今昔玉手箱2/聖書文明編
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シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第2章 ダークマインドの章(人の心は複雑怪奇)
 そもそも「経(スートラ)」とは、
仏陀の死後に弟子たちが文章化した
ものだ。誤解や主観的・観念的すり
かえがなかったとは言い切れない。

 仏教に限らず、キリスト教や
イスラム教など、宗教全般について
言える事だが、ことセックスとなると、
やたらに罪悪視して排除する傾向が
ある。生命という視点でみれば、
セックスとは純粋な生命エネルギーの
ようなものである。善でも悪でもない。
少なくとも「不浄」ではないだろう。

 性的欲望・性的好奇心は、多様な
文化を華開かせる原動力になる。活字
や映像の各メディア、アートや音楽
などの作品群は、すべて性エネルギー
や「誇示本能」の変容した形態だと
言っていい。すぐれた作品ほど
「官能的」だったりする。それを
人は「生命の輝き」と呼んでいる。
作品は人々の心を潤し、癒し、活気
づける。

 性的感性は、母なる海にたとえら
れる。デリケートな愛の情感を育て、
慈愛に変容すればマザー・テレサの
ような人類愛に至る。またファッション
や食文化を味わいあるものにし、美的
センスが磨かれる。遊びの文化が余裕
と笑いをもたらし、心を開放する。

 性エネルギーは、すべての「創造」
の母体でなのだ。要は母なる海でいかに
溺れずに泳ぐかという事だ。宗教が
セックス(欲望・煩悩)を否定し、意識的
に禁じてしまうと、性エネルギーは抑圧
され、大きな歪みをつくってゆく。どの
道、違反する確立の方が高い。禁欲の
ドグマ(信条・信念体系)に支配された
ままの意識でそれに違反すれば、罪の
意識に苛まれる。
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