歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」
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ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/25
最終更新日:2011/03/25 12:27

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歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」 第2章 東方精神の章(仏・密・禅)
 そもそも人体とは、粗雑な物質
的身体(スツーラ・シャリーラ)
だけで出来ているわけではない。
その奥に微細身(スークシュマ・
シャリーラ)、さらにその奥に
霊的な身体(カーラナ・シャリーラ)
で構成されており、アートマンは
その最深部でまどろんでいる。
ヨーガはまず、微細身を目覚めさせ
てゆく。

 座った行者は遍満するプラーナ
(生命エネルギー)の流れを調整
させる。微細身にはプラーナの
道・ナディが7万2千本あると
言われている。どうやってそれを
数えたのかは謎だ。重要なのは
人体中央を上下に貫くスシュムナー
脈(中脈)と、イダー脈、ピンガラー
脈の3本。スシュムナー脈に
チャクラと呼ばれるエネルギー
センターが7箇所存在している。
 
 ヨーガを含むインド医学は
シルクロード経由で中国に伝わり、
プラーナは気と訳された。気を
運ぶナディは経絡(けいらく)、
気が湧き出す365箇所の出入り
口は経穴(ツボ)と呼ばれた。気
とは宇宙に遍満し、凝集と拡散
する性質があり、万物を生成し、
変化させる生命活動の源泉で、
陰陽二気がある。気功術の起源
は紀元前1300年頃の殷王朝
にまで遡ると言われている。

 チャクラは道教では精宮と
呼ばれ、頭頂チャクラが黄宮、
眉間の命宮、喉の溢宮、胸の心宮、
臍の丹宮、生殖器の玄宮、基底部
の峻宮。そして微細身の奥の霊的
身体には、原初的な気の中枢が
3箇所存在する。それが頭頂から
1m上方の上丹田(眉間奥の泥丸宮
とする説もある)。胸部チャクラ
の奥に位置する中丹田。個人的な
神と言われるアートマンは、中
丹田の奥でまどろんでいる。臍下
奥の下丹田(正丹田/気海)である。
現在禅宗の座禅瞑想法では大体、
丹田呼吸法が行われている。
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