歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」
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ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/25
最終更新日:2011/03/25 12:27

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歴史エッセイ集「今昔玉手箱3(東洋文明編)」 第2章 東方精神の章(仏・密・禅)
○養老天命反転地

   
 宿命反転。1995(平成
7)年10月4日、関が原
古戦場南の岐阜県養老町に、
県が総工費10億円の費用
をかけて建設した「心の
テーマパーク」が完成した。
建築物の名は「養老天命
反転地」作者は、世界的な
前衛画家として知られる
荒川修作と、詩人のマド
リン・ギンズ。二人は
ニューヨーク・ソーホー地区
にあるアトリエを拠点として、
創作活動を続け、2010年
5月にその生涯を終えた。

 建築物は養老山地の山々を
背景に、一万八千平方メー
トルの敷地を、楕円形の
すりばち状に25メートル
ほど掘ってから建てられた。
訪れた人々は転ばぬように
気をつけながら、窪地の底
へ降りなければならない。

 建物の内部が迷路になって
いたり、上下反転していたり
する。「極限で似るものの家」
や、暗黒の空間を手探りで進む
「切り閉じの間」など、不思議
な異空間世界が待っている。
人間は五感、あるいは六感の
全てを「知覚」として、この
世界を体験しなければなら
ない。この世界はこああらねば
ならない・・といった固定観念
を打ち砕く、禅的な場と言える。
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