歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」
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ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/25
最終更新日:2011/03/25 12:27

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歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」 第1章 海と潮流の章(星と海はロマンと伝説の宝庫)
 船はシュメール語でウリ・
ツム。沖縄本島方言はウニ、
八重山方言でフニ、九州・
国東半島方言でクニ。日本
書紀などに登場する大型
外洋船をツムと言った。小型
船はフナからフネに転じた。

○o。..。o○o。..。o○o。..。o○o。..。


○15km


 暑いと海に行きたくなるのは
なぜだろう? 仙台北西部高台の
私の家から、太平洋海岸線までは
およそ15キロ。自転車で1時間
チョイ。馬の並足でも同じくらい。
鎧冑の騎兵+歩兵軍団ならば、
時速4キロとして4時間程度。

 1997年ジャワ島やバリ島
の東、フロレス島のマタ・メンゲ
の古代の湖底遺跡を調べていた
オーストラリアの古人類学者
グループが、80万年以上前
の火山灰層から石器と同年代の
動物の骨を発見した。80万年
前といえば、ジャワ原人で知ら
れるホモ・エレクトゥスの頃だ。
一般に彼らは「ややましなチン
パンジー」と見なされている。

 で、この話の何が問題なのか? 
石器の使用ではない。フロレス島
はジャワ島、バリ島、スンバワ島、
スンバ島フロレス島と並ぶ小
スンダ列島の1つである。島と島
の間には海がある。島と島を隔て
る距離が15kmある。彼らは
いかにして海を渡ったのか? 
それが問題なのだ。
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