今昔玉手箱2/聖書文明編
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シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第1章 オリエントの章(旧約聖書の世界)
 どうやらこの伝説は事実らしい。
大洪水神話は、聖書に限らず全世界に
500以上あり、太陽の劇的な変化や
極端な寒冷化を語り伝えている。
全地球的に火山爆発があり、噴煙が
太陽光を遮ったのも一因だろう。温暖
だったアラスカやシベリアが突然氷結し、
17種の脊椎動物が絶滅。大津波で
引き裂かれたマンモス・野牛・狼・虎・
ラクダ・サイ・ロバ・鹿・ライオン・
イタチ・石器(人間)の遺体が、アラスカ
の黒泥から一塊になって発見されている。

 4万年分の氷が2000年で溶け、
1万年前には海水面が100メートル
上昇。6000年前の縄文海進と
呼ばれる時期には、現在より4メートル
水位が高かった。伝説の文明は海中に
没し、記憶の彼方に消えていった。

 その大異変は、人類文明に壊滅的な
ダメージを与えた。人類史は2000~
3000年間、空白期がある。イスラエル
のナトゥーフ文化、ドナウ川沿岸の
ヴィンチャ文化、日本の縄文文化などが
細々と営まれ始めたのは、1万年前頃から
である。

 青森で発見された土器片は1万
6500年前のものであり、縄文時代
の始まりとされている。三内丸山遺跡は
7000年前頃であり、縄文人たちは
この大異変をしぶとく生き残り、ムー
文明の記憶を伝承している可能性すら
ある。彼らの骨のDNAは、インド
ネシアやマレーシアなどの南方系人種
の配列に近いものが多いのである。

 ナーカル文書の創世神話は、「宇宙は
はじめ霊そのものだった。あるのは静寂
と暗黒。その暗黒の底深くに、至上なる
霊にして偉大なる力そのもの、創造神
たる7頭の蛇が動いていた。その名は
ナラヤナ」と語っている。
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