今昔玉手箱2/聖書文明編
今昔玉手箱2/聖書文明編
アフィリエイトOK
発行者:オフィス亀松亭
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

オーナーサイトへ
アフィリエイトする
マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
今昔玉手箱2/聖書文明編 第2章 ダークマインドの章(人の心は複雑怪奇)
 さらにもう一つ、「宗教と洗脳」を
見事に一致させた大カルト集団がある。
「国家神道・大日本帝国」である。
この集団は1933(昭和8)年3月、
国際連盟から脱退して国際社会から
「孤立」した。

 孤立の原因は、満州国建設だった。
オウムにも「シャンバラ化計画」という
理想の国づくり計画があったが、満州国
も中国東北部に、「五族協和」「王道
楽土」の建設を掲げた理想国家だった。
地元住民の反対運動は、関東軍が武力で
鎮圧した。

 当時の日本人にとって、満州は新天地
だった。日露戦争・数十万の英霊の犠牲
の上に勝ち取った土地だった。国際世論
は「日本による侵略」として非難したが、
日本人にとっては「歴史的必然」と解釈
された。新天地を求めて、数多くの
「満蒙開拓団」が入植した。むろん彼ら
も、それが侵略行為だなどとは思って
いなかった。

 一方国内では、軍部独裁政権を目指す
クーデター計画が、着々と進められて
いた。1936(昭和11)年2月26日、
21人の青年将校が、「昭和維新」の
名のもとにクーデターを起こした。
4日後に鎮圧。軍部はこの「2・26
事件」を脅迫材料にして内閣に干渉。
「親英派」や「自由主義者」を排除し、
国家予算の50パーセントを軍事費に
投入させた。まるでわざと、失敗する
ようなクーデターを起こさせ、後に
より大きな成功を勝ち取るという
筋書きが、あらかじめ仕組まれていた
かのように。

 大日本帝国は、大和・武蔵をはじめ
とする巨大戦艦、零戦をはじめとする
航空機の開発を進めた。そうした
「武装化計画」が進行する中、翌年
7月7日、かねてより「七夕の夜に
何かが起こる」と噂されていた北京
駐屯軍で、謎の発砲事件が発生。
これをきっかけに、日本は中国との
全面戦争に突入していった。

93
最初 前へ 90919293949596 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