今昔玉手箱2/聖書文明編
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シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第1章 オリエントの章(旧約聖書の世界)
 秦氏は、近畿一帯の他、関東地方
では、相模国(神奈川県)大秦野・
武蔵国(東京都・埼玉県)八王子・
飯能・秩父・下野国(栃木県)足利
などに土着していった。
 秦氏はまた、なぜか神社の建立に
力を入れた。松尾神社系、稲荷神社系、
平野神社系は秦氏直系である他、
白山神社系は秦支族の三神氏が、
賀茂神社系は秦支族の賀茂氏、八幡宮
系は秦支族の辛島氏が創建している。
八幡は「やはた」とも読むが、これは
「多くの秦氏がいる」という意味で
ある。さらに金毘羅宮系の神社は
「旗宮(はたのみや)」と呼ばれていた。
旗は秦に通じている。つまり、日本の
主要な神社の創建には、すべて秦氏
一族が関わっていると言ってもよい
のである。

 日本にとって秦氏が重要なのは、
その支族の中に「中臣(なかとみ)氏」
がいる事による。645(大化元)年の
大化の改新クーデターを成功させ、
内臣(うちつおみ)として国政改革に
あたった中臣鎌足は、藤原の姓を賜り
藤原氏の大祖となった。藤原氏は、
天皇家と密接な姻戚関係を結び、表は
天皇家、裏は藤原家という歴史を
つくっていくのである。

 藤原一族は、一条・二条・三条・
四条・九条・徳大寺・西園寺・近衛・
中山・芝山・高倉・松園・青山・
足利などの公家。宇都宮・菊地・
上杉・伊達・織田・林・山内・桂・
石原・岡本などの武家。佐藤・伊藤・
近藤・齋藤・工藤・須藤・後藤・
加藤や、藤田・池田・山田・竹田・
千田・赤塚などの32藤152家の
支流をつくってゆく。

 日本人が「シルクロード」という
言葉から感じる、親しみとロマンと
望郷にも似た思いは、ユーラシア大陸
を西から東へと旅してきた、遠い記憶
への郷愁なのかもしれない。

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