今昔玉手箱2/聖書文明編
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ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第2章 ダークマインドの章(人の心は複雑怪奇)
○宗教と洗脳


 1995年の日本は、阪神・淡路
大震災と、オウム真理教事件の年
だった。折しも1999年に世界は
滅びるのではないかと、まことしやか
に終末予言が囁かれ、世相は暗かった。

 オウムというカルト集団はまさに、
こうした時代の象徴だった。ヒトラー
を尊敬し、ハルマゲドン(世界最終戦争)
が来ると信じていた。政治や宗教のカルト
集団の特徴として、いくつかのキーワード
がある。

「洗脳・自閉(孤立)・妄想・自己中心性・
粛清・マニュアルの存在」などがそれで
ある。

 「洗脳」というと、ヒトラーの
ドイツ第三帝国がまさにそうだと言われ
ている。洗脳とはある思想や信条・信仰
などを、強制的に相手に注入する作業の
事だ。ヒトラー率いるナチスは、アーリア
人種こそが優秀で正しく、ユダヤ人など
滅びて当然だとして、約600万人を
強制収容所に送り込み虐殺した、狂気の
軍事集団である。

 そのヒトラーは、合法的な手段に
よって独裁者の地位を手に入れた。アウト
バ―ン建設などの公共事業に力を入れ、
失業者問題を解決した。彼は時代の英雄に
なった。第二次大戦前のオーストリア併合
も、民衆の圧倒的支持を得た。当時の
ドイツ・オーストリア国民は、まさか
彼が後に、「絶対悪」の代表にされよう
とは思ってもいなかったに違いない。
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