蒼い月、蒼い空
蒼い月、蒼い空
完結
発行者:ヨアケノツキ
価格:章別決済
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ジャンル:その他
シリーズ:蒼い月、蒼い空

公開開始日:2011/03/30
最終更新日:---

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蒼い月、蒼い空 第1章 プロローグ
 〈終わり〉


彼の力はあまりに強くて、終わったあと どうしても起き上がれなかった。
四人を相手にした以上のダメージ。


それは 自分の落胆もあってか。


涙で視界ゼロ。

茫然自失。

夜が明けてもそれは同じ。半ば気を失う形で眠るまでは。




目覚めると
体はきれいに清拭してあり、布団に寝かされてた。


ユーマが見つめる。

とたん、目をそらす。
目を合わさないまま言う。

「…ユーマなんかキライ…」

「カケル、俺は好きだぜ。ひねくれ者の カケル」
「…え?」


「お前はわかってない。自分がどんだけ恵まれてるか… お前がそんなに死にたいってんなら」

そこで言葉を切るから、思わず彼の方を見てしまう。


ユーマは横になったぼくの頭の両脇に手をつき、真上からじっと 見る。


「俺が殺してやるよ」

それから口づけ…


「毎晩、殺してやる。
そして、朝になったら 生まれ変わるんだ。


毎日」



又、口づけ…






ぼくは 嬉しくて 又 泣いた。




〈オワリ〉
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