私たちの国の言葉で女性という意味よ。で、あなたの名前は?」
「・・・・新撰組3番隊組長 齋藤一だ。」
「新撰組・・・・そう。心配しないで齋藤。私はいちいち寝た男など、覚えていたりしないから・・・・・・」
「自己紹介と言ったな?はっきり言おう、長州藩士を殺すなら自分の名を名乗れ。今や新撰組が殺しをしていると噂され、俺たちは迷惑をしている。それがこの国の流儀だ。」
自分の台詞を返された玲奈はムっとした表情を見せた。
「わ・・・私はReyna、ある理由があって、私は伊勢谷を殺すためにやってきた。そのためなら何でもする女よ。それが新撰組に迷惑がかかるというのなら、今夜、私は伊勢谷隆介を殺しに行く。そしたらすぐにここを去る。それならいいか?」
「お前にあいつは殺せない。」
「知っているのか?あいつのことを?」
「知っている。幾度か戦ったことがある。そんなにあいつを倒したければ、腕試しに俺を斬ってみろ。」玲奈は斉藤が差し出した剣を握った。
「俺が勝ったら、京の町でおこした殺しを全部自分がやったと白状し、そのまま国へ帰れ。お前が勝ったら俺が直々に剣の正しい使い方を教えてやる。それで伊勢谷と勝負するがいい。」
「ふふ・・ふふふ。」玲奈は笑った。
「何がおかしい?」
「あんた、珍しい男ね。普通、男だったら夜を共にしろっていうんじゃないの?それともこんな汚い女は願い下げなのかもね。いいわ。行くわよ!」玲奈は思いきり齋藤に振りかぶった。
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