今昔玉手箱2/聖書文明編
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ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第2章 ダークマインドの章(人の心は複雑怪奇)
 憲兵隊はもともと、軍隊内部の犯罪
や思想を取り締まっていたが、テロや
クーデターに乗じて力を増し、この頃
になると特高警察と共に民間人も取り
締まりの対象になった。ちなみに2・
26事件当時の憲兵隊長は、東条英機
少将である。

 憲兵隊では、思想統制に関する
「マニュアル」を作成していた。
「嫌戦気分封殺戦術」と名付けられた、
手帳サイズの赤い小冊子で、集団心理
を利用して段階的に国民の思想を操作
し、戦争はいやだ・嫌いだという気分
を変革し、積極的に戦争を推進して
ゆく為の方法論が記述してあった。
国民は、戦争に勝つ事が全てとなる
ように、それとは知らずに洗脳されて
いった。

 こうした「情報操作」の敵は、
「客観人間」である。客観性はジャーナ
リズム的視点と言いかえる事も出来る。
だから独裁者は、最初にメディアを
おさえる。それで、洗脳の結果は
どうだったのか。怖かったのは
アメリカ人でも憲兵隊でもなく、
隣に寝ている妻だったという証言が
ある。戦争を推進していたのは男
だけではない。「銃後」の女たち
からも熱く支持されていた。日本
でもそうだし、ヒトラーを支持した
半分は女性だった。

 また、身体障害者や病気の人々は、
「お国の為に役に立たない非国民」と
してののしられ、徹底的に差別された。
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