歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」
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ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/25
最終更新日:2011/03/25 12:27

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歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」 第1章 海と潮流の章(星と海はロマンと伝説の宝庫)
○亀


 亀とは、何とも不思議な生き物
である。馴染み深い生き物である
にもかかわらず、亀についての
詳細な知識を持ち合わせている
かというと、これが何とも心もと
ない。

 亀は爬虫類の仲間で、今から
約2億2千万年前の中生代初期に
出現したらしい。三葉虫が絶滅し、
恐竜が出現した頃だ。哺乳類登場
の4千万年前である。歯が退化
した以外は、体に大きな変化は
ないという。外温動物なので、
体温が上がると日陰や水中で体温
を下げ、下がると日なたぼっこ
などで体温を上げる。冬場は冬眠
する。

 地球生命のぬし主の如き「亀」
は、12科90属267種に分類
され、草原や砂漠地帯、沼地や
海中まで、あらゆる所に生息して
いる。草食だったり肉食だったり、
ライフスタイルは環境によって
さまざまなようである。寿命は
50~80年ぐらいと、人間と
ほぼ一緒なのだそうである。

 今から3500年程前の中国
「殷王朝」では、亀の甲羅を焼いて、
そのひび割れの様子から物事の
吉凶を占っていた。このひび割れが、
漢字の成立に深く関わってゆく。
当時の亀にとってはいい迷惑だった
だろうが、亀は東洋文明の生みの親
となったのである。
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