年の差恋
年の差恋

お礼31 コメント3
発行者:新菜
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2016/10/14
最終更新日:2016/10/29 22:55

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  • お礼1 コメント1
年の差恋 第9章 親友の突撃訪問
(〇〇side)


本当は…
今から来るホストさんよりも…

今こうして
ぎゅって抱きしめられてることに
意識が100%集中してしまっていて…

何も聞いてないです…

ごめんなさい、隆二さん。


どうして急に…
ぎゅってしてくれるんですか?

もぅ…もぅ…っ
大好きすぎて死んじゃいます///


ーーピンポーン。


隆)はい。


〇)……


ドキドキ。


ホストさんがいらっしゃった。

隆二さんの親友だもん。

きちんとご挨拶しなくっちゃ。


〇)……


は!!でも……

こんな子供だと…驚かれちゃうかな?

もっと大人っぽい格好してくれば良かった…!

高校生ってバレちゃうかな??

どうしようっ


隆)急すぎんだよ。
臣)まぁまぁ、いいじゃん〜〜
  美味い酒持ってきたんだから〜〜w
隆)もう……


リビングのドアが開いて…


臣)おっ

〇)!!!

臣)どうも〜〜〜

〇)は、初めましてっ//
  〇〇ですっ!!

臣)うん。

〇)…っ


頭を上げると
私を上から下まで見たその人は


臣)綺麗な脚、してんね。


そう言った。


〇)……!!!!


どうしよう!
隆二さんと約束してたのに!

今日は
「行き帰りが車」
「おうちで会う時だけ」
っていう条件をクリアしてたから

隆二さんをドキドキさせる作戦で
私はまたこんなミニを…


隆)だめーーっ!!


隆二さんが飛んできた。


自分が着てた長袖のシャツをすぐに脱いで
私の腰に巻きつける。


隆)ダメっ!見んなっ!
  この変態っ!!!

臣)おいおい、ひでーなw
  誰が変態じゃいっ

隆)女子高生の生脚、見んな!!

臣)はいはい…w


そう言ってクスクス笑うその人と
私の腰でぎゅっとシャツを結ぶ隆二さん。


隆)ね?言ったでしょ?
  あいつは変態なの。
  気をつけて?
〇)えっ

臣)おい!!w

隆)脚なんか見せちゃダメだよ?
  わかった?
〇)……//


こんな…飛んできてくれて
私を心配してくれるのが
すごく嬉しい///


〇)はい、隆二さんだけです♡♡
隆)…っ///


私がそう答えると…


臣)へぇぇ〜〜〜ww


ニヤニヤ笑うお友達さんと


隆)////


少し恥ずかしそうな隆二さん。


〇)……??


臣)おら、酒〜〜


ゴトン。


〇)あっ、私用意しますっ
隆)えっ!いやいやいいよ!
  座ってな?
  臣、お前が用意しろっ!
臣)はぁ?客にやらせんのー?
〇)……


お友達さんは…「臣」さん…?


じっと見ると
ニコッと笑って


臣)「臣」でーす♡


そう言った。


ホストっぽい!!


〇)あ、えっと、〇〇ですっ//
臣)うん、さっき聞いたw
〇)あ、あのっ…
  よろしくお願いします//
臣)お行儀よく挨拶できて
  偉いね〜〜♡
〇)////
隆)臣……
臣)なんだよ。
隆)お前酔ってんの?
臣)酔ってねぇよ!w


ーー二人はお酒で乾杯して
私はオレンジジュース。


二人は本当に親友みたいで
仲良さそうに喋ってて…

私は…


この人が隆二さんの親友かぁ…
すごく鼻筋が通ってて
綺麗な顔だなぁ…

ホストなのかぁ…


なんて思いながら
盗み見してる。


臣)どうした?w
〇)…っ


そんな私の視線に気付いて
声をかけられた。


〇)なんでも…ないです//
臣)なんだよ〜〜w
隆)ちょ、話しかけんなっ
臣)なんで!!w
隆)危ない。
臣)なにが!!w
隆)近寄んな、ばか。


そう言って私を自分の横へ
キュッと抱き寄せる隆二さん。


〇)////


隆二さん…
私、ドキドキしちゃいます///


臣)どこの高校なの?
〇)えっ
隆)話しかけんなって言ったろ!
臣)はいはい、うるさいのはほっといて…
隆)むきぃっ!!
〇)あ、えっと…△△高校です。
臣)えっ…
〇)あの……
臣)ん?
〇)お名前、なんていうんですか?
臣)へ?
〇)苗字……
臣)ああ。


