歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」
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ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/25
最終更新日:2011/03/25 12:27

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歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」 第2章 東方精神の章(仏・密・禅)
 この「意識」と「思考・感情
(心)」の関係性に気づけば、もはや
心が作り出す世界(天国や地獄/
輪廻転生・カルマ)に振り回される
事はなくなる。その境地が「解脱」
である。解脱はそれほど難しい事
ではない。

 ヨーガ根本聖典は「瑜伽(ゆが)経」
として日本に伝わった。653(白雉
4)年に30歳の道昭が入唐。西遊記
のモデルとして有名な玄奘三蔵から、
法相を学んだ。法相とは、存在の
あり方という意味である。

 ヨーガ(瑜伽)の実践の中に唯識の
体験を得る事から、瑜伽行唯識学派
と呼ばれる。弥勒(マイトレーヤ)を
祖とし、無着(アサンガ)・世親
(ヴァスバンドゥ)が教学を大成した
と言われる、インド直輸入の正統派
仏教と言える。

 道昭は661(斎明7)年に帰国し、
飛鳥寺を建立する。15歳の時この
寺で出家し、道昭を師と仰いだのが、
行基である。行基が後に畿内に建設
した道場は、民衆の為のヨガ道場も
兼ねていたと思われる。法相宗の
大本山は、奈良の興福寺・法隆寺・
薬師寺であるが、いわゆる「宗派」
とは性格が異なる為、東大寺の
華厳宗や真言・天台密教の中に
エッセンスが吸収される形で現在
に受け継がれている。クンダリーニ
瞑想は、今でこそ秘教扱いされて
いるが、仏教の王道中の王道なの
である。
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