蒼い月、蒼い空
蒼い月、蒼い空
完結
発行者:ヨアケノツキ
価格:章別決済
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ジャンル:その他
シリーズ:蒼い月、蒼い空

公開開始日:2011/03/30
最終更新日:---

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蒼い月、蒼い空 第1章 プロローグ
   〈海の家〉

ぼくを海から拾ってくれた人の名は、
小栗侑馬(ユーマ)といった。


「ユーマでいいよ」
と言うのでそう呼ばせてもらう。

ついでに〈ワケあり〉っぽいぼくに

「しばらく居ていいよ」と言ってくれて、
その好意にも甘える。

年は35という人になんという図々しさ。

この際面倒なので素直に従うけど。

ユーマは 浜で夏だけの〈海の家〉を経営していた。

海水浴客に軽食や浮き輪等の品物を貸し出したりする商売だ。

何もせずに世話になるわけにはいかない。
不慣れながらも手伝う事に。

ユーマは ぼくの腕や手首の傷を目にしても何も言わない。

ぼくには それが何より嬉しかった。
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