今昔玉手箱2/聖書文明編
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シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第1章 オリエントの章(旧約聖書の世界)
 大洪水の後、主人公は族長アブラハム
となる。彼は20世紀に考古学的発見が
相次ぐまで、伝説上の人物だった。
1923年イギリスのチャールズ・
レオナル
ド・ウーリーが、ユーフラテス川河口
を発掘し、シュメール文明の首都・
ウルを確認。1933年にはフランスの
アンドル・パロが、BC2000~
1700年頃に栄えたマリ王国の首都・
マリを発掘。出土した粘土板により、
ハランの町が確認された。他にも
シリア遺跡の「エマル文書」や、
チグリス川東の「ヌジ文書」といった
粘土板によって、アブラハム時代の
史実が明らかになってきたのである。

 BC1720~1570年の150
年間、エジプトはセム系ヒクソス
(ヒッタイト)の異国人が支配していた。
イスラエル人のヨセフがエジプトの
副王になったのは、おそらくこの
期間の事だろう。BC1570年に
ヒクソスが追放され、エジプト第18
王朝が成立すると、イスラエル人は
奴隷的身分に落とされた。この同胞を
率いてエジプトを脱出し、カナン
(パレスチナ)の地に導いた指導者が
モーセであり、詳細を記したのが
「出エジプト記・レビ記・民数記・
申命記(荒野の書)」である。モーセが
神から授かった律法遵守が主なテーマ
である。

 モーセの後継者「ヨシュア記」と、
BC1010年にダビデがイスラエル
王朝を建国するまでの指導者を記した
「士師記・ルツ記」がそれに続く。
ダビデ王の業績は「サムエル記上下」
に、ソロモン王から王国分裂、BC
734年のアッシリア捕囚、南王国
ユダの滅亡に至るまでの詳細は
「列王記上下」に記されている。
動乱の歴史書である。
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