今昔玉手箱2/聖書文明編
今昔玉手箱2/聖書文明編
アフィリエイトOK
発行者:オフィス亀松亭
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

オーナーサイトへ
アフィリエイトする
マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
今昔玉手箱2/聖書文明編 第1章 オリエントの章(旧約聖書の世界)
○創世記

旧約聖書冒頭の創世記は、
シュメール原典版を踏襲した、
古代バビロニア創世神話の
縮訳版だという。バビロニア
創世神話は7枚の粘土板に記
され、6枚に創造のプロセス、
残り1枚に神への賛歌が記
されている。セム族ヘブル人
もこの創世神話を踏襲した。
彼らは自らをイスラエル人と
呼んでいた。

「日」という語は、ヘブル語
のYomで、「段階」を意味
する。神は6段階で世界を
創造し、7段階目を休日に
した。ヘブル語聖書で主なる
神は「ヤハウエ・エロヒム」
と表記された。ヤハウエは
ヘブル語の4つの子音文字
(聖四文字・テトラグラマトン)
で、「在る者・存在せしめる
者」の意。

・第1段階/初めに神は天と
地を創造した。地には形が
なく空虚であって闇が深淵
のおもてにあり、神の霊が
水面(みなも)を動いていた。
そして神は光あれといった。
こうして光があった。神は
その光を見て良しとされた。
神はその光と闇を分けられた。
神は光を昼と名づけ、闇を夜
と名づけた。

エロヒムはヘブル人のエル神
の複数形である。エルは光。
ミカ・エル、イスラ・エルなど
男性名にも使われた。つまり
「ヤハウエ・エロヒム」とは、
神々の性質として多元的・
多重的でありながら唯一で
ある創造主という概念だ。
この概念は仏教(密教)の
「一即多 多即一」に通じる、
極めて真っ当な概念と言える。
全能の神・エホバ(ヤハウエ)
という唯一神が強調される
のは、モーゼ以降の事になる。
8
最初 前へ 567891011 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