「臣」ってきっと…下の名前だよね?
臣さんなんて馴れ馴れしく呼べないし…


臣)登坂。
〇)……とさか。
臣)うん。
〇)とさか……
臣)……
〇)…登坂…?!
臣)え?


登坂って…登坂って…
えっ?!!

だって…
変わった苗字だし…
え、まさか……


〇)登坂…先生ですか…?
臣)えっ!!!
〇)…っ
臣)え、あれ…?
  うちの生徒??
〇)!!!!


やっぱり!!!!


隆)え、え、どゆこと??
  〇〇、塾通ってたっけ?
〇)いえ、あの…っ


この人が…登坂先生……
まさかの…

え、え、びっくりです!!


隆)臣の塾、通ってるの??
〇)あ、いえ…
隆)??
〇)私の…友達が…
隆)ん??
臣)友達?
〇)……


ちょっと待って。

この人が登坂先生なら…
◇ちゃんの彼氏なわけで…


ホスト?!!

ホストって…何!!??


〇)ダメですっっ!!!!
臣)へ??
〇)…っ


ホストなんて…
ホストなんて…


隆)〇〇?どうした?
〇)ダメですっ!!!!
臣)…っ


そんなの…
◇ちゃんが…
絶対泣いちゃうっ!!


〇)ホストなんて今すぐ
  やめてくださいっっ!!!


私が泣きそうになりながら
そう言うと


臣)……


私の顔をじっと見た登坂先生が
隆二さんをギロッと睨んだ。


臣)説明しろ。
隆)……えっと…w
〇)???
隆)ん、〇〇、座ろっか…
〇)…っ


隆二さんに手を握られて
ソファーに座らされた。


隆)彼はね、塾の講師で。
〇)知ってます!!


◇ちゃんの彼氏だもんっ!!


隆)ええと…
臣)ホストはね、こいつだよ?
隆)!!!!
〇)……え?
臣)こいつね、会社で働きながら
  隠れてホストやってんの。
〇)!!!!
隆)おい!!!!
臣)騙されないように
  気をつけた方がいいよ〜?
隆)ちょ、ちょ!嘘だから!!!
  信じちゃダメだよっ!!
  違うからね?!!
〇)…っ


もう…よくわからなくて
泣きそう…


隆)あああ〜〜〜!!
  ほら!臣!!ばかっ!!
  〇〇が涙目じゃん!!!
臣)えっ、マジ?


登坂先生がチーたらを咥えながら
隆二さん越しに私の顔を覗き込んできた。


臣)ぶはっw
  どこまでピュアなの?
  かーわい〜〜w
隆)こら!臣!謝れっ!!
臣)あんだよ!元はと言えば
  お前がついた嘘だろーが!
隆)うるさいっ!
臣)にゃろ〜〜〜〜
〇)……うそ…なんですか?
隆)え?
〇)う…そ?
隆)……はい、ごめんなさい。
〇)登坂先生はホストじゃないですか…?
臣)違いますーーー
〇)隆二さん…も…ホストじゃ…
隆)違うって!w
〇)…っ


良かった…っ


隆)なんでまだ泣きそうなの?
〇)だって…っ
臣)あのさ、もしかして…
〇)…っ
臣)〇〇ちゃんって…
  あの〇〇ちゃん?
隆)ん?何言ってんの??
臣)いや、さっきからおかしいなーと…
〇)…っ
臣)いつも学年TOP入りしちゃう
  秀才の〇〇ちゃん?
〇)!!!
隆)えっ!!!
臣)うちのアホと仲良くしてくれてる
  〇〇ちゃん?
隆)???
〇)アホって…ww
臣)やっぱりそうかww
隆)???
臣)……いつも話、聞いてるから。
  親友なんでしょ?
〇)……はい。
臣)ありがとね。
〇)……


