歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」
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ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/25
最終更新日:2011/03/25 12:27

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歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」 第1章 海と潮流の章(星と海はロマンと伝説の宝庫)
 15キロは泳げる距離か? 
三浦半島の観音崎から房総半島
の鋸山程度だ。ビミョーに泳げ
そうな無理そうな距離だ。大きな
材木に掴まってヤシの実と一緒
に潮流に乗って流れ着く。1日
くらいで着くかもしれない。
大きな集団で筏を組み、漕いで
渡ったのか? それだけの組織力
を維持する為には、言語コミュ
ニケーション能力と知性が必要
だ。ややマシなチンパンジーに、
もしそれが可能だったのだと
すれば、それに続く人類史も、
根本的に洗い直してみる必要が
あるかもしれないのだ。

 もう1つの可能性としては、
小スンダ列島が大きな大陸と
して陸続きだった事が考えら
れる。実際今から1万年前の
氷河期には、海面が今より
120m低かった。エデンの園
の最有力候補地・ペルシャ湾や、
ムー大陸最有力候補地のベト
ナム沖海底、インド洋中央海盆
など、かなりの陸地が出現する。
海岸線というのは、時代によって
刻々と変化しているのだ。ロシア
と樺太間の間宮海峡は、最狭
7.3キロ。冬季は海が氷結して
歩いて渡れる。

 樺太から北海道稚内までは42
km。グレートジャーニーの
関野吉晴さんが、2人乗りシー
カヤックで、ベタ凪で12時間
漕いで渡ったのを目撃している。
朝鮮半島から対馬までの最短
ルートは50km。津軽海峡も
50km強。ドーバー海峡の
英ケント州~仏カレー間は34
km。これらに比べても15km
はビミョーな距離なのだ。
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