歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」
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シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/25
最終更新日:2011/03/25 12:27

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歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」 第2章 東方精神の章(仏・密・禅)
 スッドーダナの王妃・マーヤは、
出産のため実家のコーリア領
デーバダハへ里帰りする旅の途上、
ルンビニの花園で産気づき、男の
子を産んだ。BC563年頃の事
だと思われる。ゴータマ・シッダー
ルタと名づけられた。ゴータマ
とは「最上の牛」、シッダールタ
は「目的を達した者」の意である。

 牛はオリエント世界全域で信仰
されたバール神の象徴で、シュメ
ール語で最大の牛はグッダ・マフ。
中国で牡牛のグがギュウと音転した。
後に釈迦の尊称となるシャカムニ
(釈迦牟尼)とは、シャカ族の聖者
の意である。

 マーヤ王妃は産後の肥立ちが
悪く7日後に死亡。マーヤの妹
マハープラジャパティが養育に
あたる事になった。シャカ族の
姉妹交互婚という習俗からして、
妹も王妃と考えていいだろう。
シャカ族はバラモンの権威を
認めなかったが、ゴータマの
養育係はバラモン僧があたった。
バラモンの聖典はサンスリリット
語で書かれたヴェーダ。バラモン
僧が神の啓示を感得してつくり
出したシュルティ(天啓聖典)で
ある。

 ヴェーダには神々への賛歌
「リグ・ヴェーダ」歌集
「サーマ・ヴェーダ」招福呪詛
を目的とする「アタルヴァ・
ヴェーダ」の3種がある。これら
から、宇宙の原理や人間の本質
を深く洞察した奥儀書「ウパニ
シャド」が生まれた。ゴータマ
もヴェーダを基礎的教養として
学習しながら成長していったと
思われる。
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