◇ちゃんのことアホとか言いながら
ありがとうって言ったその表情が
すごく優しかった。


「登坂先生はね、すごくクールに見えて
 怖がってる子も多いんだけど
 ほんとはすっごく優しいの♡♡」


◇ちゃんの言葉を思い出した。


〇)ふふ…♡
隆)え、ちょ、何?
  話が見えない。
〇)私、◇ちゃんと親友なんです♡
隆)◇ちゃん…??
臣)俺のカノジョーーー
隆)……はぁ?!!!


今度は隆二さんが立ち上がった。


隆)何それ!!!
臣)まぁまぁ、座んなさい。


登坂先生が
チーたらで隆二さんをぺしぺししてる。


隆)え、え、え、ほんとに?!!
〇)はい。
臣)世間て狭いのね〜〜びっくり。
隆)お前、知ってたの?!
臣)なんでだよw
  どう見ても今知っただろw
隆)え、え、…びっくり……
〇)びっくりしました。
隆)……


隆二さんがしばらく放心して


隆)えっと…
  〇〇はそんな頭がいいの?


そう言って私を見た。


〇)えっと…
臣)いっつも学年TOP10に入っててね?
  すっごく頭がいいのっ♡
  私頭悪いからすっごく
  羨ましいんだぁ〜〜♡
  って、アホがいつも言ってる。
〇)…っ


登坂先生の
◇ちゃんのモノマネが可愛くて…


〇)あはははっ♡


思わず笑ってしまう。


隆)そんな…頭いいのね…?
〇)お勉強は頑張ってます♡
隆)……すげぇ……
臣)ほんと優秀で羨ましいわ〜〜
隆)臣の彼女はアホなの?
臣)ぶっww
  うん、すっげぇアホ。
〇)でも…っ
  ◇ちゃん最近すごく…っ
臣)……


最近すごく頑張ってて、って言おうとしたら
そうだよね。
わかってるよね。

先生だもん。
彼氏だもん。

全部わかってるよ、って言うみたいに
優しくにこって、笑った。


〇)////


なんか…
口ではけなしてるんだけど
◇ちゃんのこときっと
大好きなんだろうなぁ…

それが伝わって来る♡♡


〇)登坂先生、好きです♡♡
隆)はぁぁぁ??!!!


隆二さんがものすごい顔で私を見た。


臣)ごめーーん♡
  俺、告白されちったー♡


そう言って舌を出す登坂先生に
するめをぶつける隆二さん。


隆)もう帰れっ!!
  ばかっ!ばかっっ!!!
臣)何すんだよ!w
隆)〇〇っ!!!
〇)は、はいっ…
隆)何言ってるの?
  このおじさんは危ないんだよ?
  ダメだよ?!!
臣)おじさんって…
  同い年だろーがw
〇)……同い年…?


そうだったんだ…

アラサーって…
みんなこんなにカッコイイのかな…

すごいな。


隆)違うよ。同い年でも
  こいつはただの変態。
  ただの変なおじさん。
臣)誰が志村けんやねん!!w
隆)近付いちゃダメ。わかった?
〇)……くすくすw
  はい、わかりましたw
臣)こらーー!
  わかりましたじゃねぇだろ!w
隆)ふぅっ…もうっ…


本当に仲良しなんだな、この二人♡
なんかいいなぁ♡


臣)隆二ーーおかわりーー
隆)自分で入れろっ!!
臣)んだよーー
  氷わかんねぇもんーー
隆)冷凍庫に入っとるわ!
臣)入れてきてよぉーーー
隆)……〇〇に触んなよ?
臣)はいはいw


隆二さんは私の頭をぽんぽんして
登坂先生を睨んで
キッチンに向かった。

二人とも結構お酒を飲んでて
…酔っ払って…るのかな?


