今昔玉手箱2/聖書文明編
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ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第2章 ダークマインドの章(人の心は複雑怪奇)
 やがて「新州不敗」を誇る大日本帝国
は、太平洋戦争に突入。敵は「鬼畜米英」
たる、アメリカ・イギリス・オースト
ラリア・オランダなどの連合国軍。最初
のうちは連戦連勝。やがてじりじりと
負け続け、最期は「天皇陛下、万歳」
を叫びながら敵に突入する、「玉砕
(全滅)」という名の集団自殺に追い
込まれる。サイパンでも沖縄でも、神風
は吹かなかった。

 いかがだろうか。カルト集団の特徴を
示すキーワード、「自閉(孤立)・妄想・
自己中心性・洗脳・粛清・マニュアルの
存在」などが、大日本帝国の歴史に全て
あてはまるのである。
 
 宗教というものは、人間の感情や情緒
を刺激する特徴があり、自己陶酔的傾向
が強い。多分に主観的・観念的であり、
客観的に物事を判断するという訓練に
欠ける傾向がある。それがおそらく、
歴史認識の甘さに通じているのだろう。

 オウムと大日本帝国が、同じ「病理」
を抱えていたとなると、問題は人間の
本質に向かわざるを得ない。「エゴ」
とは何かという話になる。オウム信者
の多くは、自分自身や社会の「エゴ」
に対して、強い問題意識を持っていた。
教祖たる麻原は、瞑想によってエゴを
根絶せよと説いた。その教祖と信者が、
なぜエゴそのものの集団だったの
だろうか。
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