歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」
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シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/25
最終更新日:2011/03/25 12:27

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歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」 第1章 海と潮流の章(星と海はロマンと伝説の宝庫)
 何のために・・と誰もが思う。
古代に核戦争があったのではない
かと、ひそかに語られている。
古代インドの大叙事詩「マハー
バーラタ」には、巨大な火球の
爆発(カピラの閃光)の後、強風
と衝撃波があり、髪が抜け、吐き
気と衰弱の後に皆死ぬ・・という
記述がある。常識ある日本人なら
ばすぐに、「広島・長崎」に投下
された原爆の様子に酷似している
事に気がつく。

 かつて古代に大戦争があった。
人々はその土地がどこかも示した。
マヤ人が「死の王国」と呪った
アメリカ南西部。エジプト人が
日没の国と呪ったサハラ砂漠。
そしてインダス川流域。オースト
ラリア中央部。ゴビ砂漠。そう、
現在それらの土地はすべて砂漠
地帯なのである。

 さて、話を星の時計に戻そう。
古代世界で大きな時計と言えそう
なのが、イギリス南部・ソールズ
ベリー平原にある「ストーン
ヘンジ」だろう。今から約5千年
前に建造された巨石時計で、平均
25トンの石を60個用いて造ら
れている。石の配置が夏至や冬至
の日の出や月の入りなどを正確に
示す事から、天体観測に用いられ
ていたのは、まず間違いないとこ
ろだ。

 けれど、エジプトのピラミッド
などもそうだが、巨石だと持ち運び
が出来ない。もう少し軽量化した
計測装置があれば便利だろうにと
考える人間がいてもおかしくはない。
そんな歯車装置を作り出したのは、
古代ギリシャの人々だった。
 ギリシャ・アテネ国立考古学
博物館所蔵の、大小30個の組み
合わせによる金属製の「歯車装置」
は、今から2000年前の紀元前
80年頃の、太陽と月に関する計算
を行う、時計ともコンピューター
とも言える機械だった。歴史という
のは、調べてゆくと何が出て来る
かわからないものだと思う。

 そういえばマヤ文明には、現代暦
と16.28秒しか違わない太陽暦
や太陰暦のほかに、金星暦・木星暦・
土星暦・天王星暦・海王星暦が存在
するという。星の宇宙も謎だらけ
だが、古代文明の世界も謎だらけで
ある。ともあれ今夜も、星空は
美しい。
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