今昔玉手箱2/聖書文明編
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ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第2章 ダークマインドの章(人の心は複雑怪奇)
 日本国内では、8月24日に「国民
精神総動員実施要綱」が閣議決定された。
「挙国一致」のスローガンが掲げられ、
「銃後を守れ」キャンペーンが、ラジオ・
新聞・映画等のメディアを使って、
大々的に宣伝された。日本・中国・満州
による「大東亜共栄圏建設」という、
輝かしい理想。欧米列強を駆逐し、
アジアの平和を勝ち取るというのが、
戦争の大義名分だった。学校でも家庭
でも、町内会(隣組)でも軍隊内でも、
徹底した思想統制が実施された。

 「戦うぞ、戦うぞ、お国の為に戦うぞ。
神国日本は不滅だぞ。神風が吹くぞ。」
という主旨のプロパガンダだった。

 ちなみに、この思想を刷り込まれた
まま成長した政治家たちは、戦後50
年を経てなお、アジア諸国の感情を
逆撫でするような不穏当発言を繰り
返す事になる。

 むろん国民一億人ともなると、朝
まで天下国家を論じ、国際情勢や政府の
詭弁を客観的に分析出来る人々もいた。
こうした「客観人間」は、洗脳され
にくい。彼らは「内部粛清」の対象者
として、憲兵隊から徹底的にマーク
された。そして闇から闇へ葬るような
形で、坂本弁護士一家のように「ポア」
された。彼らが召集されて軍隊に入ると、
戦場等で自軍によって銃殺されるので
ある。これを「うしろだま」という。
軍の極秘事項なので、正確な数は
わからない。
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