中年教師放流記
中年教師放流記
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発行者:藤井奇跡
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ジャンル:その他

公開開始日:2011/03/29
最終更新日:2011/03/29 22:03

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中年教師放流記 第1章 流されて
 五郎は先ほど弓を渡した男に連れられて家屋の一つに入った。
 技術自体はそれほどでもないが、十分に雨風をしのげるものだった。
 男は五郎に座るよう促すと、何かの飲み物を木で作った器に注ぎ、こちらに渡してきた。
 匂いを嗅ぐと、どうやら酒のようだ。
 男がそれを飲んだのを確認して、五郎もそれを飲んだ。
(きつい!)
 思ったよりも強い酒に悶えながらも、飲み干すと男が笑う。
 男は色々と話しかけてくれているようだが、こちらは言葉がまったく分からない。
 困ったように日本語で話しかけてみると、男は何度か頷き、自分を指差した。
「オルグ」
 どうやらこの男はオルグという名前らしい。
 こちらがオルグと尋ねると、首を振った。肯定しているようだ。
 五郎は彼がしたように、自分を指差し、五郎と名乗った。
「ゴロー……ゴロー!」
 五郎は頷き返す。
 そうしてしばらくいろいろな物を指して、その名を教えてくれた。
 思ったよりこちらの言葉は簡単で、数時間後くらいにはゆっくり言ってくれれば何となく意味は伝わるようにまでなった。
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