今昔玉手箱2/聖書文明編
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シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第1章 オリエントの章(旧約聖書の世界)
 ノアの大洪水説話の原型は、シュメール
語で書かれたギルガメシュ叙事詩だと言われ
ている。事実シュメールの都・ウルやニネベ
から、BC3500年頃の洪水によって
出来た粘土層が発見されている。洪水の
原因は、穏やかな海面上昇によるものと
考えられる。

 またウルの上流の町、ウルクや
シュルッパークから、BC2800年頃の
洪水層も発見された。原因は前線通過に
伴う豪雨による、ユーフラテス川の氾濫と
考えられる。しかしこれらの洪水で、ノア
の箱船がアララト山1900m付近まで
運ばれたとは、どうしても考えにくい。

 といって、聖書の記述が嘘だとも言え
ない。何せ約1万年前にビュルム氷期が
終わり、4万年分の氷が2000年程で
溶け、海面も100m以上上昇。気温も
上昇し、いつどこでハイパーハリケーン
が発生してもおかしくはないのだから。

 箱船の構造比は、最大積載に最適な
もので、1500人を収容出来る1万
2千トンクラスの船である。太平洋戦争
当時の小型空母「瑞鳳」が、1万1200
トンである事を思えば、いかなる巨船か
想像出来よう。よくぞノア一家だけで造った
ものだと感嘆する。

 聖書に記された箱船「Teba」は、
すべての面が閉じている物の意。当時
の国際語であるアッカド語では「Tebitu」
で、沈むことの出来る船の意味だという。
アスファルトで防水密封された箱船は、
潜水艦機能も持ちあわせていたと思われる。

 ノア一家と動物たちは、2月17日に
乗船を完了。天の窓が開いて豪雨と
なった。当時の2月は、現在の10~
11月にあたり、中近東の雨期だという。
箱船は5ヶ月間漂流し、7月17日に
アララト山に漂着。水が完全にひくまで
には、さらに7ヶ月を要したと聖書に
書いてある。
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