臣)〇〇ちゃんは飲まないの?
〇)えっ…!!


私は…未成年デスヨ?

って心の中で返事したのと同時に


隆)コラーーーーーッッ!!


隆二さんの怒鳴り声が聞こえてきた。


臣)ひぃ〜〜こわっ
  うるさいね〜〜あのおじさん。
  怖くない?
〇)くすくす…w
  怖くないです♡優しいです♡
臣)……ww


登坂先生が
するめを炙ってる。


〇)先生は…
臣)んー?
〇)◇ちゃんのどこが…好きですか?
臣)何それぇ〜〜
〇)……
臣)……


ちょっとはぐらかした後、
するめをパクッと食べて


臣)がむしゃらでまっすぐなとこ。


そう言った。


〇)……私、◇ちゃんが大好きなんです。
臣)うん。あいつも〇〇ちゃんのこと
  大好きだよ?
〇)……//
臣)いっつも名前出てくるもん。
〇)……//


なんか恥ずかしいな…//


臣)さっき…
〇)……
臣)あいつがホストだったらどうしよう
  ってのより、
  俺がホストだったら
  ◇が泣くと思ったんでしょ。
〇)!!!
臣)それで…泣きそうになってたんでしょ。
〇)!!!


登坂先生は…
心が読めるのかな?!///


臣)優しい子だね、〇〇ちゃん。
〇)……///
臣)仲良くしてやって、ね。
〇)……


◇ちゃんっ!!
もう今すぐ言いたいよぉっ!!

登坂先生って
本当に素敵だね?!!

愛されてるんだね?

こんな優しい顔して
◇ちゃんのこと、話してるんだよ?

見せてあげたいよぉぉ///


隆)なんで…転げ回ってんの?
〇)はっ!

隆)臣…お前…なんかしたんじゃ…
臣)人聞きわりぃな!w
〇)違うんですっ!


私が勝手に嬉しくなっちゃって
転げ回ってただけで…


隆)むぅっ…


隆二さんは口を尖らせて
私の手を握った。


〇)隆二さん…?//
隆)なに…っ
〇)////


登坂先生が…いますよ…?


臣)何イチャついてんだよ、てめぇっ
隆)うるさいっ!
  〇〇は俺のなのーーっ!!


ぎゅむ…ッ


〇)?!!////


だ、だ、抱きしめられてます!!

私、今、隆二さんに…
抱きしめられてます!!


臣)酔っ払いが〜〜
隆)ふんだっ
〇)////


「俺の」って…言われた…//

それって…
それって…


臣)あーあ、じゃあ酒もなくなったし
  そろそろ帰ろっかなーー
隆)そうだ。帰れ帰れ。
臣)このやろ…w


登坂先生がテーブルを片付けながら
私を見た。


臣)今度4人であそぼーよ。
〇)!!!


わぁっ!楽しそうっ!!♡♡


隆)臣……
臣)ん?
隆)そんな…ダブルデートみたいな…
  JK的可愛い提案をお前がするなんて…
臣)なんだよ、俺ってば
  いつも可愛いじゃん。
隆)うん、そゆとこあるよね。
  好きだよ?
臣)きもちわりぃわ!!w
〇)あはははっ♡
隆)ダブルデート、したい?
〇)…っ///


隆二さんが
私の顔を覗いてきた。

ち、近い…///


〇)したい、です//
隆)ん!じゃあする!
臣)……ww
隆)うちのお姫様がしたいって言ってるから
  しますっ!!
臣)あ〜〜、はいはいw


登坂先生を
玄関までお見送りすると…


臣)こいつ…なんか酔ってっから…
  変なことされる前に、逃げなね?
〇)…っ///


そう耳打ちされて…


臣)期待してんなら、別だけどw


そうニヤッと笑って
帰っていった。


〇)////


やっぱり…お見通しなんですか?

登坂先生、恐るべし///
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