今昔玉手箱2/聖書文明編
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シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第1章 オリエントの章(旧約聖書の世界)
 万里の長城や宮殿建設で民衆を酷使
し、儒者460人を生き埋めにするなど、
功罪相半ばする始皇帝だが、晩年は道教
の神仙思想に感化され、不老不死を願った。
その時斉の方士(仙術士)・徐福なる者が
現れ、始皇帝に言った。

「東方に蓬莱山の島あり。その山上に
長生不死の薬草あり」

 徐福は私が求めて参りますと、始皇帝
を説いた。かくして徐福は始皇帝の援助
をうけ、大船85隻に500人の男女と
食料、植物の種や銅のインゴットなどの
必要物資を積み、ノアの箱舟状態で山東
半島の南・徐福村(江蘇省連雲港市)の
湊を出港。斉州島を経て、倭国を目指した。
BC218年の事だという。

 潮流は船を北九州へと運ぶ。佐賀県
伊万里市、長崎県松浦市・平戸市、福岡県
八女市に徐福渡来伝説があるのは理に
かなっている。日本海流は出雲・丹後半島
へと続き、瀬戸内を経由して紀伊半島・
熊野から伊勢湾へ至るルートもある。熊野
には徐福の墓がある。

 弥生時代中期の倭国に、徐福船団が
蒔いた技術と文化の種は大きい。造船・
航海術と天文学、養蚕と機織り、銅や鉄
の冶金と鉱山開発技術、薬学、製塩、大工、
酒造りなど、多岐にわたる。斉の鬼神祭祀
は、卑弥呼の鬼道に継承されたとも
言われる。

 秦(ハタ)の徐福を自称した彼の子孫は、
技術を継承すると共に、羽田・波田・畑・
畠を姓として倭国に帰化した。それから
400年を経た238年、バクトリア王国
を故郷とする、弓月君に率いられた約10
万人の新羅系秦一族が大挙して日本に
帰化。宇佐八幡宮や松尾大社、賀茂神社、
金毘羅神社、稲荷神社、春日大社、日吉
大社、白山神社などの創建と深く関わり
ながら、日本神道の骨格を作り上げてゆく
のである。
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